技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

金属酸化物ナノ粒子の有機ポリマーへの分散・複合化とナノコンポジットの創製、条件最適化

金属酸化物ナノ粒子の有機ポリマーへの分散・複合化とナノコンポジットの創製、条件最適化

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2014年12月19日(金) 13時00分16時30分

プログラム

 ナノ粒子と有機ポリマーとの複合材料 (ナノコンポジット) を作ることは、①何 (性能) を狙うのか?、②どうやって作るのか?を整理して取り掛からないと満足な検討結果が得られない。既に多数の検討がなされた中、それでもナノコンポジットを作る目的、および現実にできること/できないことを整理して、今後の研究開発の一助としたい。

  1. ナノ粒子合成
    1. ゾルゲル法
    2. メリットとデメリット
    3. 粒子としての特徴
    4. 既製品の取り扱い
  2. ナノコンポジット形成に当っての注目点
    1. ナノ粒子の分散性によって狙うべき物性は変わります
    2. ナノ粒子の表面処理層の性状が重要
    3. ナノ分散に力技は問題が多い
  3. 硬化性ポリマー系ナノコンポジットを創ってみる
    1. どうやって混ぜるか?
    2. 粒子、混合条件の最適化
    3. ナノ分散はできたのか?
  4. 熱可塑性ポリマー系ナノコンポジットを創ってみる
    1. 溶融混練法でもナノコンポジットが作れます
    2. 粒子、混練条件の最適化
    3. ナノ分散はできたのか?
  5. 問題の整理
    1. 粒子に求められる性能
    2. 混合・分散工程の限界
    3. 結局、分散状態が全てを決する
  6. より実用的な検討事例
    1. 熱硬化系
    2. 熱可塑系
  7. 課題は多い。それでもナノコンポジットを創る理由
    1. 均一分散ナノコンポジット
    2. 分散制御系ナノコンポジット
  8. まとめ
    • 質疑応用・名刺交換

講師

  • 藤本 康治
    株式会社 KRI エネルギー材料研究部
    上級研究員

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5階 第3講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 20,000円(税別) / 21,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/10/6 押出成形のトラブル対策 Q&A講座 オンライン
2025/10/6 人工皮革・合成皮革の基礎知識 オンライン
2025/10/6 インフォマティクスと近赤外光による高分子材料の劣化予測 オンライン
2025/10/7 シリカ微粒子の用途および先端分野における役割と活用例 オンライン
2025/10/9 高分子・ポリマー材料の合成、重合反応の基礎とそのプロセス及び工業化・実用化の総合知識 オンライン
2025/10/9 高分子結晶化のメカニズムとその解析 オンライン
2025/10/9 再生プラスチックの溶融粘度特性とその制御、測定・評価 オンライン
2025/10/10 スラリー調製及び評価の基礎 オンライン
2025/10/10 EUVリソグラフィの技術動向とレジスト材料の開発 オンライン
2025/10/14 UV硬化の基礎と硬化不良対策および影部の硬化 東京都 会場
2025/10/14 レオロジーを特許・権利化するための基礎科学、測定技術、知財戦略 オンライン
2025/10/15 フィラーの分散・充填技術およびナノコンポジットの研究開発動向 オンライン
2025/10/15 パウダー化粧品の処方設計のポイントと粉体物性の機器評価方法 オンライン
2025/10/15 分子動力学 (MD) 法の基本原理・具体的な技法から高分子材料開発への応用 オンライン
2025/10/16 分子動力学 (MD) 法の基本原理・具体的な技法から高分子材料開発への応用 オンライン
2025/10/16 インフォマティクスと近赤外光による高分子材料の劣化予測 オンライン
2025/10/17 塗料・塗膜における微粒子の挙動と分散状態制御、解析・評価方法 オンライン
2025/10/17 高分子延伸による配向・結晶化制御 東京都 会場
2025/10/17 ポリウレタンの基礎知識と応用技術および高機能化 オンライン
2025/10/20 フィラー/樹脂分散における分散状態の測定評価、その応用 オンライン

関連する出版物