技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
臨床データやラボデータの改ざん、手入力や取扱不良によるデータの間違いや欠落、システムトラブルによるデータ喪失、そして不十分なCSVやERESなど、善意・悪意も含めて、さまざまな理由により「データインテグリティ」 (データの完全性、DI) への信頼が揺らいでいる。
このため、近年の傾向としてFDAやEU (PIC/S) 等規制当局による製薬企業や医療機器企業の査察において、データインテグリティに関する指摘が急増している。しかし、DIに対する理解を深め、その具体的な取り組み方法を示す基準的ガイダンスがほとんどありません。
2014年10月にイギリス医薬品・医療製品規制庁 (MHRA) が発表した「GMP査察における指摘事項 (要件不備) のレポート」 (2013年版) ではDIに関する指摘事項が“近年群発している”と報告され、今後の最重点査察事項とすることを宣言している。このため、MHRAでは2015年3月に「GMP Data Integrityの定義と業界のためのガイダンス」を発行し、DIは医薬品品質システムの基本であり、医薬品が要求品質を満たすことを保証する最も重要な取組みであるとしている。
本講演では、MHRAのDIガイダンスやFDAの臨床システム向けのガイダンスの解説を行い、また、FDAの警告文書の事例を紹介することでDIの理解を深めるとともに、その対策方法を探ってみた。更にはFDA査察のポイントやDIの観点から見たCSVやERESの取組みを解説する。
データインテグリティに関する最新情報と規制当局の指摘事項を参考にしながら、その対応方法を考える良い機会になります。
発行年月 | |
---|---|
2011/7/1 | コンピュータバリデーション実施の手引き |
2011/6/29 | 3極申請対応をふまえた不純物の規格設定と不純物プロファイル管理 |
2011/5/26 | 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション (中級編) |
2011/5/25 | 超入門 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション |
2011/4/20 | 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座 |
2011/1/28 | 3極GMP/局方における無菌性保証と査察対応 |
2011/1/25 | 供給者監査実施のノウハウと注意点 |
2010/12/1 | 「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応準備の手引き |
2010/11/29 | FDA Part11査察再開と欧州ANNEX11要求対応 |
2010/11/25 | EDC適合性調査と医療機関事前対応 |
2010/8/20 | 3極GMP査察対応シリーズ |
2010/5/27 | CMCレギュレーションとドラッグマスターファイル(DMF)作成入門 |
2010/4/20 | 高血圧対応製品の研究開発動向と市場分析 |
2009/8/20 | コンピュータバリデーション |
2009/6/5 | 非GLP/GLP試験・医薬品製造の国内・海外委託と適合性調査対応 |
2009/2/23 | 社内監査の手引き |
2009/2/10 | 臨床試験におけるEDCに関する信頼性調査への対応実践講座 |
2008/10/23 | 実践ベンダーオーディット実施の手引き |
2007/3/16 | 臨床開発におけるER/ESの活用とコンピュータシステムバリデーション実践書 |