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病院・介護施設における人事評価/賃金制度構築とその運用

病院・介護施設における人事評価/賃金制度構築とその運用

東京都 開催 会場 開催

病院・介護施設における人事評価/賃金制度構築とその運用のセミナーを2テーマセットにした特別コース!

概要

本セミナーは病院・介護施設における人事評価/賃金制度構築とその運用のセミナーを2テーマセットにしたコースです。
セット受講で特別割引にてご受講いただけます。
通常受講料 : 64,800円 → 割引受講料 54,000円

開催日

  • 2015年5月29日(金) 13時00分 17時00分
  • 2015年5月30日(土) 13時00分 17時00分

プログラム

病院・介護施設における人事評価制度構築とその運用

(2015年5月29日 13:00~17:00)

病院やクリニック、介護施設等、医療や福祉の世界に入って来られる人たちは、人の役に立ちたいという「内発的抱負」を持った素晴らしい人たちで一杯のはずです。それにも関わらず、潜在看護職員は71万人とも言われ、医療法人や社会福祉法人の本部の会議では、職員が上昇志向がないなどという話が出ると、本当に残念でなりません。
医療や福祉の施設は、優れた人材が就職される組織だからこそ、なおさら、企業などよりも人材を育成する組織力を持ち、人材のやる気を引き出す管理職で満ち溢れていなければならないのではないでしょうか。
そこで、職員のやる気というものに目を向けながら、人事評価制度の具体的な構築方法について解説するとともに、導入後の運用として、部署の目標設定の方法や、個人の目標設定、目標管理における職能面接の方法、考課者訓練等の研修についても説明します。今回は、職員のやる気を引き出すために管理職の取るべき行動など、運用面についても、時間の許すかぎり説明したいと思います。人事制度構築の立場の方だけでなく、部下を持つ管理職のみなさんにお聴きいただけると幸いです。

  1. 内発的動機づけと外発的動機づけ
    1. 人間の本質は何か。
    2. 内発的動機づけと外発的動機づけ
    3. 部下のやる気を高める上司の行動
  2. 等級基準と昇格・昇進基準
    1. 病院・介護施設に適した等級基準
      (ハイブリッド等級制度:職能資格制度+役割等級制度)
    2. 昇格・昇進基準の明確化
    3. 病院における複線型昇進制度の意義
    4. 能力育成としてのクリニカルラダー
  3. 人事評価のあるべき姿
    1. 人事評価の方法Ⅰ (人材育成としての能力評価)
    2. 人事評価の方法Ⅱ (シンプルな評価としてのプロセス評価)
    3. 人事評価表の作成 (評価短文作成の留意点と事例)
    4. 目標管理と人材育成・組織の活性化
    5. 目標面接・中間面接・育成面接等職能面接のポイント
    6. 部下育成のポイント、評価要素別部下育成のポイント
    7. 人事評価制度運用のためのマニュアルの作成
    8. 管理職研修としての評価者訓練、目標管理研修
  4. 質疑応答

参加者特典

ご参加いただいた皆様へ、下記3点のデータ (ワード、エクセル) をプレゼントいたします。修正をしてご活用ください。

  1. 資格等級フレーム、昇格・昇進基準、人事評価表等のサンプル
  2. 人事評価マニュアルの雛形
  3. 評価者演習の事例スライド (ナレーション入り) と評価者演習に必要なツール一式

病院・介護施設における賃金制度構築とその運用

(2015年5月30日 13:00~17:00)

大企業から始まったベースアップの波は、中小企業まで波及しそうな勢いですが、医療や福祉の世界では、追随できない厳しい状況にあるでしょう。ただし、実際、昨年の賃上はどうだったのかを確認すると、全国病院経営管理学会の「2014年病院給与勤務条件実態調査」によると、病院の賃上額は6,003円、率にして1.92%でしたから、大企業 (7,370円) には劣るものの、中小企業 (4,416円) よりはよいというように、頑張っているとも言えます。
このように、病院の経営者も頑張っているのですが、透明性があり公正な賃金制度が整っていないために、この努力が職員に感じてもらえないことが残念です。大企業に近い賃上げをし、職員数も大企業と肩を並べる病院や介護施設において、賃金制度の整備は喫緊の課題と言えましょう。
そこで、今回は、賃金制度の具体的な構築方法について解説するとともに、導入後の運用についても説明します。また、医師の処遇については、医師の確保の面で、最重要課題とも言えます。医師の年俸制と評価についても解説致します。

  1. 賃金制度のあるべき姿
    1. 人材マネジメントと外発的動機づけ
    2. 等級制度と賃金制度
    3. 賃金水準における課題
    4. 現状の賃金水準の分析と新たな賃金水準の設定
    5. 誰にでもできる等級制度の賃金表の作り方
      (サラリースケールと賃金表)
    6. 賃金移行の具体的方法と注意すべきこと
      (実際の移行シミュレーションシートを使い解説)
    7. 賃金移行後3年間の運用
      (移行後3年間であるべき形に持っていく)
    8. 諸手当の検討
    9. 賞与支給方法の検討
      (人件費のコントロール、組織全体の目標管理の重要性)
    10. 管理職の賃金制度 (年俸制、職責評価と役割評価)
    11. 退職金制度の見直し (ポイント制退職金制度の導入)
    12. 高齢者の処遇とこれからの人材戦略 (高齢者の活用と人件費の抑制)
  2. 医師の賃金制度のあるべき姿
    1. 医師の等級制度構築のポイント
    2. 医師の賃金水準と賃金表のあるべき姿
    3. 医師の年俸制導入のポイント
    4. 医師の確保を考えた昇給の仕組み
    5. 魅力ある賃金制度と明確な説明
    6. 医師の処遇に反映させる人事評価制度
    7. 診療科別目標管理とマネジメント
  3. 医師の人事制度の事例
    1. 医師の確保が比較的容易な病院の事例
    2. 医師の確保が難しい病院の事例
  4. 質疑応答

参加者特典

ご参加いただいた皆様へ、下記3点のデータ (ワード、エクセル) をプレゼントいたします。修正をしてご活用ください。

  1. 賃金表作成&移行シミュレーション自動計算シート
  2. 医師資格等級フレーム、医師昇格・昇進基準、医師人事評価表等のサンプル
  3. 医業収益目標展開シート

講師

会場

SSK セミナールーム
東京都 港区 西新橋2-6-2 ザイマックス西新橋ビル 4F
SSK セミナールームの地図

主催

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お問い合わせ

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受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)

割引特典について

  • 割引受講料
    • 2講座同時受講 54,000円(税込)
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