技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

申請のための分析法バリデーションと規格設定の妥当性検証【中級編】

申請のための分析法バリデーションと規格設定の妥当性検証【中級編】

~分析モードに応じた実施例、審査当局の視点、品質管理のポイント~
東京都 開催 会場 開催

医療品セミナーの2日間コース同時申し込みで特別割引にて受講いただけます。
(通常受講料 : 89,600円 → 割引受講料 60,000円)

開催日

  • 2012年12月7日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 医薬品の申請、品質担当者

修得知識

  • バリデーションの基礎
  • 試験法の設定と分析法バリデーション

プログラム

 グローバル申請に必要とされる「規格及び試験方法」の妥当性検証の基になる分析法バリデーションと規格設定のポイントにつき、申請者としてのリスクマネジメントと審査当局の視点を交えて解説する。
 また、品質管理のポイント (変更管理、逸脱管理、技術移転) についても査察時の問題点を交えて解説する。

  1. 分析法バリデーションの目的
    • 分析法バリデーションのドキュメント
    • CTDドキュメントとの関係とGMPドキュメント
  2. 分析法バリデーションのまとめ方と実施例
    • 分析法バリデーションの実験計画立案
    • 分析法バリデーションの実施方法
      • 評価に必要な分析能パラメータ
      • 特異性のまとめ方
      • 特異性の検討手順のポイント
      • 直線性 (キャリブレーションカーブ・、容量反応曲線)
      • 直線性の検討手順のポイント (記載内容・バリデーション検討・評価基準)
      • 検出限界 (DL) 並びに定量限界 (QL)
      • DL/QLの検討手順のポイント (記載内容・バリデーション検討・評価基準)
      • 真度の検討手順のポイント (記載内容・バリデーション検討・評価基準)
      • 精度の算出方法と評価
      • 併行精度と室内再現精度のまとめ方
  3. システム適合性の考え方 (分析法バリデーション結果の取り扱い)
    • システムの性能:カラムの性能
    • システムの感度
    • システムの再現性
  4. 規格設定の考え方 (分析法バリデーション結果の取り扱い)
    • 申請規格と治験薬の品質規格
  5. 品質管理のポイント
    • GMP査察と試験検査室管理
      • FDA Inspectionsに学ぶバリデーションの重要性
      • System-Based Inspection ApproachとLaboratory Controls System
    • 変更管理
      • 試験法の変更時の注意点 (同等性の評価)
      • 新旧試験法の比較と検証方法
      • 標準物質の更新
    • 逸脱管理での問題点
      • OOS (Out of Specification) の対応
    • 技術移転のポイント (リスク管理の重要性)
      • 外部試験機関の利用

  • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 伊東 雅夫
    大杉バイオファーマ・コンサルティング 株式会社
    代表取締役社長 / CMCコンサルタント

会場

東京流通センター

2F 第5会議室

東京都 大田区 平和島6-1-1
東京流通センターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,667円 (税別) / 44,800円 (税込)
複数名
: 35,667円 (税別) / 37,450円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/10/7 バイオ医薬品/抗体(ADC抗体)医薬品における品質試験/安定性試験と品質規格設定のポイント オンライン
2024/10/8 事例から学ぶQA担当者教育訓練とQA部門構築のポイント オンライン
2024/10/8 改正GMP省令、PIC/S DIガイドをふまえたGMP文書・記録の再点検およびデータ改竄、捏造、隠蔽防止のための工夫 オンライン
2024/10/8 化学物質を扱う研究所における法規制に準拠した薬品管理の進め方 オンライン
2024/10/9 リスクの高い滅菌プロセス管理要求ポイント及び医薬品PIC/S GMP、EMAの滅菌、無菌性保証の注意ポイント並びに滅菌関連回収事例、見落としがちの滅菌バリデーションのポイント オンライン
2024/10/9 医療機器・ヘルスケア製品におけるEOG滅菌バリデーション/放射線による包装滅菌バリデーション・安定性試験の具体的実施例 オンライン
2024/10/9 承認申請資料としての価値を高めるための効果的な日本語メディカルライティング オンライン
2024/10/9 医薬品や医療機器の早期承認取得のためのPMDA申請戦略とスムーズに合意を得る方法 オンライン
2024/10/9 ペプチド医薬品における品質評価・不純物分析の留意点・事例 オンライン
2024/10/10 ラボと製造におけるデータインテグリティとCSV基礎から実践まで 東京都 会場・オンライン
2024/10/10 新薬承認申請へ向けたリアルワールドデータ (レジストリデータ・医療ビッグデータ) の信頼性確保・審査事例と将来の次世代データの活用可能性 オンライン
2024/10/10 データインテグリティの具体的な手順書作成セミナー オンライン
2024/10/11 変革・イノベーションを継続する組織・デジタル人材づくりのポイント オンライン
2024/10/16 審査・調査での照会を少なくするためのCMC申請資料の適切な作成と照会事項/再照会低減 オンライン
2024/10/16 医薬品包装工程におけるバリデーションの基礎とクオリフィケーション & PV実施の考え方 オンライン
2024/10/17 GMP/QMS/GCTP適合のためのCSVとデータインテグリティ対応の実務/スプレッドシートとクラウドのバリデーション実務と運用 オンライン
2024/10/17 GMP/QMS/GCTP適合のためのCSVとデータインテグリティ対応の実務 オンライン
2024/10/17 医薬品品質リスクマネジメントセミナー オンライン
2024/10/18 GMP/QMS/GCTP適合のためのスプレッドシートとクラウドのバリデーション実務と運用 オンライン
2024/10/23 承認申請資料としての価値を高めるための効果的な日本語メディカルライティング オンライン

関連する出版物

発行年月
2013/5/31 在宅でのCDTM(共同薬物治療管理)の実践と薬局・薬剤師の次世代モデル
2013/5/30 新薬開発にむけた臨床試験(第I~III相臨床試験)での適切な投与量設定と有効性/安全性評価
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -
2013/2/27 リスクマネジメント・CAPA(是正措置・予防措置)導入手引書
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書
2013/1/28 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方
2012/3/29 治験中 / 市販後における3極安全性情報の収集・報告・評価実務と相違
2012/3/13 超入門 GMP基礎セミナー
2012/3/5 育毛剤・発毛剤 技術開発実態分析調査報告書
2012/2/16 システムの適格性確認および回顧的バリデーションの具体的実施方法
2012/2/14 LIMS導入に関する導入の留意点セミナー
2012/2/9 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応のための「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2012/1/20 24年度診療報酬改定におけるDPC評価の全貌
2011/12/22 光学活性医薬品開発とキラルプロセス化学技術
2011/12/14 QCラボにおける厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応セミナー
2011/12/10 製薬大手5社 技術開発実態分析調査報告書
2011/12/8 最新のCSV動向および21 Part 11も視野に入れたFDA査察対応方法