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FDTD法によるアンテナ/電磁波解析

FDTD法によるアンテナ/電磁波解析

~そのポイントとプログラム~
FDTD法によるアンテナ/電磁波解析の画像

概要

本書籍は、FDTD法の基礎から解説し、電磁界解析のポイントについてわかりやすく纏めたものです。
FORTRAN 2000に準拠して記述したプログラムを収録したCDを添付しております。

ご案内

  • 2019年11月13日: 好評につき完売、絶版。

 FDTDシミュレータを使いこなすには少なくともシミュレーションの内容やその限界についてよく知っておく必要がある。本書はこのような観点から、FDTD法の基礎と著者らの経験に基づく電磁界解析のポイントを解り易く纏めたものである。
 プログラムを自作しようとする人や、シミュレータの中身を知りたいという読者のために、 FORTRAN 2000に準拠して記述したプログラムを掲載した。
 本書は読めばすぐに計算・解析ができるようになり、またプログラム自作の指南書となる事 を目指したものである。

目次

第1章 FDTD法の基礎

  • 1 マクスウェル方程式
  • 2 1次元FDTD法
    • 2.1 1次元Yeeアルゴリズム
    • 2.2 プログラミング例
  • 3 3次元FDTD法
    • 3.1 時間差分
    • 3.2 3次元Update Equation
    • 3.3 プログラミング例
  • 4 2次元FDTD法
    • 4.1 2次元Update equation
    • 4.2 プログラミング例
  • 5 物体のモデル化
    • 6.1 空間分割と安定化条件
    • 6.2 完全導体のモデル化
    • 6.3 ID配列
  • 6 高誘電率媒質

第2章 吸収境界条件

  • 1 Murの吸収境界条件
  • 2 PML吸収境界条件
    • 2.1 3次元PML
    • 2.2 2次元PML
  • 3 PML のプログラム例
    • 3.1 2次元PMLのプログラム例
    • 3.2 3次元PMLのプログラム例

第3章 アンテナ解析

  • 1 アンテナ解析における給電電圧の与え方
    • 1.1 デルタギャップ給電
    • 1.2 給電に用いられる電圧波形
  • 2 給電電流の求め方と入力インピーダンスの計算
    • 2.1 給電電流の求め方
    • 2.2 給電電流の解析例
    • 2.3 入力インピーダンスの計算法
  • 3 入力インピーダンスの計算例
    • 3.1 ダイポールアンテナ
    • 3.2 ループアンテナの入力インピーダンス
  • 4 指向性の求め方とそのプログラム
    • 4.1 遠方界プログラムの例

第4章 電磁界散乱解析

  • 1 FDTD法による電磁界解析
  • 2 散乱界の計算手法とそのプログラム
    • 2.1 完全導体
    • 2.2 損失性媒質
    • 2.3 2次元誘電体円柱の計算例
  • 3 媒質および構造に対する反射係数の計算手法とそのプログラム
    • 3.1 反射係数の求め方
    • 3.2 無限に大きな構造のモデル化手法
    • 3.3 解析例
  • 4 人体の解析手法とそのプログラム
    • 4.1 SAR
    • 4.2 解析例

第5章 周期構造の解析

  • 1 電磁界の対称性を用いる手法とそのプログラム
    • 1.1 電磁界の対称性と解析可能なモデル
    • 1.2 解析例とプログラム
    • 1.3 無限周期平板ダイポールアレーの解析
  • 2 Constant-k法
    • 2.1 Constant-k法の考え方
    • 2.2 2次元無限周期構造に対するConstant-k法のプログラム
    • 2.3 周期ストリップ構造の解析例
    • 2.4 フォトニッククリスタルの解析例

執筆者

東京農工大学大学院
共生科学技術研究院
先端電気電子部門
教授
宇野 亨 氏

大阪電気通信大学
情報通信工学部通信工学科
准教授
何 一偉 氏

東京農工大学
工学部
電気電子工学科
講師
有馬 卓司 氏

出版社

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お問い合わせ

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体裁・ページ数

B5判 CD付 (FORTRAN 2000に準拠して記述したプログラムを収録) 90ページ

ISBNコード

ISBN978-4-88657-658-3

発行年月

2011年5月

販売元

tech-seminar.jp

価格

28,000円 (税別) / 30,800円 (税込)

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