技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

バイオ医薬品/後続品 同等性・同質性担保コース

バイオ医薬品/後続品 同等性・同質性担保コース

東京都 開催 会場 開催

バイオ医薬品の特性解析と規格及び試験方法並びに製法変更時の同等性/同質性担保とバイオ後続品開発におけるCMC戦略、規制ガイドラインおよび同等性・同質性確保に必要な特性解析データのセミナーをセットにした特別コース

概要

本コースは、バイオ医薬品の特性解析と規格及び試験方法並びに製法変更時の同等性/同質性担保とバイオ後続品開発におけるCMC戦略、規制ガイドラインおよび同等性・同質性確保に必要な特性解析データのセミナーをセットにした特別コースです。
2テーマ 通常受講料 : 87,210円(税込) → 2コース申込 割引受講料 64,800円(税込)

開催日

  • 2015年3月30日(月) 10時30分 16時30分
  • 2015年3月31日(火) 13時00分 16時30分

修得知識

  • 特性解析とプロセスコントロール
  • 不純物:目的物質由来不純物と製造工程由来不純物及び混入汚染物質
  • 妥当性の根拠の提示方法 (ロット分析と分析法バリデーションの結果の取り扱い)
  • 製法変更と評価手順 (CTDの記載内容、変更の重大性)
  • 提携先やCMOの選択基準
  • 原薬・製剤の品質管理
  • 同等性・同質性確保
  • ガイドラインにおける留意点

プログラム

2015年3月30日 「バイオ医薬品の特性解析と規格及び試験方法並びに製法変更時の同等性/同質性担保」

 ICH-Q6B (生物薬品の規格及び試験方法の設定) 、ICH-Q11 (原薬の開発と製造) 、ICH-Q8 (製剤開発) をベースにバイオ医薬品の品質管理の方法 (規格設定の考え方と根拠の提示方法) について解説する。特に、製法変更における同等性/同質性を評価するのに必要となる特性解析の方法/解析のポイント並びに変更管理の重要性を当局の視点を交えて解説する。

  1. 特性解析とプロセスコントロール
    • 物理的化学的性質
    • 生物活性/免疫学的性質
    • 不純物:目的物質由来不純物と製造工程由来不純物及び混入汚染物質
    • 重要品質特性 (CQA) と重要工程パラメータ (CPP)
    • 標準物質
  2. 規格設定の要件
    • 報告義務の理解と規格設定方法
    • 妥当性の根拠の提示方法 (ロット分析と分析法バリデーションの結果の取り扱い)
    • 開発期間中の規格設定
  3. 製法変更における同等性/同質性の評価
    • バイオシミラー/後発医薬品の当局審査のポイント
    • 製法変更と評価手順 (CTDの記載内容、変更の重大性)
    • GMPでの変更管理
    • 当局査察のアプローチと重大指摘
    • リスク管理の重要性
    • 質疑応答・名刺交換

2015年3月31日「バイオ後続品開発におけるCMC戦略、規制ガイドラインおよび同等性・同質性確保に必要な特性解析データ」

 本講演ではバイオ後続品 (特に抗体医薬品) の開発を企画している企業を対象にCMCの観点から、提携先企業やCMOを選択する基準、原薬や製剤の品質管理、同等性/同質性の確保、ガイドラインにおける留意点等について概説する。

  1. バイオ後続品における同等性/同質性
  2. バイオ後続品開発のCMC戦略
    • CMOや提携企業先を選択する際の留意点
    • 国内・海外のCMO
    • 原薬製造プロセスの開発 (前臨床、臨床から市販へ)
  3. バイオ後続品の製造と品質管理 (抗体医薬品を例として)
    • ICHガイドラインとCTD Module3 (Quality)
    • 抗体医薬品の品質評価のためのガイダンス (厚生労働省)
    • gaidorainn
  4. モノクローナル抗体生産のための遺伝子発現構成体の構築
    • 細胞基材の樹立
    • 培養及び精製
    • ウイルス安全性
    • プロセス・コントロール
    • 製法変更
    • 特性解析
    • 規格及び試験方法
    • 標準物質
    • 製剤開発
    • 安定性と輸送 (特に液体製剤品)
  5. 同等性/同質性の確保に必要な特性解析データの具体例 [構造]
    • アミノ酸組成及びアミノ酸配列、N末端及びC末端アミノ酸配列、ペプチドマップ、
    • スルフヒドリル基及びジスルフィド結合、糖鎖、人為的修飾 [物理化学的性質]
    • 質量分析、分光分析 (円二色性分析など) や示差走査熱量測定、電気泳動パターン
    • 液体クロマトグラフィー (サイズ排除、イオン交換、疎水性、逆相など) [生物学的性質]
    • 結合特性、機能的特性 [不純物]
    • 凝集体、重合体及び切断体、不溶性微粒子、ジスルフィド結合形成不全体
    • H鎖C末端リジン欠失体、メチオニン残基の酸化体、脱アミド体及び異性化
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 伊東 雅夫
    大杉バイオファーマ・コンサルティング 株式会社
    代表取締役社長 / CMCコンサルタント
  • 松村 正純
    ジェイバイオロジックス株式会社
    代表取締役

