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カーボンナノチューブの大規模産業化に向けたカウントダウン

カーボンナノチューブの大規模産業化に向けたカウントダウン

~CNTの歴史・応用・量産技術と、CNT産業定着への戦略~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、CNTの技術的な内容に加え、エレクトロニクス産業のように、大量普及時代で市場撤退に追い込まれることなく、日本に根づく産業にするために何をすべきかについて詳解いたします。

開催日

  • 2015年6月22日(月) 10時30分 15時00分

プログラム

 日本はカーボンナノチューブの研究では先鞭をつけてきた。CNTを利用した大きな産業を形成する基盤技術が整い、今後大きな産業を形成する段階になっている。

  1. カーボンナノチューブの製法歴史
    • 1991年の飯島先生の発見より、10数年前から既に日本ではCNTの研究がスタートしており、CVD法がほぼ確立されていた。現在までのカーボンナノチューブの歴史について紹介する。
    • キーワード: CVD法 , アーク放電法 , スーパーグロース法
  2. 単層カーボンナノチューブの性質と応用及びその量産技術
    • カーボンナノチューブスーパーキャパシタの開発 (NEDOプロジェクト) やカーボンナノチューブの技術研究組合 (TASC) の成果を中心に、カーボンナノチューブの性質や用途展開の可能性を述べる。
      1. スーパーグロース法による単層CNT法の特長
      2. カーボンナノチューブキャパシタプロジェクト (NEDOプロジェクト) の成果
      3. 単層カーボンナノチューブの技術研究組合の成果
      4. 単層カーボンナノチューブの実証プラントによる生産と市場開拓
      5. キーワード : 単層CNT , SGCNT , 低コスト , 量産技術 , 複合材料技術 , ゴム , ポリマー , 分散 , 評価技術
        SGCNT/ポリマー複合材料 , SGCNT/金属複合材料 , SGCNT/Cu複合材電極 , 導電性 , 熱伝導率, 高導電ゴム , 導電性樹脂 , 高性能キャパシタ
  3. カーボンナノチューブの安全性について
    • カーボンナノチューブの安全性についての最新情報を述べる。
  4. カーボンナノチューブの今後のイノベーション
    • カーボンナノチューブを日本の大きな産業にするために、エレクトロニクス産業の轍を踏まない事が重要であり、その分析と今後の戦略について述べる。
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 荒川 公平
    日本ゼオン株式会社
    会長付 特別経営技監

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第4講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

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お問い合わせ

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(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 20,000円(税別) / 21,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

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