技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

研究開発成果向上のための特許情報活用法

研究開発成果向上のための特許情報活用法

東京都 開催 会場 開催 個別相談付き

概要

本セミナーでは、ビジネスモデルの構築、オープンイノベーションの導入のための特許情報解析ノウハウを、事例を交えて分かりやすく解説いたします。

開催日

  • 2013年4月26日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 企業の技術者
  • 研究者
  • 知的財産担当者
  • 特許情報担当者

修得知識

  • 日本の国際競争力、研究開発効率低下の現状とその原因
  • 研究開発効率を向上させるための方法論
  • 研究開発成果を向上・拡大させるための特許情報解析方法

プログラム

 この20年間、日本企業の研究開発効率は低下の一途を辿っている。これは今もって、研究者、経営者が「いいものを作れば、売れて儲かる」式の研究、事業開発を行なっているためである。研究開発効率の抜本的向上には、ビジネスモデルの構築、オープンイノベーションの導入が不可欠であるが、そのためには情報解析、とりわけ特許情報解析が不可欠である。
 本講座では、以上の問題意識に立って、研究開発成果向上に必要な特許情報の活用法を系統的に学習する。

第1部:研究開発効率の向上にとって必要なことは何か?

  1. 国際競争環境の変化と新しいイノベーションモデル
    1. 日本の国際競争力の低下
    2. 国際競争環境の推移
    3. 日本の研究開発効率の低下
    4. 研究開発効率向上のための二つの視点
      1. オープンイノベーションのための知財戦略
      2. ビジネスモデルの構築
      3. すぐれたビジネスモデルとは
  2. オープンイノベーションのための知財戦略
    1. ビジネスモデルのサイクルと知財のサイクル
    2. ビジネスモデルの策定と情報活動
    3. オープンイノベーションのための特許情報活動

第2部:特許情報の戦略的活用のために

  1. 特許情報調査の基礎~目的・種類・特徴など~
  2. 特許マップを用いた特許情報の解析
    1. 特許マップによる解析
      1. 特許マップの位置づけ
      2. 特許情報活用の全体プロセス
    2. 特許マップの種類
      1. 動向分析マップ
      2. 順位分析マップ
      3. 構成比分析マップ
      4. 相関分析マップ
      5. 技術展開分析マップ
      6. 構成部位マップ
      7. リスト表示マップ
    3. 汎用的な特許情報解析ソフト
  3. 戦略の策定・推進と特許情報調査
    1. 事業戦略の立案・推進のプロセス
    2. 事業戦略の立案・推進と特許情報調査
    3. 特許情報調査の内容
  4. 特許情報を活用した戦略的策定事例

第3部:企業における特許情報活動の実践

  1. 特許情報は活用されているか
    1. 活用の現状
    2. 問題点
  2. 旭化成における特許情報活動
    1. 旭化成における特許情報活動の返還
    2. 技術情報センターの設置
    3. 三位一体の協力体制の構築
    4. 他社が展開する場合のポイント
  • 質疑応答・名刺交換・個別相談

会場

江東区産業会館

第1会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,600円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき47,250円 (税込)
    • 2名同時にお申し込みいただいた場合、2名で49,980円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/1 ラボでの電子実験ノート管理・運用における経験からわかった電子情報管理の問題点・解決とDXの進め方 オンライン
2024/5/10 R&D部門での生成AI活用およびDXによる材料設計の加速化 オンライン
2024/5/14 研究・実験データ収集、管理への仕組み作りと蓄積データの活用 オンライン
2024/5/14 R&Dマーケティング「基本編」「実践編」2日間セミナー オンライン
2024/5/14 研究者・技術者が価値ある活動を行うために絶対に知っておかなければならないマーケティングの基本理論 オンライン
2024/5/14 間違いだらけの新規事業2024 東京都 会場・オンライン
2024/5/15 コア技術の明確な定義、設定プロセスと継続的な育成と強化手法 オンライン
2024/5/15 企業間データ連携の推進・課題と材料開発への活用 会場
2024/5/15 技術者・研究者に必要なマーケティングの基礎、知識と実践 オンライン
2024/5/15 エネルギービジネスの未来を読み解くための情報収集・利活用ノウハウ 東京都 会場・オンライン
2024/5/21 研究開発部門が真に価値ある成果を生み出すために実行しなければならない日々のマーケティング活動 オンライン
2024/5/23 自社保有技術の棚卸しと新規事業テーマの創出 オンライン
2024/5/23 研究開発部門による3つの重要要素に基づいた「良い事業戦略」の構築と策定 オンライン
2024/5/23 技術者・研究者のための競合情報・市場情報の収集方法 オンライン
2024/5/24 シナリオプランニングをとりいれた市場・製品・事業・技術ロードマップの策定と実行手法 オンライン
2024/5/24 研究開発のための技術ロードマップの作成・活用法と策定事例 オンライン
2024/5/27 研究開発・技術部門が行う特許情報調査の基本とすすめ方、調査精度を高めるポイント オンライン
2024/5/28 R&D部門の研究・実験データのExcelにおける効果的な蓄積・分析技術 オンライン
2024/5/29 技術者、研究者のための実践的なタイムマネジメント (時間管理) オンライン
2024/5/30 未来予測による新規研究開発テーマ創出の仕方 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/4/15 テンセント (騰訊Tencent) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版) (CD-ROM版)
2024/4/15 テンセント (騰訊Tencent) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版)
2024/3/11 アリババ (阿里巴巴 Alibaba) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版) (CD-ROM版)
2024/3/11 アリババ (阿里巴巴 Alibaba) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版)
2023/12/27 実験の自動化・自律化によるR&Dの効率化と運用方法
2023/10/31 出口戦略に基づく研究開発テーマの設定と事業化への繋げ方
2022/8/31 研究開発部門と他部門の壁の壊し方、協力体制の築き方
2022/4/28 研究開発部門へのDX導入によるR&Dの効率化、実験の短縮化
2022/4/4 軸受6社 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2022/4/4 軸受6社 技術開発実態分析調査報告書
2021/10/29 “未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方
2021/8/31 研究開発の "見える化" によるR&Dテーマ評価、進捗管理と進め方
2021/3/31 研究開発テーマの評価と中止/撤退判断の仕方
2020/10/30 研究開発者のモチベーションの高め方と実践事例
2019/4/1 軸受の保持器 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2019/4/1 軸受の保持器 技術開発実態分析調査報告書
2018/12/27 R&D部門の“働き方改革”とその進め方
2018/10/8 P&G 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2018/10/8 P&G 技術開発実態分析調査報告書
2018/10/1 軸受の密封 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)