技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ハイバリア蒸着フィルムの成膜、コーティング技術

大阪開催

ハイバリア蒸着フィルムの成膜、コーティング技術

大阪府 開催 会場 開催

開催日

  • 2013年3月5日(火) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • バリアフィルムの技術者
  • これからバリアフィルムの開発を始める技術者
  • バリアフィルムの営業担当者
  • バリアフィルムの企画担当

修得知識

  • ガス透過
  • バリアの基礎
  • ロール・ツー・ロールドライコーティングによるバリア性発現のポイント

プログラム

 ディスプレイ、電池、医療、食品用途など、ハイバリアフィルムへのニーズは依然として高く、各社で技術開発も精力的に行われています。しかし、バリアコーティングを施しても必ずしも設計通りのバリア性を得られない場合が多く、開発現場では苦戦されている状況もあります。
 本講演では、ガスバリアの原理と実際の製造プロセスでバリア性を支配する要因とについて解説することによって、問題解決のヒントを提供できれば幸いです。

  1. ポーリマーフィルムのガス透過性
    1. マクロモデル
    2. ミクロモデル
    3. パーマコール値
  2. フィラー添加効果
    1. 粘土 (ナノクレイ) とは
    2. 粘土添加効果
  3. コーティングによる透明バリア膜の付与
    1. 反応性蒸着法
    2. プラズマCVD法
    3. 反応性スパッタ法
    4. 多層構造
    5. 延伸によるクラックの影響
  4. ロール・ツー・ロール法の課題
    1. バリア性を左右する要因
      • クラック
      • ピンホール
      • アウトガス
    2. 熱負け
    3. コスト

  • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 福島 和宏
    プロマティック 株式会社
    代表取締役

会場

ドーンセンター

4F 中会議室2

大阪府 大阪市 中央区大手前1丁目3-49
ドーンセンターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 37,143円 (税別) / 39,000円 (税込)
複数名
: 30,143円 (税別) / 31,650円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/3/12 Tダイ法による押出成形とトラブル対策 オンライン
2025/3/13 塗布膜の設計・形成と欠陥防止、機能性付与技術 オンライン
2025/3/13 グラビア印刷における要素技術の基礎知識とトラブル対策 オンライン
2025/3/14 測定・評価技術から取り組む薄膜の剥離・密着性の改善と制御 オンライン
2025/3/17 超親水化・超撥水化のメカニズムと評価および制御技術 オンライン
2025/3/17 塗工における欠陥トラブル対策とAIによる最新の異常検知技術 オンライン
2025/3/24 コールドスプレーの原理・メカニズムと応用事例 オンライン
2025/3/26 塗布膜の設計・形成と欠陥防止、機能性付与技術 オンライン
2025/3/26 超親水化・超撥水化のメカニズムと評価および制御技術 オンライン
2025/3/26 塗工における欠陥トラブル対策とAIによる最新の異常検知技術 オンライン
2025/3/27 蒸着法による機能性有機分子の薄膜化技術 オンライン
2025/3/28 基材への塗布層の形成、コーティング液の塗布技術 オンライン
2025/3/28 コールドスプレーの原理・メカニズムと応用事例 オンライン
2025/3/28 フィルムの延伸・分子配向の基礎、過程現象の解明と構造形成、物性発現、評価方法 オンライン
2025/3/31 シランカップリング剤を効果的に活用するための総合知識 オンライン
2025/4/8 蒸着法による機能性有機分子の薄膜化技術 オンライン
2025/4/11 ディスプレイ向け光学フィルムの基礎・市場と高機能化技術トレンド オンライン
2025/4/14 副資材を利用した高分子材料の設計技術 オンライン
2025/4/15 シランカップリング剤を効果的に活用するための総合知識 オンライン
2025/4/17 ロールtoロールによる高機能フィルム製造のための製膜・延伸技術と塗布・ラミネート技術 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/8/30 塗工液の調製、安定化とコーティング技術
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書
2023/9/29 先端半導体製造プロセスの最新動向と微細化技術
2022/5/20 コーティング技術の基礎と実践的トラブル対応
2021/3/26 超撥水・超撥油・滑液性表面の技術 (第2巻) (製本版 + ebook版)
2021/3/26 超撥水・超撥油・滑液性表面の技術 (第2巻)
2018/9/27 プラズマCVDにおける成膜条件の最適化に向けた反応機構の理解とプロセス制御・成膜事例
2018/8/31 防汚・防水・防曇性向上のための材料とコーティング、評価・応用
2014/6/25 断熱フィルム 技術開発実態分析調査報告書
2014/6/25 断熱フィルム 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/4/5 真空蒸着技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/4/5 真空蒸着技術 技術開発実態分析調査報告書
2014/2/15 3M〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/2/15 3M〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2013/8/5 透明導電性フィルム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/8/5 透明導電性フィルム 技術開発実態分析調査報告書
2013/7/25 正しい分散剤の選定・使用方法と、分散体の塗布性を上げる添加剤技術
2013/6/26 UV・EB硬化型コート材の基礎、各種機能向上技術
2013/4/5 高分子の延伸による構造と配向の発現およびそれらの制御法を利用した材料開発