技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

GMP-SOPの"見える化"と査察や現場での使用しやすい文書・記録の作り方

GMP-SOPの"見える化"と査察や現場での使用しやすい文書・記録の作り方

~現場で使いやすいSOPとは、"読むSOP"ではなく、"見て分りやすいSOP"である~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、GMP省令・GMP指針に対応した文書・記録管理の基礎から解説し、現場で使いやすい文書作成のポイントについて詳解いたします。

開催日

  • 2011年6月21日(火) 10時15分 16時45分

受講対象者

  • 医薬品・製薬におけるSOP作成の担当者、管理者

修得知識

  • GMP省令・GMP指針に対応した文書・記録管理の基礎とポイント
  • SOP作成上のポイント
  • 現場で使いやすい文書作成のポイント

プログラム

第1部 品質保証からみた文書・記録のあり方

 医薬品GMPを含む全ての製品の品質保証は、実際の作業と完全に整合した文書、文書に基づく正確な運用を基本としている。
 品質保証の3原則は、第三者に対する「透明性」「公平性」「客観性」である。これら、全てに共通している基本ツールは文書・記録類の査察におけるポイントを解説します。

  1. 査察で指摘されやすい文書・記録
  2. システム査察における文書・記録類の位置づけ
  3. GMP管理を構成する6サブシステムのポイント
  4. 「GMP品質システム文書」 (Document)
  5. GMP省令に対応した文書・記録管理
  6. GMP指針に対応した文書・記録管理
  7. GMP品質システム階層的文書体系及び文書管理体

第2部 GMP文書・記録の作り方の留意点

 GMP文書・記録の管理について査察などで問題になりやすいところのポイントを解説します。

  1. 文書・記録類の識別・管理番号のつけ方の留意点
  2. 標準作業標準書 (SOP) 作成上の留意点
  3. ログブック作成上の留意点
  4. 生データの取り扱い上の留意点
  5. 原材料・資材・中間製品の取り扱いに係る文書類の留意点
  6. QAに係る文書類の留意点

第3部 GMP-SOPの“見える化“とわかりやすい記録

 現場で使いやすいSOPとは、“読むSOP“ではなく、“見て分りやすいSOP“である。そのためには、図、表、イラストを利用して視覚に訴求することといわれる。
 第3部では、製品標準書における分りやすいフローチャート及び図表の活用、製品標準書及び製造指図と連動した運転操作標準書における図表の活用、指図と記録が連動した製造指図・記録書における図表の活用について、作成事例で具体的にSOPの作り方について学びます。
 また、比較的現場にて分りにくいといわれる逸脱管理SOPについてフローチャート及び要領書を活用したSOP事例について解説します。

  1. “現場で使いやすいSOP“が問題提起されて背景
  2. どのような問題が現場で発生しているのか?また、それは何故か?
  3. 製品標準書における分りやすいフローチャート及び図表の活用事例
  4. 製品標準書及び製造指図と連動した運転操作標準書における図表の活用事例
  5. 指図と記録が連動した製造指図・記録書における図表の活用事例
  6. フローチャート及び要領書を活用した逸脱管理のSOPの事例
  7. 現場で使いやすい文書作成のポイント
  • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 若山 義兼
    高槻医薬品GMP/食品ISOリサーチ
    代表

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5階 第3講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 47,250円 (税込)
複数名
: 38,000円 (税別) / 39,900円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/5/29 医薬品/医療機器等へのQMSの具体的な構築フロー オンライン
2025/5/29 製品品質照査の活用による製造工程、原料・資材及び製品規格の妥当性検証 オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品の不純物管理 オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品における各種試験方法の適切な精度管理と分析法バリデーションの実施方法 オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品のCTD (CMC) :妥当性の根拠とまとめ方 (2日間) オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品 (CMC) マスターコース (全6コース) オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品における製法・試験法変更と担保すべき同等性/同質性評価 オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品における規格及び試験方法の設定と安定性試験 (長期保存試験) による有効期間の設定 オンライン
2025/6/27 非無菌医薬品における微生物学的品質管理の必要レベルと微生物限度試験法実施事例 2024 オンライン
2025/6/27 サプリメント (機能性表示食品) におけるGMP (製造・品質管理の基準) 実施にむけた理解と実践 オンライン
2025/6/27 QMS構築によるオーバークオリティ判断と治験効率化にむけた活用 オンライン
2025/6/27 バイオ医薬品の原薬製造における外来性感染性物質のクリアランスと安全性試験 オンライン
2025/7/31 医薬品中の元素不純物分析のデータ試験・管理及びPMDA等の対応ポイント オンライン

関連する出版物

発行年月
2018/5/30 GVP Module改訂をふまえたEU Pharmacovigilance規制の実装
2018/5/18 創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性
2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し
2014/11/27 3極対応リスクマネジメントプラン策定とEU-GVPが求める記載事項/国内との相違点
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/7/30 高薬理活性医薬品・封じ込めQ&A集
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2013/9/2 原薬・中間体製造プロセスにおける課題と対策
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書
2013/5/31 在宅でのCDTM(共同薬物治療管理)の実践と薬局・薬剤師の次世代モデル
2013/5/30 新薬開発にむけた臨床試験(第I~III相臨床試験)での適切な投与量設定と有効性/安全性評価
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)