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リチウムイオン電池の寿命と劣化およびその評価

リチウムイオン電池の寿命と劣化およびその評価

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、高温での耐久によるリチウムイオン電池の抵抗上昇に関する測定、また原因となる電極活物質、特に正極活物質の変化について解説いたします。

開催日

  • 2012年10月22日(月) 13時00分 16時30分

プログラム

 リチウムイオン電池の寿命は,電池の抵抗増加と容量減少 (エネルギー密度減少) で決定される。HVなどの自動車用では特に抵抗上昇 (パワーの低下) が電池寿命を支配する可能性が大きい。
 本講演では、特に高温での耐久によるリチウムイオン電池の抵抗上昇について、電池の抵抗の測定法、抵抗の分類法、電池の抵抗増加部位を特定する方法を述べる。また、電池の抵抗増加の原因となる電極活物質、特に正極活物質の変化について概説する。
 耐久による正極活物質変化の解析法についても、TEM、EELS、XAFS法などについて実際の解析を素に述べる。また,これらの結果を踏まえた寿命向上についても言及する.

  1. 電池と電気自動車の歴史
  2. リチウムイオン電池の概要
    1. リチウムイオン電池の性能
      • 鉛電池,Ni-MH電池との比較
    2. リチウムイオン電池 (電極) の構造
      • 電極微細構造と電池特性
    3. リチウムイオン電池用材料
      • 正負極活物質
      • 電解液
      • セパレーター
  3. リチウムイオン電池の高温耐久試験
    1. 高温サイクル耐久試験
    2. 高温保存耐久試験
  4. リチウムイオン電池の劣化解析
    1. 容量減少と抵抗増加
      • 単電池 (単一セル) の例
      • 組電池の例
    2. 電池内の抵抗の分類
      • 電池の抵抗測定法
    3. 電気化学解析による抵抗増加部位の特定
      • 交流インピーダンス法、GITT法,3極式電池法など
    4. 抵抗増加と活物質変化 (物理分析)
      • STEM, EELS, EXAFSなどによる結晶構造変化あるいは表面構造変化
  5. 抵抗増加の抑制法
    1. 活物質の改良
    2. 使用面からの対策
  6. まとめ
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 右京 良雄
    (株)豊田中央研究所 右京特別研究室
    室長

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第2講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

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お問い合わせ

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(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 42,000円 (税込)
複数名
: 33,000円 (税別) / 34,650円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
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