技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ガラス高強度化のための科学と技術

ガラス高強度化のための科学と技術

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、ガラスの破壊の原理を科学的に説明し、高強度化の技術について概説いたします。

開催日

  • 2016年6月27日(月) 12時30分 16時30分

受講対象者

  • ガラスの薄膜化・軽量化・強化等に関心のある技術者
    • 建築
    • 自動車
    • ディスプレイ
    • 光学
    • エレクトロニクス など

修得知識

  • ガラスの基礎
  • ガラスの機械物性・破壊の基礎
  • ガラスの強化の手法

プログラム

 ガラスは建築、自動車、ディスプレイ、あるいはフォトニクスやエレクトロニクスなどの分野で必要不可欠な基盤材料である。これらの分野では、資源・エネルギーおよび炭酸ガス排出の削減、或いは軽量化のために、薄型ガラスが望まれている。しかし、薄いガラスは割れ易いという欠点があり、ガラスの高強度化が強く求められている。本講では、ガラスの破壊の原理を科学的に説明し、高強度化の技術について概説する。

  1. ガラスの応用
    1. 実用ガラスの種類と応用
    2. ガラスの構造
  2. 弾性的性質と非弾性的性質
    1. 弾性率
    2. 応力と変形
    3. 組成・構造と弾性・非弾性
  3. ガラスの破壊
    1. 理論強度と実用強度
    2. 疲労と信頼性
  4. ガラスの強化
    1. 物理強化
    2. 化学強化
    3. 各種強化法の原理
  5. ガラスの脆さ
    1. クラックの生成と成長
    2. 硬度
    3. 破壊靭性
    4. 脆さと組成・構造
  6. フラクトグラフィ
    1. 破断面観察
    2. クラックの伝播速度と方向
    3. 割れ・破壊の事例
  7. ガラスの破壊に関する計算機科学
    1. 分子動力学
    2. 破壊のシミュレーション
  8. まとめ:ガラスの高強度化の設計指針

会場

江東区産業会館

第2会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/22 プラスチック強度設計の基礎知識 オンライン
2024/4/24 高分子材料の粘弾性の基礎と応力/ひずみの発生メカニズムとその制御・評価技術 オンライン
2024/4/25 破壊工学の基礎と高分子材料での実践 オンライン
2024/5/10 ガラスの基礎と応用 オンライン
2024/5/10 高分子材料の粘弾性の基礎と応力/ひずみの発生メカニズムとその制御・評価技術 オンライン
2024/5/17 残留応力の基礎と測定・評価の要点 オンライン
2024/5/22 衝撃工学の基礎とJIS規格に対応した衝撃変形試験および衝撃設計への応用 東京都 会場・オンライン
2024/5/22 金属材料の損傷防止・防食技術、トラブル対策の必須知識 オンライン
2024/5/28 絶縁破壊・劣化の基礎、測定・劣化診断と高分子絶縁材料の高機能化 オンライン
2024/5/30 高分子材料の構造・物性とラマン・赤外分光法による評価 オンライン
2024/5/31 ガラスの機械特性と化学強化 オンライン
2024/6/4 金属材料の損傷防止・防食技術、トラブル対策の必須知識 オンライン
2024/6/14 高分子の粘弾性挙動と時間-温度換算則の活用事例 オンライン
2024/6/25 界面・表面、応力影響、剥離・破壊の基本知識と密着性の改善技術と評価方法 東京都 会場・オンライン
2024/6/25 高分子の粘弾性挙動と時間-温度換算則の活用事例 オンライン
2024/6/26 構造用接着接合技術の基礎および強度試験方法と耐久性の評価方法 オンライン
2024/6/27 粘弾性挙動によるプラスチック成形品の残留応力の発生と解放のメカニズム オンライン
2024/7/10 構造用接着接合技術の基礎および強度試験方法と耐久性の評価方法 オンライン
2024/8/27 衝撃現象・破壊の基礎と高速材料試験・構造要素強度評価方法 オンライン
2024/8/30 ゴム・プラスチック材料のトラブル解決 (2日間) 東京都 会場