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UV硬化材料配合の基礎と硬化不良・収縮における対策技術 / UV硬化樹脂における硬化過程の測定・分析・解析技術

UV硬化材料配合の基礎と硬化不良・収縮における対策技術 / UV硬化樹脂における硬化過程の測定・分析・解析技術

東京都 開催 会場 開催

『UV硬化材料配合の基礎と硬化不良・収縮における対策技術』と『UV硬化樹脂における硬化過程の測定・分析・解析技術』をセットにした特別コース!

概要

本セミナーは『UV硬化材料配合の基礎と硬化不良・収縮における対策技術』と『UV硬化樹脂における硬化過程の測定・分析・解析技術』をセットにしたコースです。
セット受講で特別割引にてご受講いただけます。
通常受講料 : 84,700円 → 割引受講料 59,800円

開催日

  • 2013年11月26日(火) 10時30分 16時30分
  • 2013年12月4日(水) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • 紫外線硬化樹脂に関連する技術者、開発者、研究者
    • ナノインプリント
    • 電子部品・光学部品などの接着・乾燥
    • 印刷インキの乾燥
    • 塗料・塗装コーティング剤の乾燥・硬化
    • 光ファイバ等の保護コーティング
    • 光造形
    • 3Dプリンター
    • ジェルネイル等の装飾品 など
  • 紫外線硬化樹脂の初心者、これからUV硬化性樹脂の開発に携わる方
  • 紫外線硬化処理で課題を抱えている方

修得知識

  • UV硬化技術の基礎
  • UV硬化不良と対策
  • UV硬化装置の構成
  • UV硬化装置の照度低下対策
  • 紫外線硬化樹脂の硬化過程の測定法
  • real time FT-IR法による硬化過程の測定
  • UV硬化測定
  • 粘弾性測定
  • 塗工性評価
  • 塗膜形成過程評価

プログラム

UV硬化材料配合の基礎と硬化不良・収縮における対策技術

(2013年11月26日 10:30~16:30)

 UV硬化材料は、無溶剤化が可能であることを活かした環境への配慮、速硬化性を活かした生産性の向上、光の直進性を活かしたパターニング可能などの長所を有し、様々な分野で幅広く用いられている。しかし、実際に使用するにあたって、酸素による硬化阻害や硬化収縮による密着不良といった不具合に遭遇する場合がよくある。
 本セミナーでは、UV硬化材料の基礎から始め、これらの課題と対策を中心に解説する。

  1. UV硬化材料の概要
  2. UV硬化反応とそのメカニズム
  3. UV硬化の主要成分
  4. UV硬化材料の課題と対策
    1. 酸素による硬化阻害
      • 不活性ガス中での硬化
      • アミンの添加
      • 光重合開始剤の組み合わせ
      • チオール・エン硬化系
      • 構造による特徴
    2. 硬化収縮
      • アクリル当量、Tgと硬化収縮
      • 硬化形式と収縮
      • 非反応成分の添加と収縮
  5. よくある質問 〜UV硬化不良対策Q&A〜
    • 基材との密着性をよくするには?
    • 反応率をあげるには?
    • 酸素阻害の少ないモノマー・オリゴマーは?
    • 反りを減らすための樹脂設計とは?
    • 最適な開始剤の組み合わせ方と添加量は?
    • 硬化速度と開始剤の濃度の関係とは?
    • 照射強度とひずみの関係とは?
    • 表面と内部の硬化割合を均一するには?
    • ラジカルとカチオン、収縮の小さい方は?
    • 阻害による表面硬度低下の対策は?
    • UV照射過程で発生する臭いの対策とは?
    • 水性UVの性能は?
    • 質疑応答

UV硬化樹脂における硬化過程の測定・分析・解析技術

(2013年12月4日 13:00~16:30)

第1部 UV硬化過程におけるreal time FT-IRとPhoto DSC による測定法及び評価・解析手法

(2013年12月4日 13:00〜14:40)

