技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

高分子材料の耐傷つき性の定量評価手法と傷発生メカニズム

高分子材料の耐傷つき性の定量評価手法と傷発生メカニズム

大阪府 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、プラスチック・ハードコート等の高分子材料のスクラッチ試験・評価方法について、事例を交えて分かりやすく解説いたします。

開催日

  • 2013年11月15日(金) 13時00分16時30分

受講対象者

  • 耐傷つき性に優れた高分子材料の創製に携わる技術者、研究者
  • 高分子材料の耐傷つき性の定量評価手法を検討されている方

修得知識

  • 高分子材料の耐傷つき性定量評価手法
  • 耐傷つき性に優れた材料の設計指針

予備知識

  • 高分子材料およびその力学的特性に関してある程度の知識を持つことが望ましい。

プログラム

 本講座では、高分子材料の耐傷つき性に関する新しい定量的な評価手法 (ISO法) を述べるとともに、射出成形品、塗膜材料およびハードコートに関する評価事例を紹介する。評価事例を総括し、高分子材料の傷発生メカニズムおよび耐傷つき性に優れた材料の設計指針を議論する。

  1. 背景
  2. 高分子材料の耐傷つき性評価手法
    1. 従来法 (定荷重法)
    2. ISO/ASTM法 (荷重増分法)
    3. スクラッチ試験装置
  3. ISO法に基づく評価事例
    1. スクラッチ試験条件の影響
    2. 分子量・分子量分布の影響
    3. 射出成形条件の影響
    4. 添加剤の影響
    5. 塗膜のスクラッチ挙動
    6. ハードコートのスクラッチ挙動
  4. まとめ
    1. 高分子材料の傷発生メカニズム
    2. 材料設計指針
    • 質疑応答・名刺交換・個別相談

会場

大阪市立中央会館

2F 第4会議室

大阪府 大阪市 中央区島之内2丁目12-31
大阪市立中央会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,600円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき47,250円 (税込)
    • 2名同時にお申し込みいただいた場合、2名で49,980円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/8/27 ゾル-ゲル法の基礎と高機能性材料設計への応用・新展開 オンライン
2025/8/27 熱伝導材料・放熱材料の設計ノウハウと特性評価 オンライン
2025/8/28 プラスチック強度設計の進め方 オンライン
2025/8/28 ポリマーアロイ・ブレンドの基礎とモルフォロジー・物性の制御 オンライン
2025/8/28 熱伝導材料・放熱材料の設計ノウハウと特性評価 オンライン
2025/8/29 シリコーン製品の基礎と用途・取り扱いのポイント オンライン
2025/8/29 セルロースナノファイバーの複合化技術と計算科学を用いた構造解析 オンライン
2025/9/2 製品設計に役立つゴム材料の勘所と最適設計手法 東京都 会場・オンライン
2025/9/3 可塑剤・フタル酸エステルを取り巻く国内外の規制・市場動向と今後の課題 オンライン
2025/9/9 二酸化炭素を原料とする有用有機化合物製造技術の研究開発動向と展望 オンライン
2025/9/16 プラスチック射出成形における成形品不良発生メカニズムとその対策 東京都 会場・オンライン
2025/9/18 溶解度パラメータ (SP値、HSP値) の基礎、求め方、応用技術 オンライン
2025/9/19 溶解度パラメータ (SP値、HSP値) の基礎、求め方、応用技術 オンライン
2025/9/25 押出・延伸・冷却による構造制御と可視化・解析による機能発現の最適化 オンライン
2025/10/8 防汚コーティング技術の総合知識 オンライン
2025/10/10 高分子材料の劣化 オンライン
2025/10/15 分子動力学 (MD) 法の基本原理・具体的な技法から高分子材料開発への応用 オンライン
2025/10/16 分子動力学 (MD) 法の基本原理・具体的な技法から高分子材料開発への応用 オンライン
2025/10/20 防汚コーティング技術の総合知識 オンライン
2025/10/20 基礎から学ぶ「人工皮革・合成皮革」入門セミナー オンライン

関連する出版物

発行年月
2021/3/26 超撥水・超撥油・滑液性表面の技術 (第2巻)
2021/1/29 高分子材料の絶縁破壊・劣化メカニズムとその対策
2020/11/30 高分子の成分・添加剤分析
2020/11/30 高分子の延伸による分子配向・結晶化メカニズムと評価方法
2020/10/30 ポリウレタンを上手に使うための合成・構造制御・トラブル対策及び応用技術
2020/9/30 食品容器包装の新しいニーズ、規制とその対応
2020/3/31 自己修復材料、自己組織化、形状記憶材料の開発と応用事例
2020/1/31 添加剤の最適使用法
2020/1/17 最新プラスチック加飾技術の動向と今後の展望
2019/12/20 高分子の表面処理・改質と接着性向上
2019/10/31 UV硬化技術の基礎と硬化不良対策
2019/1/31 マテリアルズ・インフォマティクスによる材料開発と活用集
2018/11/30 エポキシ樹脂の高機能化と上手な使い方
2018/8/31 防汚・防水・防曇性向上のための材料とコーティング、評価・応用
2018/7/31 高耐熱樹脂の開発事例集
2018/4/12 自動車用プラスチック部品の開発・採用の最新動向 2018
2018/3/29 超親水・親油性表面の技術
2018/3/19 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2018/3/18 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2017/7/31 プラスチック成形品における残留ひずみの発生メカニズムおよび対策とアニール処理技術