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日本市場におけるバイオプラスチックの開発動向と今後の課題

日本市場におけるバイオプラスチックの開発動向と今後の課題

東京都 開催 会場 開催 個別相談付き

概要

本セミナーでは、バイオマスプラスチック、生分解性プラスチック (ポリ乳酸等) の、最新の状況と、今後の課題、取り組みのポイントなどについて解説いたします。

開催日

  • 2012年12月18日(火) 12時30分 16時30分

受講対象者

  • バイオプラスチック・ポリ乳酸に関連する技術者
  • バイオプラスチック・ポリ乳酸に関連する分野のマーケティング担当者、事業企画担当者、経営者

修得知識

  • バイオプラスチックの基礎
  • ポリ乳酸の基礎と応用

プログラム

 20世紀の画期的素材として発展を遂げてきたプラスチックはいま日常の生活の中で、多くの利便性を与えるものとして欠かせない存在になっています。
 一方、使用量・範囲が拡大するにつれて、安定で長持ちする性質もあいまって、使用後のプラスチックゴミの問題、枯渇化が懸念される化石資源の大量消費に対する、今後の持続的な供給確保の問題、気候変動の抑止への配慮などの観点から、従来の機能優先から、グローバルな地球環境の配慮に考慮した取り組みの必要性が叫ばれています。
 この観点から注目されているバイオプラスチックの、最新の状況と、今後の課題、取り組みのポイントなどにつき説明します。
 世界的課題である気候変動の抑止への貢献と、化石資源に依存しない有用素材の持続的な供給という観点より、バイオマスプラスチックの取り組みが世界的に注目されており、かなりの取り組みが進んでいます。
 こうした状況を正しく理解することで今後のプラスチック関連産業の指針に寄与すればと考えています。

  1. プラスチックと環境
    1. 生活の利便性とプラスチック
    2. プラスチックと環境問題
    3. 地球温暖化問題とバイオプラスチック
  2. バイオプラスチックとは?
    1. 生分解性プラスチックとバイオマスプラスチック
    2. バイオプラスチックの定義と分類
    3. 生分解性プラスチック (グリーンプラ) 普及促進の意義
    4. バイオマスプラスチック普及促進の意義
  3. バイオマス資源活用の必要性と課題
    1. バイオマス資源とその特性
    2. バイオマス活用の必要性とその課題
    3. グリーンイノベーション
      • 非可食バイオマスを原料とした化学品生産技術と実用化
      • 経産省「新バイオマス研究開発・利活用計画」
  4. 生分解性プラスチックの利用と課題
    1. 生分解性機能とその活用
    2. 生分解性機能商品の利用状況
    3. 生分解性プラスチック利用拡大のための課題
  5. バイオマスプラスチックの種類と分類
    1. 新規バイオマスプラスチック
      1. ポリ乳酸 (PLA)
      2. 微生物産生ポリエステル (PHA)
      3. ポリトリメチレンテレフタレート (PTT)
      4. バイオマス由来コハク酸からのポリエステル
    2. 既存石油系プラスチックのバイオ原料化
      1. バイオポリオレフィン
      2. バイオポリエチレンテレフタレート
      3. ナイロン (ナイロン11、ナイロン4、ナイロン610)
      4. 熱硬化性プラスチック
        • 不飽和ポリエステル、ウレタン
    3. 天然バイオマス原料の変成
      1. セルロース系
      2. 澱粉系
      3. リグニン系
  6. バイオマスプラスチックとしてのポリ乳酸
    1. ポリ乳酸の製造法
    2. ポリ乳酸の物性改良技術
    3. ポリ乳酸の加工技術
    4. ポリ乳酸の安全性
  7. バイオマスプラスチックの利用状況
    1. 包装分野
    2. 生活資材分野
    3. 繊維・不織布分野
    4. 電気電子分野
    5. 自動車分野
    6. コーティング分野
    7. 海外の動向
  8. バイオプラスチックの実用化拡大に向けて
    1. 京都議定書を契機としたバイオプラスチックの取り組みの拡大
    2. バイオテクノロジー戦略大綱とバイオマス日本総合戦略
    3. 現状のバイオプラスチックの位置づけ
    4. バイオプラスチックの今後の取り組みとその課題
  • 質疑応答・名刺交換・個別相談

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 会議室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,600円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき47,250円 (税込)
    • 2名同時にお申し込みいただいた場合、2名で49,980円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき49,980円 (税込)
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