技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

スラリーの分散・凝集と評価

スラリーの分散・凝集と評価

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2016年2月22日(月) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 微粒子・粉体に関連する技術者
    • 医薬品
    • 食品
    • 化粧品
    • セラミックス
    • トナー
    • 肥料
    • 化学原料
    • 電子材料
    • 金属材料
    • 電池材料
    • 粉末治金 など
  • 微粒子・粉体を扱う入門者、初心者、これから粉体を扱う方

プログラム

 液中での粒子分散・凝集状態を評価する手法を、実際の測定例も交えながら、解説します。特に評価が難しい濃厚系 (高粒子濃度) のスラリーや多成分の粒子からなるスラリーについて、粒子集合状態をいかに評価し、実プロセスに応用していくかを解説します。さらに、粒子集合状態を制御する方法についていくつかの例を紹介します。

  1. イントロダクション
  2. 粒子の分散・凝集を支配する要因
    1. DLVO理論
    2. 非DLVO力
    3. スラリー評価の必要性
  3. 粒子の分散・凝集評価方法
    1. 重力沈降・遠心沈降法
    2. 沈降静水圧法
    3. 浸透圧測定法 – ナノ粒子スラリーの評価法 –
    4. 直接観察法
  4. 流動性評価と分散・凝集
    1. 流動曲線
    2. 粒子分散・凝集状態との相関
    3. 流動性から分散・凝集状態を予測する上での注意点
  5. 粒子集合状態の制御方法
    1. スラリーのpH,イオン濃度による制御
    2. 高分子電解質による制御
      1. 高分子電解質の吸着量測定法
      2. 高分子電解質の吸脱着挙動
      3. 高分子電解質の添加量と粒子集合状態の関係
    3. その他の制御方法 (電場を利用したケミカルフリー造粒)
  6. スラリー評価に基づくプロセス制御の実例
    1. 沈降法のスプレードライへの応用 – セラミックスプレス成形の最適化 –
    2. スラリー特性に及ぼす微量添加物の影響
    3. スラリー特性の経時変化
    4. 多成分スラリーの評価 – リチウムイオン電池正極材料スラリーを例に –
  7. まとめ

講師

  • 森 隆昌
    法政大学 生命科学部 環境応用科学科
    教授

会場

東宝土地 株式会社 高橋ビルヂング
東京都 千代田区 神田神保町3-2
東宝土地 株式会社 高橋ビルヂングの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,741円 (税別) / 54,800円 (税込)
複数名
: 40,741円 (税別) / 44,000円 (税込)

案内登録割引・複数名同時申込割引

S&T出版からの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。

  • STbook会員登録を希望する方
    2名様まで 48,148円(税別) / 52,000円(税込) で受講いただけます。
    追加1名あたり 38,148円(税別) / 41,200円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 48,148円(税別) / 52,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 48,148円(税別) / 52,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 86,296円(税別) / 93,200円(税込)
  • STbook会員登録を希望しない方
    2名様まで 50,741円(税別) / 54,800円(税込) で受講いただけます。
    追加1名あたり 40,741円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,741円(税別) / 54,800円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,741円(税別) / 54,800円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 91,482円(税別) / 98,800円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/1/6 チクソ性の基礎、制御、測定・評価と実用系への活用方法 オンライン
2025/1/7 高品質スラリー調製のための分散技術とその安定化、評価方法 オンライン
2025/1/10 撹拌装置の設計/スケールアップの基礎とトラブルシューティング オンライン
2025/1/15 スラリー中粒子の分散・凝集状態の制御に向けた評価技術 オンライン
2025/1/15 実例を踏まえたスプレードライ技術の基礎とスケールアップ手法 オンライン
2025/1/23 粉体・微粒子の表面処理と機能性ナノコーティング技術 会場・オンライン
2025/1/23 気体・ガスの吸着・脱着の基礎と効果的な活用法 オンライン
2025/1/24 トラブルのない上手な粉体装置・設備のエンジニアリング オンライン
2025/1/24 実例を踏まえたスプレードライ技術の基礎とスケールアップ手法 オンライン
2025/1/28 微粒子の分析技術、磁化率測定の基礎、粒子の開発・評価・品質管理への活用 オンライン
2025/1/28 粉体圧縮プロセスの数値解析 (DEM、FEM) の基礎から最新の研究事例・今後の展望 オンライン
2025/1/29 コナ (粉体) の固結メカニズムと評価・対策法 東京都 会場
2025/1/29 カーボン材料の分散制御技術と評価法 オンライン
2025/1/29 気体・ガスの吸着・脱着の基礎と効果的な活用法 オンライン
2025/1/30 高分子分散剤の種類、作用機構、取捨選択と効果的な活用方法 オンライン
2025/1/30 粉砕技術の種類、メカニズム、シミュレーションによる粒子径変化の予測、粉砕条件の最適化 東京都 会場・オンライン
2025/1/30 無機ナノ粒子の合成、表面処理・表面修飾と分散技術 オンライン
2025/1/31 分散剤の選択方法 & 配合技術の総合知識 オンライン
2025/2/3 粉体圧縮プロセスの数値解析 (DEM、FEM) の基礎から最新の研究事例・今後の展望 オンライン
2025/2/5 粉体・微粒子の表面処理と機能性ナノコーティング技術 オンライン