封じ込め設備の計画から運用まで
分析ラボ&QCラボにおける高薬理活性物質の取り扱い
~健康ベースでの暴露限界値を用いる洗浄残留評価基準~
東京都 開催
会場 開催
概要
本セミナーでは、高活性物質を取り扱う医薬品製造設備について基礎から解説し、エンジニアリングデザインと製薬メーカーから見た必須確認事項について詳解いたします。
開催日
-
2014年4月24日(木) 10時30分
~
17時00分
修得知識
- 高活性物質の取り扱い・封じ込めの基礎
- 高活性物質の品質管理
- 高薬理活性物質の区分け
- 封じ込め機器
- 更衣室レイアウト
- 高薬理活性物質のスピル対策
- 薬塵測定の内容
- 洗浄評価
プログラム
高薬理活性物質を取り扱うラボ、特に、分析ラボでは毒性データが十分に整備されていない段階で作業を進める必要がある。一方で、分析ラボは特殊な機器を用いるスーパーマルチパーパス設備でもある。これらを踏まえ、従業員のハザード物質への曝露を防止することと、現場のフレキシビリティ・使い勝手を確保することの2つを勘案して、封じ込め設備をバランスよく実現していく必要がある。
封じ込めの基本的な事項、健康ベースの暴露限界値、ラボでの封じ込め設備の設計、封じ込めの新しい技術、薬塵測定ガイドラインの最新内容、洗浄評価を巡る新しい動き、スピル対策、健康サーベイランス、さらに、ナノマテリアル分野での封じ込めなどについて紹介する。
- 高薬理活性物質と封じ込めを巡る最近の動向
- 医薬品製造工場を取り巻く動向
- 品質管理・労働安全衛生の視点からは何が重要か
- 世界の動き・日本の動き
- 抗がん剤サプライチェーンにおけるラボの位置づけ
- 封じ込めの基本的な事項
- 健康ベースでの曝露限界値とバンディング
- トキシコロジーの基礎知識
- 指標としてのOELの設定
- ラボにおけるコントロールバンディング
- ラボ設備における一次封じ込めの設計
- リスクベースアプローチによる一次封じ込めの設計手法
- ラボにおける代表的な封じ込め設備 (フュームフード、アイソレータ)
- 封じ込め性能試験
- 封じ込めの新しい技術
- フレキシブルコンテインメント (FC)
- 基本的な考え、手法
- ラボにおける各種適用事例
- ラボ設備における二次封じ込めの設計
- 空調設備
- 更衣室レイアウト事例
- 不活化処理 (ミストシャワー設備)
- 個人用保護具PPEと呼吸用保護具RPE
- 薬塵測定~ISPEガイドラインの内容を中心にして
- 薬塵測定ガイドライン第2版の改定内容
- 各種サロゲート物質の特質
- 試験の準備計画
- サンプリング時の留意点
- ラボ用封じ込め設備での測定事例
- 測定評価について
- 洗浄評価に関して
- 従来の洗浄評価基準とその問題点
- 健康ベースでの暴露限界値を用いる洗浄残留評価基準
- EMAのガイドライン
- PDA TR29 ガイドライン
- 洗浄評価の計算例題
- 今後の対処
- ラボにおける漏出 (Spill) 対応
- 廃棄物の扱い
- 健康サーベイランス
- 健康サーベイランス ( Health Surveillance : HS ) の位置づけ
- HSで用いる (曝露) 管理表
- ナノ分野における封じ込めの技術動向
- FAQ
主催
お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。
お問い合わせ
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)
受講料
1名様
:
42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
:
22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)
複数名同時受講の割引特典について
- 2名同時申込みで1名分無料
- 1名あたり定価半額の22,500円(税別) / 24,300円 (税込)
- 2名様ともS&T会員登録をしていただいた場合に限ります。
- 同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
- 3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で受講できます。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
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- 他の割引は併用できません。