技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

レオロジーの必須基礎知識と測定・解析技術 1日速習講座

レオロジーの必須基礎知識と測定・解析技術 1日速習講座

~レオメータによる粘弾性測定の実演あり~
東京都 開催 会場 開催 デモ付き

開催日

  • 2016年6月22日(水) 10時00分 17時15分

受講対象者

  • 粘弾性・レオロジーに関連する製品に携わる技術者
    • 高分子
    • 食品
    • 化粧品
    • 塗料 など
  • 粘度測定や粘弾性測定で課題を抱えている担当者
  • レオロジーの初心者

プログラム

第1部. 「レオロジーの必須基礎知識と測定で得られたデータの取り扱い方」

(2016年6月22日 10:00~15:00)

「レオロジー=複雑」と言われていますが、ポイントさえ掴めれば誰でも理解できます。そのポイントを、レオロジー初心者の方でも分かりやすく・やさしく・おもしろく説明します。レオメーターによる評価では、その測定方法よりもデータの読み方や必要なデータを得るためのパラメーターの設定が難しいという方が多いと思います。そこで、レオロジーの基礎的な部分から種々の測定方法による材料評価 (データの取り扱い方) まで幅広くご紹介いたします。なお、今回の講演では、ほとんど数式は出てきません (ただし、重要な式は紹介します) 。レオロジーを勉強する第一歩として講演を聴いて頂ければと思います。

  1. レオロジーの概念
    1. レオロジーで何がわかるのか?
    2. レオロジー挙動を利用した商品
  2. レオロジーの共通語
    1. フックの法則 / ニュートンの法則
    2. 粘弾性測定
    3. 貯蔵弾性率と損失弾性率
  3. ずり速度と粘度の関係
    1. 粘度計とレオメーターの違い
    2. チクソトロピー / レオペクシー / ダイラタンシー
    3. アロンアルフアの粘度調製
  4. 粘着性能と粘弾性挙動
    1. 粘弾性を用いた塗布性の評価
  5. 種々の粘弾性測定
    1. 歪み分散測定
    2. 温度分散測定
    3. 周波数分散測定
    4. 定常流動粘度
    5. ずり速度
    6. 応力緩和測定
  6. 測定後の解析 (得られたデータの取り扱い方)
    1. 時間 – 温度換算則
    2. スライムの緩和時間を求める
    3. ゴム状平坦部から絡み合い点間分子量を求める
    4. 高分子鎖一本に何個の絡み合いがあるか
    5. ゲル化臨界点
  7. その他
    1. 非線形粘弾性
    • 質疑応答・名刺交換

第2部. 「粘弾性測定の基礎と実演」 ~デモ付き~

(2016年6月22日 15:15~17:15)

  1. 粘弾性体って?
  2. 粘度計と粘弾性測定装置の違い?
  3. 粘弾性測定の基礎
  4. 粘弾性測定装置の概要
  5. 回転測定と振動測定、その応用例
  6. 回転測定及び振動測定の実演
    • 様々なサンプルを使用した測定実演
    • ハンドクリームや食品サンプルなど

会場

株式会社アントンパール・ジャパン
東京都 品川区 北品川1-20-9 FORECAST品川
株式会社アントンパール・ジャパンの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/7/4 架橋剤を使うための総合知識 オンライン
2024/7/5 製品設計に役立つゴム材料の勘所と最適設計手法 東京都 会場・オンライン
2024/7/5 サーキュラーエコノミーが目指す持続可能な社会におけるプラスチックの使い方 オンライン
2024/7/9 固体高分子材料の動的粘弾性測定 オンライン
2024/7/10 タイ分子の基礎と応用 オンライン
2024/7/10 ポリウレタンの基礎とアミン触媒の構造および開発動向 オンライン
2024/7/11 ポリイミド入門講座 オンライン
2024/7/11 高分子材料における添加剤の基礎知識と分析技術 オンライン
2024/7/12 エポキシ樹脂と硬化剤の種類と特徴、硬化物の構造と特性、変性・配合改質およびエレクトロニクス用途の技術動向 オンライン
2024/7/12 高屈折率材料の分子設計、合成手法と屈折率の測定方法 オンライン
2024/7/12 ウェットコーティングの基礎と単層、多層塗布方式の解説、塗布トラブル対策 オンライン
2024/7/17 高分子の分子量・分子量分布の測定・評価方法と分子情報の抽出 オンライン
2024/7/18 プラスチックの難燃化メカニズムと難燃剤選定・配合のコツ オンライン
2024/7/23 プラスチックの加飾技術と最新動向 オンライン
2024/7/23 プラスチック廃棄物が抱える問題と高分子複合材料メカニカルリサイクル技術 オンライン
2024/7/24 高分子の劣化・変色メカニズム、寿命評価及びトラブル解析事例 東京都 会場・オンライン
2024/7/24 高屈折率材料の分子設計、合成手法と屈折率の測定方法 オンライン
2024/7/24 タイ分子の基礎と応用 オンライン
2024/7/25 基礎から理解するポリイミドの高性能化・機能化設計 オンライン
2024/7/29 エポキシ樹脂と硬化剤の種類と特徴、硬化物の構造と特性、変性・配合改質およびエレクトロニクス用途の技術動向 オンライン