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水系・非水系における微粒子の分散制御とその勘どころ

水系・非水系における微粒子の分散制御とその勘どころ

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、水系と有機溶媒などの非水系において、微粒子を分散させるためのポイントを基礎から解説いたします。

開催日

  • 2016年4月28日(木) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 水系・非水系における微粒子を扱う技術者
    • 界面化学
    • 化粧品
    • 食品
    • 印刷 (インク・塗料・トナー)
    • 薬品 など
  • 微粒子分散・微粒子凝縮に関連する技術者、研究者
  • 分散・凝集について基礎から学びたい方
  • 粒子濃度が高い系で分散・凝集について課題がある方

修得知識

  • 微粒子分散・微粒子凝縮の基礎
  • 分散性の評価
  • 非水系での分散の研究事例
  • 溶解パラメータによる分散評価

プログラム

 水系での微粒子の分散について、いかにして微粒子をうまく分散させるかをDLVO理論やゼータ電位を通して解説する。何故、非水系では分散させにくいのかについて水系と対比させて考えてみる。立体障害効果の重要性について解説する。分散性をいかにして評価するかという評価の方法は、分散を考えて行く上で重要である。
 研究事例を交えながら、これらの問題について解決策を述べる。溶解パラメータというものとその適用例について触れる。この機会に微粒子の分散について学ぶことによって、微粒子分散のちょっと得意な技術者になれるでしょう。

  1. 水系での微粒子の分散-DLVO理論 –
    1. 微粒子の分散・凝集の要因
    2. 微粒子分散の重要性
    3. ゼータ電位の意味するもの
  2. 界面活性剤の吸着による微粒子の分散
  3. 親水性高分子物質の吸着による微粒子の分散
  4. 水系での分散の研究事例
    1. マグネタイトの分散
    2. アルミナの分散
  5. 分散性の評価
    1. 粒度分布の表し方
    2. 流体のレオロジー
    3. 分散性をいかにして評価するのか?
  6. 非水系での微粒子の分散 – 立体障害効果 –
    1. 微粒子の分散・凝集の要因
    2. 非水系では微粒子の分散は何故むつかしいのか
    3. 立体障害効果
  7. 非水系での分散の研究事例
    1. γ-ヘマタイトの分散
    2. チタン酸バリウムの分散
  8. 溶解パラメータによる分散評価
    • 質疑応答・名刺交換

講師

会場

連合会館

2F 205会議室

東京都 千代田区 神田駿河台三丁目2-11
連合会館の地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

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