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ドライバーの疲労特性評価と車載表示機器の設計

ドライバーの疲労特性評価と車載表示機器の設計

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、自動車の運転中にドライバの状態をセンシングして、事故防止へ活用する方法について詳解いたします。

開催日

  • 2016年9月23日(金) 10時00分17時00分

プログラム

第1部 生体反応、体動からみるドライバの疲労・漫然特性評価

(2016年9月23日 10:00〜12:00)

 ここでは、自動車運転時における官能評価、生体反応や体動から、ドライバの疲労特性を見出し、ドライバの疲労特性を定量的に評価する方法について説明する。
 また、疲労により、漫然とした状態で運転するおそれがある。その検出方法と評価について述べる。

  1. 緒論
  2. 生体反応、ドライバの疲労特性評価実験
    1. 測定項目
      1. 主観量
      2. 生理指標
      3. 姿勢
      4. ビデオ録画
    2. 実験条件
  3. 実験結果
    1. 主観評価
    2. 生理指標
    3. 体動の指標
  4. 疲労特性予測モデル
  5. 漫然運転状態の検出および評価
  6. 結論
    • 質疑応答

第2部 車載表示機器の視認負荷とドライバー運転行動の関係

(2016年9月23日 13:00〜14:30)

  1. 視覚情報提示実験
    1. 実験装置
    2. 提示情報
    3. 被験者
    4. 情報提示方法
    5. 実験手順
  2. 実験結果
    1. 視線移動に関する特徴量の定義
    2. ディスプレイ視認回数の比較
    3. ディスプレイ視認時間の比較
    4. 前方視認時間の比較
    5. 総視認時間の比較
    6. 交差点における停止行動
  3. 総合評価
    • 質疑応答

第3部 使いやすい表示-操作系の設計のための人間工学

(2016年9月23日 15:00〜17:00)

 本講演では、使いやすい表示-操作系の設計のための条件について、人間工学の観点から、易しく解説する。短期記憶への負担、Hickの法則、マッピング、位置のコンパチビリティ、動きのコンパチビリティ、近接性のコンパチビリティなどの設計原則を述べる。
 設計原則の具体例として、位置のコンパチビリティ原則に従った自動車用表示-操作系の設計について、実際の実験データを交えて、その理解を深める。

  1. 使いやすい表示-操作系の条件
  2. 短期記憶への負担
  3. Hickの法則
  4. マッピング
  5. 位置のコンパチビリティ
  6. 動きのコンパチビリティ
  7. 近接性のコンパチビリティ
  8. 位置のコンパチビリティの原則に従った自動車用表示-操作系の設計
    1. 実験方法
    2. 実験結果の解析
    3. 実験結果の解釈・考察
    4. まとめ
    • 質疑応答

講師

  • 高田 一
    横浜国立大学 工学研究院
    教授
  • 小坂 洋明
    独立行政法人 国立高等専門学校機構 奈良工業高等専門学校 電気工学科
    主任
  • 村田 厚生
    岡山大学 大学院 自然科学研究科 知能機械システム学講座
    教授

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

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お問い合わせ

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受講料

1名様
: 60,000円 (税別) / 64,800円 (税込)
複数名
: 55,000円 (税別) / 59,400円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
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    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 165,000円(税別) / 178,200円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
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