プラスチックの構造や状態が添加剤の拡がりやすさにどう影響するのか
高分子への添加剤の均一混合・ブリード制御技術
~溶解度・拡散係数の活用~
東京都 開催
会場 開催
概要
本セミナーでは、高分子への添加剤の均一混合・ブリード制御技術について詳解いたします。
開催日
-
2015年8月24日(月) 12時30分
~
16時15分
プログラム
1. 添加剤の溶解度・拡散係数を応用したブリード制御
(2015年8月24日 12:30〜14:30)
- ブリードアウトの熱力学
- プラスチックの種類及び用途
- プラスチックの分子構造およびモルフォロジー
- プラスチックの分子構造
- プラスチックのモルフォロジー
- プラスチック添加剤の改良目的と添加剤の種類
- 添加剤の溶解度と拡散係数
- 添加剤の液体溶媒とプラスチックへの溶解度の違い
- 添加剤の前処理による影響
- 添加剤のプラスチックの違いによる影響
- 添加剤分子の大きさや長さの影響
- プラスチックの結晶度による影響
- 添加剤のブリードアウトの原因
- ブリードアウトの理論および測定法
- プラスチック中での添加剤の溶解性の理論
- フィックスの拡散法則
- プラスチックフィルムやシートで拡散係数を求める方法
- MassUptakeExperiments
- 添加剤添加フィルムの 無添加フィルムへの移行から求める
- 相溶化技術の応用
- ブリードアウト現象の制御
2. 高分子中添加剤の拡散・ブリード挙動の評価
(2015年8月24日 14:45〜16:15)
- 添加剤のブリード現象
- ブリードアウトの理論
- ブリードモデルとスリップ剤のブリード挙動解析
- 拡散モデル
- 拡散モデルを用いた スリップ剤の溶解度と拡散係数の解析
- 2段階移行モデル
- 2段階移行モデルを用いた スリップ剤の溶解度と拡散係数の解析
- ブリード挙動の温度依存性
- フィルム中光安定剤のブリード挙動解析
- 2段階移行モデルによる解析
- 分子動力学 (MD) 法を用いた溶解度、拡散係数の予測
- ラミネートフィルム中のスリップ剤のブリード挙動
- FT-IR、XPSを用いたフィルムの表面分析
- 接着剤との相互作用
- スリップ剤のブリード挙動に関する計算化学的アプローチ
- スリップ剤の構造とブリード挙動
- スリップ剤の分子会合性の推定
講師
黒田 真一 氏
群馬大学
大学院 理工学府
専攻長 / 教授
若林 淳 氏
出光興産 株式会社
先進技術研究所
主任研究員
主催
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お問い合わせ
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)
受講料
1名様
:
50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)
複数名
:
45,000円 (税別) / 48,600円 (税込)
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、
1名あたり 45,000円(税別) / 48,600円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 54,000円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 97,200円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 145,800円(税込)
- 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 他の割引は併用できません。