技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

光学活性医薬・中間体のプロセス開発におけるスケールアップ・実用例と不純物管理・結晶化・晶析の留意点

光学活性医薬・中間体のプロセス開発におけるスケールアップ・実用例と不純物管理・結晶化・晶析の留意点

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーは、キラル技術の工業化のポイント、不純物 (エナンチオマー) の取扱、光学純度を高める精製方法について詳解いたします。

開催日

  • 2012年2月17日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 医薬品に関連する技術者
  • 光学活性原薬を扱う担当者、初心者
  • 光学異性体の分析・測定に関わる担当者、初心者
  • キラル技術の工業化に携わる担当者

修得知識

  • キラル技術の工業化のポイント
  • 不純物 (エナンチオマー) の取り扱い
  • 光学純度を高める精製方法
  • 光学異性体の分析法・純度測定法

プログラム

 新薬として開発される医薬品の70%近くが光学活性化合物になってきている。
 これに伴って光学活性化合物を実用的規模でいかに速く、低コストで効率よく、安全かつ高品質で環境にやさしくつくるかという、キラルプロセス化学技術の必要性・重要性が高まっている。
 本セミナーでは光学活性医薬品の開発状況、光学活性化合物の製造法 (キラルテクノロジー) 、原薬・中間体製造のスケールアップ・工業化および品質管理の観点から有機化合物の結晶化・晶析技術を取り上げ、不純物 (エナンチオマー) の取扱いや光学純度を高める精製方法も紹介する。
 加えて、21世紀に期待されるキラル技術、DCR法、DIAT (異性化晶析) 法、DKR法、不斉誘起法、SMB法等を紹介したい。
 本セミナーは中経験者・初心者を対象とし、キラル技術の工業化のポイントや留意点を示しわかり易く解説する。

  1. 最近の医薬品の開発状況と薬業界
  2. 最近の光学活性医薬品の開発状況
  3. メガファーマの (キラル) プロセス化学状況
  4. 医薬開発過程での光学活性原薬の製造技術とその活用状況
  5. パストゥールの大発見とアミノ酸化学・工業
  6. プロセス化学とキラルテクノロジー
  7. キラルテクノノロジーの実践例と工業化のポイントと留意点
    • 天然物質の分離法
    • クロマト分割法
    • 優先晶析分割法
    • ジアステレオマー分割法
    • 酵素分割法
    • キラルプール法
    • 不斉合成法
    • 発酵法
    • モノクロナール抗体作製等
  8. 医薬原薬・中間体製造のスケールアップ
  9. 医薬品化合物の結晶化・晶析による分離・分割技術
  10. 光学活性原薬・中間体の品質管理
  11. 光学異性体の分析法、光学純度測定法
  12. 不純物の工程管理
  13. 不純物エナンチオマーの取扱いと除去方法
  14. 光学活性化合物の光学精製技術とその導入のポイント
  15. 21世紀に期待される新しいキラル技術の紹介
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 吉岡 龍藏
    元 田辺三菱製薬(株) CMC本部 プロセス化学研究所

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

4階 第1特別講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 47,250円 (税込)
複数名
: 38,000円 (税別) / 39,900円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/10/2 GDP対応のための文書整備、流通業者管理と実務対応のポイント オンライン
2024/10/2 中国・香港・台湾・韓国・インド・ASEAN主要国の薬事規制比較と現地対応ノウハウ オンライン
2024/10/2 治験に関わるベンダーの要件調査と監査 オンライン
2024/10/4 メディカルライティング入門講座 オンライン
2024/10/4 医薬品の品質保証 (QA) / 品質管理 (QC) における具体的対応手法 オンライン
2024/10/4 新規モダリティの事業価値評価とGO/No-go意思決定のポイント オンライン
2024/10/7 現場で役に立つCAPA (是正予防・予防処置) 導入手順・事例と根本的原因分析入門講座 オンライン
2024/10/7 医薬品製造における異常・逸脱管理とインシデンツ対応 オンライン
2024/10/7 バイオシミラーの診療報酬評価と開発、普及への取り組み オンライン
2024/10/7 バイオ医薬品/抗体(ADC抗体)医薬品における品質試験/安定性試験と品質規格設定のポイント オンライン
2024/10/8 事例から学ぶQA担当者教育訓練とQA部門構築のポイント オンライン
2024/10/8 医薬品等製造設備の洗浄バリデーションと交叉汚染防止 オンライン
2024/10/8 化学物質を扱う研究所における法規制に準拠した薬品管理の進め方 オンライン
2024/10/8 包装工程のバリデーションの重要ポイントと工程トラブル事例 オンライン
2024/10/9 リスクの高い滅菌プロセス管理要求ポイント及び医薬品PIC/S GMP、EMAの滅菌、無菌性保証の注意ポイント並びに滅菌関連回収事例、見落としがちの滅菌バリデーションのポイント オンライン
2024/10/9 承認申請資料としての価値を高めるための効果的な日本語メディカルライティング オンライン
2024/10/9 医薬品や医療機器の早期承認取得のためのPMDA申請戦略とスムーズに合意を得る方法 オンライン
2024/10/9 新規モダリティの事業価値評価とGO/No-go意思決定のポイント オンライン
2024/10/9 ペプチド医薬品における品質評価・不純物分析の留意点・事例 オンライン
2024/10/10 ラボと製造におけるデータインテグリティとCSV基礎から実践まで 東京都 会場・オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2023/1/31 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/11/30 抗体医薬品製造
2022/7/29 ペプチド医薬品の開発・事業化戦略および合成・分析・製造ノウハウ
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策 (製本版 + ebook版)