技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
2023年初頭、グローバルには種々の課題を抱えつつ、脱炭素や地球環境の悪化抑制に動いている。大きく見ればエネルギーインフラではあるが、その中で自動車の占める割合は大きく、ICEからx/zEVへの転換は大きな流れとなっている。100年続いた内燃機関の大幅削減は、第2、3の産業革命でもあろう。
本書は標記のタイトルで広く、x/zEVやリチウムイオン電池に関わる、ビジネスのニーズとサプライ (需要と供給) の側面から、最近の動向を見据えた「ビジネス資料集」をイメージした内容である。元より、筆者が結論を示して方向付けをするものでもない。可能な限り新しいデータを数字で集めて、時系列でまとめて、読者のアクションプランの参考資料として頂きたい。
前半ではBEV、PHEV、HEVを主体にし、各国ごとに異なるx/zEVの内容を整理して示した。これらの区分に沿った、2030年ないし2035年の最終時点における、ICE廃止の目標を一覧した。次に国と地域別の製造・販売実績を、可能な限り直近の12ヶ月の数値データを元にまとめた。この数値と最終時点の大きなギャップが、これからの壁となって行く手を阻んでいると見える。
このギャップへのチャレンジは、国や自動車メーカーに依って多種多様であり、多くの競業や協業関係が出来つつある。各社の主要BEVモデルも、開発レベルを脱して、性能の向上と独自性の展開に入っている。2022~23年段階の主要モデルの、走行性能を比較し、充電システムと安全性の諸課題を扱う。
BEVは充電無しには航続出来ない。大きくなった電池容量kWhの中で、短時間の充電は電池への大きなストレスであると同時に、高度な電池システムの温度管理 (冷却) が求められる。温度上昇と時間経過は電池の劣化を介して、BEVの発火事故につながる。厳しい安全性試験をクリアしたBEVが、多くの発火事故を起こしている現実を直視する必要があろう。
S&T出版からの案内をご希望の方は、割引特典を受けられます。
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
---|---|---|---|
2025/9/24 | 次世代自動車に求められる電動化・自動運転技術のメカニズムと構成要素、今後の展望 | オンライン | |
2025/10/3 | EV車載充電器/電源方式の利点・欠点と技術・研究動向 | オンライン | |
2025/10/24 | 液浸冷却 (浸漬冷却) 用 材料開発における最新動向 | オンライン | |
2025/11/12 | xEV用パワーエレクトロニクスの技術トレンド | 東京都 | 会場・オンライン |
2026/1/16 | これからの自動車熱マネジメント技術 | オンライン | |
2026/1/29 | これからの自動車熱マネジメント技術 | オンライン |
発行年月 | |
---|---|
2022/5/6 | EV、PHEV、HEVと燃料電池車の環境・走行性能分析 (書籍+PDF版) |
2022/4/15 | 2022年版 スマートモビリティ市場の実態と将来展望 |
2022/3/9 | EV用リチウムイオン電池と原材料・部材のサプライチェーン (書籍版) |
2022/3/9 | EV用リチウムイオン電池と原材料・部材のサプライチェーン (書籍 + PDF版) |
2022/2/4 | 世界のxEV、車載用LIB・LIB材料 最新業界レポート |
2022/1/20 | 脱炭素へ、EVの役割と電池・原材料の安定供給 2030/35年モデルと諸問題の検証 |
2021/9/30 | 自動車室内の静粛性向上と、防音・防振技術、材料の開発 |
2021/6/22 | EV用リチウムイオン電池のリユース・リサイクル2021 |
2021/4/13 | GAFA+Mの自動運転車開発最前線 |
2021/3/19 | 2021年版 モビリティ市場・技術の実態と将来展望 |
2021/1/31 | 次世代EV/HEV用モータの高出力化と関連材料の開発 |
2020/12/25 | 次世代自動車の熱マネジメント |
2020/3/19 | 低炭素社会とバッテリーアグリゲーション |
2019/12/13 | 2020年版 次世代自動車市場・技術の実態と将来展望 |
2019/4/1 | 車載用LIBの急速充電性能・耐久性と市場 |
2019/1/31 | センサフュージョン技術の開発と応用事例 |
2018/12/14 | 2019年版 次世代自動車市場・技術の実態と将来展望 |
2018/11/30 | EV・HEV向け電子部品、電装品開発とその最新事例 |
2018/4/12 | 自動車用プラスチック部品の開発・採用の最新動向 2018 |
2017/11/17 | 2018年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望 |