技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

特許審査経験から解説する医薬品特許における最近の重要判例・判断と改訂審査基準

特許審査経験から解説する医薬品特許における最近の重要判例・判断と改訂審査基準

~ラボノートの作成・管理と先使用権の立証~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、特許審査官・審判官の経験から最近の重要判例や、医薬発明の審査基準について、最近の改訂の動向とその運用について説明し、出願人側の注意点を解説いたします。

開催日

  • 2013年1月18日(金) 13時00分 16時30分

プログラム

 本講演では、講師の特許審査官・審判官の経験に基づいて、特許実務に有益な最新の情報をご紹介します。
 具体的には、最近の特許審査の傾向と注意点についてご紹介したうえで、医薬品特許に関する最近の重要判例の解説および考察を行います。また、医薬発明の審査基準について、最近の改訂の動向とその運用について説明し、出願人側の注意点について検討します。
 さらに、知的財産権のグローバル化に対応して、特許審査ハイウエイ (PPH) における実務のほか、欧米・アジア地域における特許実務の注意点などについても説明する予定です。

  1. 特許庁における審査実務の現状
    • 最近の特許審査の傾向
    • 拒絶理由通知に対する応答の注意点
    • 面接審査の注意点
    • 最近の審査基準の改訂とその影響
    • 2011年特許法改正とその影響
  2. 知財実務におけるラボノートの役割
    • ラボノートの意義
    • ラボノートによる実施可能要件違反の抗弁
    • ラボノートによる先使用権の立証
    • ラボノートの作成・管理における留意点
  3. 医薬品特許に関する最近の判例について
    • 新規性・進歩性の判断に関する事例
    • 実施可能要件の判断に関する事例
    • プロダクト・バイ・プロセス・クレームの解釈
    • 医薬用途クレームの解釈
    • 欧米における最近の判例とその傾向
  4. 医薬発明の審査基準の改訂とその運用
    • 新規性・進歩性の判断に関する審査基準の運用
    • 「用法、用量に特徴のある発明」に関する改訂審査基準の運用
    • プロダクト・バイ・プロセス・クレームの審査基準の運用
    • 実施可能要件における薬理データの取り扱い
    • 特許権の存続期間の延長に関する改訂審査基準の運用
    • 日米欧における医薬発明の審査基準の対比
  5. 知的財産権のグローバル化への対応
    • 世界知的所有権機関 (WIPO) による情報提供の活用
    • 特許審査ハイウエイ (PPH) の最近の傾向
    • 日中韓における新規性・進歩性の比較研究
    • 米国の特許法改正とその影響
    • 今後の審査基準改訂の方向性

  • 質疑応答・名刺交換

会場

東京八重洲ホール

9F 902

東京都 中央区 日本橋3丁目4番13号 新第一ビル
東京八重洲ホールの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 39,900円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名同時申込みで1名分無料 (1名あたり19,950円)
    • 2名様ともS&T会員登録をしていただいた場合に限ります。
    • 同一法人内 (グループ会社でも可) による2名同時申込みのみ適用いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/27 mRNA/LNP (脂質ナノ粒子) 医薬品コース オンライン
2024/5/27 mRNA/核酸用DDS技術におけるLNP設計・調製とLNP製剤の品質評価法 オンライン
2024/5/28 GMP超入門 オンライン
2024/5/28 医薬品品質試験における生データの取扱いとQC実施のポイント 東京都 会場・オンライン
2024/5/28 バイオ医薬品で起こる蛋白質凝集メカニズム、凝集体形成防止・製剤安定化に関する取組み方、品質管理、ストラテジー オンライン
2024/5/28 ラボと製造におけるCSVとデータインテグリティの実務速習 オンライン
2024/5/28 新規モダリティ分野における各事業性評価手法と不確実性要素の注意点 オンライン
2024/5/28 インドの医薬品産業の最新規制と知的財産制度 オンライン
2024/5/28 ICH E6 (R3) に見る臨床開発におけるCSVの最新情報 オンライン
2024/5/28 メディカルライティング講座 (中級) オンライン
2024/5/28 メディカルライティング講座 (初級・中級) オンライン
2024/5/29 GxP領域データの (完全) 電子化プロセスとデータインテグリティ対応のポイント オンライン
2024/5/29 駄目なSOPと、あるべきSOPから学ぶヒューマンエラー防止に必要なSOPの具体的書き方の工夫と文書管理の実践 東京都 会場・オンライン
2024/5/29 改正GMP省令を踏まえたGMP適合性調査対応 効率的なGQP/GMP - QA連携とQA/QC業務範囲の明確化 オンライン
2024/5/29 医薬品と医療機器の早期承認取得のためのPMDA戦略策定のポイント オンライン
2024/5/29 原薬におけるMF登録・記載・適合性調査・照会対応とプロセスバリデーション結果を基にしたMFへの落し込み オンライン
2024/5/29 再生医療等製品/細胞治療製品における規制要件の理解と申請書作成のポイント (入門講座) オンライン
2024/5/29 非GLP試験における信頼性確保 東京都 会場・オンライン
2024/5/30 上級経営陣/責任役員にむけたGMP、GQP教育とQA/法令順守体制の整備 オンライン
2024/5/30 薬機法の実務を考慮した医薬品特許戦略の新たな視点 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/3/29 後発で勝つための研究・知財戦略と経営層への説明・説得の仕方
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/3/11 アリババ (阿里巴巴 Alibaba) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版) (CD-ROM版)
2024/3/11 アリババ (阿里巴巴 Alibaba) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版)
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用
2023/1/31 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/11/30 抗体医薬品製造