技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

再生プラスチックを「使える品質」にする高品質マテリアルリサイクル

再生プラスチックを「使える品質」にする高品質マテリアルリサイクル

~物性低下・異物 (塗膜) への対策と評価法~
オンライン 開催

配信期間

  • 2026年3月25日(水) 13時00分2026年4月1日(水) 16時00分

お申し込みの締切日

  • 2026年3月30日(月) 16時00分

受講対象者

  • プラスチック材料開発、成形加工、リサイクル技術に関連する技術者、担当者、管理者

修得知識

  • リサイクル材に求められる「適正品質」の定義と市場動向
  • ポリプロピレン (PP) の劣化メカニズム
  • 物性低下や異物 (塗膜) 混入に対する具体的な「アップグレード」技術

プログラム

 世界的な環境規制の強化に伴い、プラスチック資源循環は「サーマル」から「高品質マテリアルリサイクル」への転換が急務となっています。しかし、再生材の活用には、劣化による物性低下や異物 (塗膜) 混入といった技術的課題が立ちはだかります。
 本セミナーでは、単に新品同様を目指す過剰品質ではなく、用途に見合った「使える品質」を実現するための実践的ノウハウを体系的に解説します。具体的には、欧州ELV指令などの最新法規制や市場動向の整理からスタートし、主力素材であるポリプロピレン (PP) を題材に、酸化劣化のメカニズムを詳説します。
 さらに、リサイクルの最大の障壁となる異物への対策や、ポリマーブレンドや複合化による「アップグレードリサイクル」の実践事例を紹介し、再生材を高度に使いこなすための技術と戦略を短時間で習得することを目指します。

  1. プラスチック廃棄物の現状を知る
    1. プラスチック廃棄物の現状とフロー
    2. 日本のリサイクル率のカラクリ (サーマルからマテリアルへ)
    3. 容器包装と自動車部品のリサイクルの決定的な違い
    4. 「バージン材同等」は必要か? (過剰品質と適正品質)
    5. 今後待ち受けている法規制と要求される材料スペック (欧州ELV指令など)
  2. ポリプロピレン (PP) の劣化メカニズムと寿命評価
    1. 高分子の劣化メカニズム (熱、光、剪断履歴)
      1. 自動酸化反応の基礎プロセス
      2. 分子量低下と架橋反応
    2. PPのリサイクルに伴う物性変化
      1. 成形加工履歴 (熱履歴) による溶融粘度の変化
      2. 結晶化度と機械的特性の相関
    3. 劣化の診断・評価技術
      1. ケミルミネッセンス (CL) 法による酸化劣化評価
  3. リサイクル材特有の課題対策
    1. マテリアルリサイクルの阻害要因と対策
      • 異物 (塗膜片) の混入が物性に与える影響
    2. ポリマーブレンド技術の応用
      • 「あえて混ぜる」アップグレードリサイクル
  4. 高品質マテリアルリサイクルの実践事例
    1. ドライブレンドによる高機能化
      1. 自動車用バンパー + バージン材
      2. 自動車用バンパー + リサイクル材
      3. 容リ材 + バージン材
      4. 容リ材 + リサイクル材
    2. 二次処理によるアップグレードリサイクル
      • 自動車バンパー + プライマー
    3. 未活用廃材を用いたアップグレードリサイクル
      • 楽器用リード
  5. まとめ
    • 質疑応答

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2026年3月25日〜4月1日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/7/31 エポキシ樹脂 総合2日間セミナー オンライン
2026/7/31 金属資源リサイクルの現状と分離・回収技術 オンライン
2026/8/5 建築・住宅用途に求められる高分子材料とトレンド技術動向 オンライン
2026/8/7 高分子の架橋密度・硬化挙動評価 オンライン
2026/8/7 プラスチック溶着技術の基礎と応用 東京都 会場・オンライン
2026/8/7 摩擦・摩耗現象のメカニズム徹底理解 オンライン
2026/8/17 プラスチック加飾技術の基礎と用途別の適用展開 オンライン
2026/8/17 建築・住宅用途に求められる高分子材料とトレンド技術動向 オンライン
2026/8/18 高分子構造・物性解析の基礎と最新分析技術 オンライン
2026/8/19 イソシアネートを用いない新しいポリウレタン材料の合成と応用 オンライン
2026/8/19 木質系資源の有効利用に向けた基礎と木材・プラスチック再生複合材の開発動向 オンライン
2026/8/20 「ナフサ」供給危機とホルムズ海峡封鎖リスク、エチレン停止リスクの動向と展望 オンライン
2026/8/20 資源循環に対応する易解体技術トレンドを中心とした接着技術の研究開発動向と課題 オンライン
2026/8/20 木質系資源の有効利用に向けた基礎と木材・プラスチック再生複合材の開発動向 オンライン
2026/8/21 電気絶縁材料の劣化メカニズムと部分放電計測ならびに寿命評価 オンライン
2026/8/21 高分子粘弾性 (レオロジー) の基礎と動的粘弾性測定 オンライン
2026/8/21 エポキシ樹脂とフィラーの界面設計とシランカップリング剤の活用法 オンライン
2026/8/21 イソシアネートを用いない新しいポリウレタン材料の合成と応用 オンライン
2026/8/21 シリコーン製品の基礎と用途・取り扱いのポイント オンライン
2026/8/24 サーキュラーエコノミーを実現するプラスチックの革新素材と再資源化戦略 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/7/31 ポリウレタンの材料設計、環境負荷低減と応用事例
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/28 ハイドロゲルの特性と作製および医療材料への応用
2024/6/24 EV用リチウムイオン電池のリユース&リサイクル
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2023/12/15 欧州のリサイクル 総合分析
2023/10/31 エポキシ樹脂の配合設計と高機能化
2023/9/1 プラ容器 vs 紙包装 vs パウチ包装市場の現状と展望 [書籍 + PDF版]
2023/9/1 プラ容器 vs 紙包装 vs パウチ包装市場の現状と展望
2023/7/31 熱可塑性エラストマーの特性と選定技術
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/6/14 車載用リチウムイオン電池リサイクル : 技術・ビジネス・法制度
2023/4/6 電池の回収・リユース・リサイクルの動向およびそのための評価・診断・認証
2023/3/31 バイオマス材料の開発と応用
2023/1/31 液晶ポリマー (LCP) の物性と成形技術および高性能化
2023/1/6 バイオプラスチックの高機能化