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マイクロ・ナノプラスチック問題の動向と抜本的解決策としての生体内分解吸収性ポリ乳酸の開発

マイクロ・ナノプラスチック問題の動向と抜本的解決策としての生体内分解吸収性ポリ乳酸の開発

オンライン 開催
本セミナーは、申し込みの受け付けを終了いたしました。

概要

本セミナーでは、マイクロ・ナノプラスチックのヒトの体内への侵入と健康リスクへの懸念が高まる今、生体内で安全な物質に分解・吸収される生体内分解吸収性 (bioabsorbable) プラスチックに焦点を当て、人類の活路としての可能性を探ります。
マイクロプラスチックの体内侵入の実態から、生体内分解吸収性高分子の基礎や医用材料への応用展開、そして、活路となり得るポリ乳酸については、その特性から最新の技術・製品開発動向までを詳しく解説いたします。

開催日

  • 2026年3月31日(火) 10時30分16時30分

受講対象者

  • 生分解性プラスチック・バイオプラスチック・ポリ乳酸に関連する技術者
    • 自動車分野
    • 電気・電子分野
    • スポーツ分野 など
  • 生分解性プラスチック・バイオプラスチック・ポリ乳酸に関連する分野のマーケティング担当者、事業企画担当者、経営者

修得知識

  • 自然界におけるマイクロ・ナノプラスチックの発生要因と実態
  • 生体内分解吸収性ポリ乳酸の基礎と医用材料への応用・実績
  • 生分解性/生体内分解吸収性ポリ乳酸の基本特性と技術・製品開発動向

プログラム

 今、世界中を震撼させている最もホットなニュースは、私達人類は既に毎日の食事において多数のマイクロ・ナノプラスチックを経口摂取していることである。オーストリアのウイーン医科大などのチームは、8か国8人の便すべてから便10g当たり平均20個のマイクロプラスチックを検出した。その後、スペインなどの研究グループはティバッグでお茶を淹れた時に大量のマイクロプラスチックが流出し、それらが大腸粘膜の上皮細胞に取り込まれることによるDNAの損傷や遺伝毒性、発がん性などに警告を発している。
 では、自然界の食物連鎖の頂点に位置する人類はこれらマイクロプラスチックの誤飲・誤食は避けられない中で、人類がその存亡をかけて残された唯一の活路としては、仮に間違って経口摂取されても生体内で安全な物質に分解・吸収される生体内分解吸収性 (bioabsorbable) プラスチック材料以外にはない。
 本講演では、この必須の要件を満足するほとんど唯一のプラスチック素材としてポリ乳酸を取り上げ、これまでの様々な自然環境下における生分解挙動に加えて、生体内分解吸収性医用材料として既に実績のある骨接合材 (スクリュー等) などについても詳述する。

  1. ヒトの体内に“侵入”するマイクロ・ナノプラスチック
    1. マイクロ・ナノプラスチックの生成要因とその経口摂取ルート
      1. マイクロプラスチックの発生源と発生・蓄積量
        • 海洋
        • 道路
        • 農耕地
      2. 経口摂取ルート
        1. 食物連鎖
        2. 直接摂取
    2. マイクロ・ナノプラスチックの生体内吸収性に関する研究
      1. オーストリア/ウイーン医科大学、その他
      2. 小腸組織の構造と機能
        1. 絨毛
        2. パイエル板とM細胞
        3. タイトジャンクション
      3. マイクロ・ナノプラスチックの粒子径と生体内吸収性実験
        1. 動物実験 (ラット)
        2. 腸管培養モデル (腸管の吸収上皮細胞の培養液) 実験
  2. 生体内分解吸収性高分子の基礎と医用材料への応用展開
    1. 基本的要件 … 生体内での加水分解特性と分解産物の安全性並びに代謝特性
    2. 生分解性とはどこが異なるのか?
      1. 生分解性
      2. 生体内分解吸収性
    3. 各種生分解性プラスチックの生体内分解吸収特性
    4. 代表的な生体内分解吸収性合成高分子と医用材料としての応用展開・実績
      1. ポリグリコール酸 (PGA)
      2. ポリ乳酸 (PLA)
    5. 生体内分解挙動に及ぼす一次構造と高次構造の影響
      • 結晶化度
      • 分子量
  3. 生分解性/生体内分解吸収性ポリ乳酸の基本特性と最新技術・製品開発動向
    1. 天然有機酸としての乳酸
      1. 光学異性体 … L-乳酸とD-乳酸
      2. 安全性、食品衛生性、抗菌・防カビ性
      3. 生体内での乳酸の生成と代謝経路 … 解糖系、腸内善玉菌としての乳酸菌
    2. 合成高分子としてのポリ乳酸
      1. 生分解性バイオマスプラ (JBPA識別表示制度)
      2. 可食 (コーン) から非可食バイオマス原料 (木材パルプ) への転換
      3. L-乳酸/D-乳酸のランダム共重合体
      4. 生分解機構
        1. 分解制御機構
        2. 製品寿命制御
      5. 既存石油系汎用プラスチックと同等以上の高性能・高機能性
      6. 成形加工性
      7. リサイクル
    3. ポリ乳酸の様々な使用環境下における応用展開
      1. 生体内 (タイプS又はM)
        • 生体内分解吸収性医用材料
      2. 自然環境下 (土壌、海水) (タイプM)
        • 農林
        • 園芸
        • 土木
        • 水産資材
      3. 室温下・短期使用 (タイプM)
        • 使い捨て容器
        • 包装資材
        • 生活・衛生・雑貨
      4. 室温下・長期使用 (タイプL)
        • リターナブル食器
        • 電気・電子機器筐体・部品
        • 産業資材
        • 自動車内装材
      5. 高温高湿下・長期使用 (自動食器洗い機) (タイプL)
        • リターナブル食器
    • 質疑応答

講師

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
  • 5名様以降は、1名あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
    • 4名様でお申し込みの場合 : 4名で 180,000円(税別) / 198,000円(税込)
    • 5名様でお申し込みの場合 : 5名で 210,000円(税別) / 231,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは、申し込みの受け付けを終了いたしました。

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