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フッ素系コーティング剤の基礎と応用

フッ素系コーティング剤の基礎と応用

~フルオロアクリレート系ポリマーを中心に~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、フルオロアクリレート系ポリマーの基礎 (分子運動性、表面再編成、動的撥液性など) を解説し、各種用途 (特に、電子デバイス用途、超撥液コーティング) について詳解いたします。

開催日

  • 2016年8月26日(金) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • 撥水撥油剤の開発に携わる技術者
  • 長鎖フルオロアルキル基含有化合物の環境規制 (PFOS・PFOA問題) に由来する自社開発品の撥液不良に悩まされている方
  • フッ素材料の新用途を探索されている方

プログラム

 フルオロアクリレート系ポリマーは1950年代から繊維用途の撥水撥油剤として使用されてきたが、分子設計の多様性を生かして、近年、様々な用途に展開されている。本講演では、フルオロアクリレート系ポリマーの基礎 (分子運動性、表面再編成、動的撥液性など) を抑えた上で、各種用途 (特に、電子デバイス用途、超撥液コーティング) について解説する。
 実用用途では、空気中で静置した液滴の接触角 (=静的な表面特性) だけではなく、水中での接触角、空気中での液滴の動き易さ (転落角、転落速度) (=動的な表面特性) が重要になります。本講座では、両者を統一的に理解するために、分子設計-表面特性-実用性能の関係について解説する。

  1. 撥水撥油性、フッ素系コーティング剤の基礎知識
    1. 表面自由エネルギーの基礎
    2. フッ素系コーティング剤の種類と特性
    3. フッ素系コーティング剤に用いられる溶剤
  2. フルオロアクリレート系ポリマーの静的・動的表面特性の基礎
    1. ポリマー分子設計
      • 主モノマー・コモノマーの選択
      • 相構造の制御
    2. 撥液性評価方法
      • 転落角
      • 転落速度
      • 水中接触角
    3. 構造解析
      • 表面元素分析
      • 結晶性
  3. 防水・防湿コーティング剤
    1. 電子デバイスの防水・防蝕性に最適なコーティング剤の設計とは?
    2. スマートフォン、タブレットへの応用
  4. インクジェットプロセス用撥液剤
    1. これが次世代有機ELディスプレイのコストダウンの決め手!撥液性と現像性の両立、量産適合性
  5. 超撥液コーティング
    • 物理的表面改質による撥液性向上の基礎、超撥液性と耐久性の両立
  6. 環境規制
    1. PFOS・PFOA問題の動向
    2. 対策例
    • 質疑応答

講師

  • 森田 正道
    MMリサーチ
    代表 / 技術コンサルタント

会場

東宝土地 株式会社 高橋ビルヂング
東京都 千代田区 神田神保町3-2
東宝土地 株式会社 高橋ビルヂングの地図

主催

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お問い合わせ

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(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 43,200円 (税込)
複数名
: 30,000円 (税別) / 32,400円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引

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  • Eメール案内を希望する方
    2名様まで 37,963円(税別) / 41,000円(税込) で受講いただけます。
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    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 70,000円(税別) / 75,600円(税込)
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