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エクセルギーの考え方と使い方

エクセルギーの考え方と使い方

~これでエクセルギーを理解 / エネルギーシステムの改善実例~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、エクセルギーの基礎から解説し、損失の見える化とその低減を体験していただきます。
さらに、今後エネルギーシステムの効率改善に必要な要素機器の開発課題を事例を交えて詳説いたします。

開催日

  • 2016年1月29日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • エクセルギーを研究・開発に活かしたい方
    • 流体、熱、エネルギーシステム
    • 自動車関連
    • 化学プラント、化学工学プロセス
  • 新規事業のシーズを模索する企画、戦略担当者

修得知識

  • エクセルギーの基本的、原理的知識
  • エクセルギーによる機器やシステムの解析事例・方法
  • エクセルギー解析に基づくプラントのIRR,NPV評価

プログラム

 省エネルギーはこれまで産業・運輸及び民生部門で積極的に図られてきましたが、東日本大震災による原子力発電所の停止に伴う電力不足から太陽光・太陽熱・地熱・風力などの自然エネルギーの活用とともにコージェネレーションの普及拡大が期待されています。このような中、エネルギーの質を電気あるいは動力と同一価値で評価できるエクセルギーが従来のエンタルピーによる熱力学第一法則では表わせない燃焼・伝熱・混合など、エントロピー増加に伴う損失の見える化の面で注目されています。
 本セミナーでは、数式をほとんど使うことなく、エクセルギーとは何かを理解していただくとともに、クラウドコンピューティングにより、エクセルギーデザイン (損失の見える化とその低減) を体験していただき、さらに今後エネルギーシステムの効率改善に必要な要素機器の開発課題をいくつかの事例で解説します。

  1. はじめに
    1. エネルギーの量は同じでも,質は違う
    2. 熱の概念だけでは、どういう問題が発生する?
    3. エクセルギーを使うとどんなメリットがある?
    4. エクセルギー解析が普及しない理由と普及に向けての取り組み
  2. エクセルギーの基本
    1. エクセルギーとは
    2. エクセルギーの起源と研究の歴史
    3. エクセルギーとの出会い
    4. 各種エクセルギーの計算手法
  3. エクセルギー損失と損失低減策
    1. エクセルギー損失
    2. 損失低減策
    3. バイナリー発電システムへのエクセルギーデザイン適用事例
  4. エクセルギー解析とその実施例
    1. 熱物性推算
    2. エクセルギー評価ソフトウエア
    3. ガスタービンコンバインドシステムのエクセルギー解析
    4. 燃料電池 (固体酸化物形) のエクセルギー解析
    5. 家庭におけるエネルギーシステムの省エネ評価
    6. コージェネレーション温水の利用向上検討
    • 質疑応答・名刺交換

講師

会場

連合会館

5F 502会議室

東京都 千代田区 神田駿河台三丁目2-11
連合会館の地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

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