 紫外線 (UV) 硬化樹脂が、紫外線の照射とともに硬化していく過程を測定する方法について、real time FT-IRとPhoto DSCを例に解説します。これら二つの手法は代表的かつ簡便な測定手法として紹介される場合が多いですが、測定の原理やコツを知らないと、再現性の良いデータを得ることができず、データの解釈に困ることがあります。
 この講演では、測定の原理から説明し、測定中に気を付けるとよいことなどを実際の実験データを示しながら説明します

  1. 紫外線硬化樹脂の硬化過程の測定法の分類
    1. 分光学的手法
    2. 熱力学的手法
    3. その他の方法
  2. real time FT-IR法による硬化過程の測定
    1. 測定原理
    2. 光学系
    3. 再現性を向上させるための工夫
    4. データ解析例 (UV強度と照射時間)
  3. Photo-DSC法による硬化過程の測定
    1. 測定原理
    2. 測定装置の種類
    3. 再現性を向上させるための工夫
    4. データ解析例 (UV強度と照射時間)
  4. 硬化過程のモデル化と数値シミュレーション
    1. モデル式
    2. モデルのパラメータの算出方法
    3. 暗反応解析
    4. 酸素阻害反応のモデル化
    5. 数値シミュレーション解析例
    6. モデル化の問題点
  5. まとめ
    1. 測定方法の違いとデータの解釈
    2. 硬化過程の測定とモデル化
    • 質疑応答
第2部 UV硬化性樹脂のレオロジー測定による 塗工性、硬化特性 (UV, 熱) 、塗膜形成過程の評価

(2013年12月4日 14:50〜16:30)

 近年、塗料やコーティング材料、粘着・接着材料として加熱工程が不要であり、使用する波長によって、その柔軟性および硬化特性を調整できるUV硬化性樹脂の多様性が注目を集めています。これらの材料の塗布 (塗工性) 、UV光照射による硬化過程、UV光照射後の熱硬化過程、塗膜の形成過程を数値化し、生産工程の高度な管理基準及び効率化、開発品の作業条件の決定などのスピードアップを図ることが可能な粘弾性測定による評価手法が注目を集めている。本セミナーでは、粘弾性測定の基本的な概念から各工程の評価手法について、具体的な測定例と共に解説を行います。

  1. UV硬化樹脂の物性評価におけるレオロジー測定の役割
    1. 製造工程の流れとその問題点
  2. レオロジー測定 (粘弾性測定) とは
    1. 粘弾性・粘弾性体とは ~身近に存在する粘弾性物質~
    2. 従来の粘度特性評価機とは ~回転粘度計の特徴と限界~
    3. 粘弾性測定装置とは ~最新の粘弾性測定装置の特徴~
  3. 粘弾性測定の基礎
    1. 粘弾性測定の概要 ~回転測定と振動測定~
  4. 回転 (静的) 測定の概要
    1. 回転測定の概要 ~変形方法、粘弾性変数~
    2. 回転測定例
      1. ニュートン流動現象 ~粘度が一定?~
      2. ダイラタント現象 ~粘度が上昇?~
      3. シアシニング現象 ~粘度が下降?~
  5. 振動 (動的) 測定の概要
    1. 振動測定の概要 ~変形方法、レオロジー変数~
    2. UV硬化性樹脂の評価例
      1. 塗工性能評価 ~タレ性、レベリング性~
      2. UV硬化特性評価 ~硬化速度、濃度依存性~
      3. UV硬化後の熱硬化特性評価 ~硬化速度、硬化強度~
      4. 塗膜成型過程評価 ~硬化速度、塗膜強度~
    • 質疑応答

講師

  • 肥田 敬治
    日本ペイント・インダストリアルコーティングス株式会社 技術本部 戦略商品技術開発部
  • 瀧 健太郎
    金沢大学 理工研究域 機械工学系
    教授
  • 宮本 圭介
    株式会社 アントンパール・ジャパン ビジネスユニット
    キャラクタリゼーションマネージャー

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 56,952円 (税別) / 59,800円 (税込)
複数名
: 49,952円 (税別) / 52,450円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)

全2コース申込割引受講料ついて

  • 全2コース割引受講料 84,700円 (税込) → 申込割引受講料 59,800円 (税込)

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