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 57,000円 (税別) / 61,560円 (税込)
複数名
: 30,000円 (税別) / 32,400円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 30,000円(税別) / 32,400円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 57,000円(税別) / 61,560円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 90,000円(税別) / 97,200円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。

2コース申込割引について

2コース申込の受講料

割引対象セミナー

本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/8/22 バイオシミラーの診療報酬評価と開発、普及への取り組み オンライン
2024/8/22 パイロジェン試験の基礎および日米欧三薬局方との比較 オンライン
2024/8/23 環境モニタリングの測定時およびアラート・アクションレベル設定時の留意点 オンライン
2024/8/23 医薬品開発のための非臨床試験 オンライン
2024/8/23 教育訓練の実効性評価の具体的な方法/逸脱対策 オンライン
2024/8/26 医薬品GMPにおける試験室管理 オンライン
2024/8/26 希少疾病用医薬品の薬価算定の実際と適正な利潤獲得のための薬価戦略 オンライン
2024/8/26 実務に役立つ医薬品GCP入門講座 オンライン
2024/8/26 グローバル開発でのEU-RMP/REMS/J-RMPの比較・差異とRMP (医薬品リスク管理計画) 作成・安全対策の留意点 オンライン
2024/8/26 R&D領域のデューデリジェンスで確認すべき (した方がいい) ポイントと不透明な段階におけるリスクヘッジの考え方 オンライン
2024/8/26 ラボにおける監査証跡/レビューの項目・頻度・レベルと分析機器毎のレビュー例 オンライン
2024/8/27 再生医療等製品の輸送方法の開発、安定性試験の実施 オンライン
2024/8/27 TPPを有効活用した医薬品開発のプロジェクトマネジメントと事業価値評価・意思決定 オンライン
2024/8/27 無菌医薬品包装規制および完全性評価手順・各種漏れ試験方法のポイント オンライン
2024/8/27 PPK/PD 解析・E-R解析の基礎および薬剤応答の予測への活用 東京都 会場・オンライン
2024/8/27 米国FDA査察の概要・役割とFDA実地査察における準備・対応及び手順書作成の留意点 オンライン
2024/8/27 神経障害性疼痛の診断・治療の現状と求める新薬像 オンライン
2024/8/28 単なる書類監査で終わらない実効性のある監査にするための監査員養成講座 東京都 会場・オンライン
2024/8/28 FDA DMF (Type II,IV) (Type III) の各ファイルの作成方法と事例及びFDA照会対応 (2日コース) オンライン
2024/8/28 FDA DMF (Type II,IV) の各ファイルの作成方法と事例及びFDA照会対応 オンライン

関連する出版物

発行年月
2011/8/29 グローバルスタンダード対応のためのCSV実施方法
2011/8/24 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応 "SOP作成"実践講座
2011/8/3 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2011/7/10 抗癌剤 技術開発実態分析調査報告書
2011/7/5 分析機器やLIMSのバリデーションとER/ES指針
2011/7/1 コンピュータバリデーション実施の手引き
2011/6/29 3極申請対応をふまえた不純物の規格設定と不純物プロファイル管理
2011/6/28 治験の臨床検査値における軽微変動が意味するもの / 有害事象判定
2011/5/26 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション (中級編)
2011/5/25 超入門 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション
2011/4/20 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座
2011/1/28 3極GMP/局方における無菌性保証と査察対応
2011/1/25 供給者監査実施のノウハウと注意点
2010/12/6 日本での申請をふまえたアジアンスタディと各国の相違
2010/12/1 「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応準備の手引き
2010/11/29 FDA Part11査察再開と欧州ANNEX11要求対応
2010/11/25 EDC適合性調査と医療機関事前対応
2010/10/28 薬物動態(「ヘ」項)試験におけるデータ・試験の信頼性確保・保証とQC・QA手法/タイミング
2010/8/20 3極GMP査察対応シリーズ
2010/5/27 CMCレギュレーションとドラッグマスターファイル(DMF)作成入門