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やさしい超臨界・亜臨界水セミナー

やさしい超臨界・亜臨界水セミナー

~特異な溶媒特性とグリーンケミストリーへの応用~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、環境にやさしい水、グリーン溶媒として注目を集める超臨界・亜臨界水としての特性・応用について、基礎からやさしく解説いたします。

開催日

  • 2013年1月30日(水) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • これから超臨界・亜臨界流体技術を学ぼうとする企業の管理者・研究者・技術者
  • 超臨界・亜臨界流体技術の最近の動向を知りたい企業の管理者・研究者・技術者

修得知識

  • 超臨界・亜臨界流体の基本物性
  • 超臨界・亜臨界流体の応用技術
    • 環境、エネルギー、抽出等の有機合成分野

プログラム

 無害で安価でどこでも手に入る水を溶媒として広く使いたいという要望は非常に強い。
 一方、多くの有機物を溶解できない通常の水の溶媒としての用途は限られている。この20年間、大きな反応性と特異な溶媒特性を持つ高温の超臨界・亜臨界水が大きな注目を浴びている。
 この水は通常の室温~100℃の水と異なり、有機物を溶解し加水分解する能力が高い。この高温水の応用分野は、有害物質の無害化、廃棄物の資源化・エネルギー利用、廃プラスチックのリサイクル、天然物中の有用成分の熱水抽出等と幅広い。
 このセミナーでは超臨界・亜臨界水の特異な溶媒特性とその利用技術の基礎、グリーンケミストリーへの応用例を分かりやすく解説する。

  1. 超臨界水・亜臨界水の基礎と溶媒特性
    1. 超臨界水・亜臨界水とは
    2. 超臨界水・亜臨界水の溶媒特性
  2. 超臨界水・亜臨界水の反応特性
    1. 超臨界水・亜臨界水の反応溶媒としての特性
    2. 超臨界水・亜臨界水中での分解反応の特徴
    3. 簡単な反応装置の基本フロー
  3. 超臨界水・亜臨界水とグリーンケミストリー
    1. 環境に優しい溶媒
    2. 有機溶媒との違い
    3. 環境保全技術、環境低負荷反応技術への応用
    4. 超臨界水・亜臨界水技術は省エネルギー技術になりうるのか
    5. 代表的な応用例
  4. 超臨界水・亜臨界水技術の応用・実用事例
    1. 環境保全技術
    2. プラスチックのリサイクル技術
    3. バイオマスからのエネルギー生産技術
    4. 環境低負荷の生産技術
  5. 実用化に向けた最新動向
    1. 産学官による共同研究の進展
    2. 実用プロセス、大型装置の実情

  • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 佐古 猛
    静岡大学 大学院 創造科学技術研究部 エネルギーシステム部門
    特任教授

会場

大田区産業プラザ PiO

6F D会議室

東京都 大田区 南蒲田1-20-20
大田区産業プラザ PiOの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 39,900円 (税込)
複数名
: 31,000円 (税別) / 32,550円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。