技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

品質試験における生データの取り扱い・QC/QAと「ロ」・「ハ」項の適合性書面調査対応

品質試験における生データの取り扱い・QC/QAと「ロ」・「ハ」項の適合性書面調査対応

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2012年7月27日(金) 13時00分16時30分

受講対象者

  • 医薬品に関連する技術者、担当者

修得知識

  • 製品のライフサイクルと製造販売承認申請
  • 新医薬品の製造販売承認申請
  • 資料・品質試験の生データのまとめ方
  • 品質試験生データ・試験結果のQC/QAチェックにおける留意点
  • 適合性書面調査対応における留意点

プログラム

 医薬品等の製造販売承認申請に際しては、添付すべき資料に書かれた試験結果の数値と生データに齟齬がないように整備されなければならない。適合性書面調査の結果、生データ等に不備が発見され、信頼性のシステムに重大な問題があると当局により判断された場合は、データの再計算等が求められ、申請者にとっては承認取得に大きな影響を及ぼす事態となる。
 そのため、申請する企業においては、品質試験の生データをいかに整備して、それらについてどのような点に気を配りながらQC/QAチェックを行い、添付資料に反映してゆくかが重要な課題となる。
 今回は、適合性書面調査に向けた品質試験における生データの取り扱いに関して、過去の事例を参考にしながら解説する。

  1. 製品のライフサイクルと製造販売承認申請
  2. 承認審査の流れ
  3. 新医薬品の製造販売承認申請
  4. 承認申請時に添付すべき「ロ」・「ハ」項の試験データ
  5. 資料及び品質試験の生データのまとめ方の留意点
    1. 委託契約書
    2. 製造方法並びに規格及び試験方法等に関する資料
      1. 構造決定及び物理化学的性質
      2. 製造方法
      3. 規格及び試験方法
        1. 規格及び試験方法
        2. 含量規格
        3. 性状
        4. 確認試験
        5. 純度試験
        6. 溶出試験
        7. 定量法
        8. その他の製剤試験
      4. 添付資料
    3. 安定性に関する資料
      1. 申請区分ごとの安定性試験ガイドライン
      2. 長期保存試験
      3. 苛酷試験
      4. 加速試験
  6. 品質試験生データ及び試験結果のQC/QAチェックにおける留意点
  7. 適合性書面調査対応における留意点
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 高橋 謙一
    合同会社 KMT Pharm. Consulting Japan CMC開発推進部
    部長

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5階 第3講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 42,000円 (税込)
複数名
: 33,000円 (税別) / 34,650円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/12/22 ICH (Q1) をふまえた開発段階の安定性試験実施と試験結果からの有効期間の設定 オンライン
2025/12/22 三極 (米国FDA、EU EMA、日本PMDA) の指針に基づくプロセスバリデーションの実施と適格性評価の考え方 オンライン
2025/12/22 再生医療等製品開発におけるプロジェクトマネジメントの進め方と評価手法 オンライン
2025/12/22 ASEAN各国の医薬品申請のための薬事制度と申請資料作成方法 オンライン
2025/12/22 GMP英語 入門講座 オンライン
2025/12/22 医薬品製造の品質強化に向けたヒューマンエラーの予防対策 オンライン
2025/12/23 製薬用水入門講座 オンライン
2025/12/23 統計学が専門でない人向けのサンプルサイズ設定演習 オンライン
2025/12/23 GMPにおけるキャリブレーション (校正) の重要ポイント オンライン
2025/12/23 細胞培養の基礎・品質管理と品質に係る検査・試験の留意点 オンライン
2025/12/23 医薬品製造工場・試験室における紙文書・紙記録から完全電子化/ペーパーレス化へのプロセス・管理とDX、DI、AIを活用した対応策・運用の留意事項 オンライン
2025/12/23 ドラッグ・ラグ/ドラッグ・ロス時代の希少疾病用医薬品 (オーファンドラッグ) 開発最前線 オンライン
2026/1/5 原薬製造プロセスバリデーション実施方法とスケールアップ、MF登録申請 オンライン
2026/1/5 ICH E6 (R3) / ICH E8 (R1) が要求するTPP、CTQ 要因、QTLの考え方を取り入れたプロトコル・臨床開発計画の組み方 オンライン
2026/1/6 GMP基礎講座 (2日間) オンライン
2026/1/6 中小規模組織 (企業) における責任役員 (上級経営陣) へのGMP、GQP教育方法と法令順守体制の整備 オンライン
2026/1/6 医薬品開発における安定性試験実施のポイント オンライン
2026/1/6 再生医療等製品開発におけるプロジェクトマネジメントの進め方と評価手法 オンライン
2026/1/6 GMP英語 入門講座 オンライン
2026/1/6 新規モダリティにおける事業性評価手法 オンライン

関連する出版物

発行年月
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集
2018/5/30 GVP Module改訂をふまえたEU Pharmacovigilance規制の実装
2018/5/18 創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性
2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し
2014/11/27 3極対応リスクマネジメントプラン策定とEU-GVPが求める記載事項/国内との相違点
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/7/30 高薬理活性医薬品・封じ込めQ&A集
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2013/9/2 原薬・中間体製造プロセスにおける課題と対策
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書
2013/5/30 新薬開発にむけた臨床試験(第I~III相臨床試験)での適切な投与量設定と有効性/安全性評価
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)