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動的粘弾性の基本とデータ解釈のポイント

動的粘弾性の基本とデータ解釈のポイント

~温度時間換算則の基本、マスターカーブの作成法 / データ⇔構造⇔物性の関係~
オンライン 開催

開催日

  • 2026年4月28日(火) 10時00分17時00分

修得知識

  • 応力緩和測定や周波数分散測定などの各測定の意味と関係
  • マスターカーブの作り方と応用例
  • 動的粘弾性の基礎
  • レオロジーの基礎
  • レオロジーの実測定
  • 安定した測定でキレイなデータを得るコツ

プログラム

第1部 動的粘弾性測定と温度時間換算則、WLF式

(2026年4月28日 10:00〜13:50) (途中 昼休みを含みます)

 レオロジーは様々な材料を対象にしており、特に高分子分野でよく研究されています。そのため高分子レオロジーには多くの蓄積がありますが、この膨大さが入門者にとって障壁になることもあります。
 そこで本セミナーでは高分子のレオロジーを理解するうえで重要な「温度時間換算則」に内容を絞って、基本から応用までをお話しします。土台をしっかり作って、参加者の皆さんそれぞれのテーマを進めていくのに役立つ内容のセミナーにしたいと考えています。水泳でいうと「まず、前へ進んでいくことと息継ぎができるようにする」といったイメージです(レオロジーの海で溺れないために!)。

  1. レオロジーの基本
    1. 弾性体と粘性体の性質
    2. 粘弾性体の性質
    3. マックスウェルモデルで緩和時間を考える (応力緩和)
    4. ひずみ速度と粘弾性体の応答
  2. 静的測定と動的測定
    1. レオロジー測定の分類
    2. 周波数分散測定と応力緩和測定
    3. マックスウェルモデルを使った周波数分散測定の解析
    4. 「デボラ数」で周波数分散測定と温度分散測定を考える
  3. 温度時間換算則とWLF式
    1. 応力緩和と周波数分散のマスターカーブ
    2. 温度時間換算則とマスターカーブ
    3. WLF式による温度時間換算則の整理
    4. マスターカーブの応用例
    • 質疑応答

第2部 動的粘弾性の測定事例とデータ解釈のポイント

(2026年4月28日 14:00〜17:00)

 本セミナーでは、レオロジーの基礎と実測定の概要、安定した測定でキレイなデータを得るコツについて詳解いたします。

  1. はじめに
    1. イントロダクション
    2. 粘弾性の考え方
    3. 現象論と分子論
    4. 汎用な粘度計とレオメータ
    5. フローカーブ、静・動的測定の理解と使い分け
    6. レオメータの仕組みと治具の特徴
    7. 失敗しないサンプル準備のコツ
  2. フローカーブ
    1. 様々なフローカーブ 〜粘度を色々な角度から考察〜
    2. 降伏値の求め方
    3. チクソトロピックループとステップフロー
  3. 熱硬化性樹脂
    1. ゲル化点の定義と求め方
    2. 温度条件の影響
    3. 硬化物の物性
  4. エマルション (物理ゲル)
    1. 安定性評価事例
    2. 構造回復観察
    3. 構造による粘度の変化
  5. サスペンション (物理ゲル)
    1. 分散性評価事例
    2. 緩和挙動考察事例
    3. 凝集構造と粘度の関係
  6. ゲル
    1. 食感と粘弾性測定の関係
    2. 緩和スペクトルによるゲルの分類
    3. ゾル-ゲル転移
  7. 粘着剤
    1. タック性とピール性
    2. フォーミュレーションと粘弾性挙動の関係
  8. ポリマーメルト
    1. 平均分子量・分子量分布の考え方
    2. コックス・メルツ則とは
  9. UV硬化
    1. 照度と硬化速度
    2. サンプル厚みと硬化収縮
  10. 新規アプリケーション事例
    1. レオ・インピーダンス
    2. 高速周波数特性評価技術Chirp
    • 質疑応答

講師

主催

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: 55,000円 (税別) / 60,500円 (税込)
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  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

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