技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

フィラー/樹脂分散における分散状態の測定評価、その応用

フィラー/樹脂分散における分散状態の測定評価、その応用

~分散ムラ、厚み方向 (縦方向) と延伸方向 (横方向) などの分散状態の推定 / 機材の選び方・使い方、フィラー含有試料の前処理、規格基準の動き~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、フィラー/樹脂分散における分散状態の測定について取り上げ、分散ムラ、厚み方向 (縦方向) と延伸方向 (横方向) などの分散状態の推定、機材の選び方・使い方、フィラー含有試料の前処理、規格基準の動きについて詳解いたします。

開催日

  • 2025年10月20日(月) 10時30分16時15分

プログラム

第1部 樹脂/フィラー界面の構造解析と高分子コンポジットの粘弾性特性

(2025年10月20日 10:30〜11:45)

 樹脂中にフィラーが添加された高分子コンポジットの特性や機能は、樹脂およびフィラーそれぞれの性質だけでなく、樹脂中のフィラーの分散・凝集状態に大きく影響される。
 本講座では、樹脂中のフィラーの分散・凝集状態の観察法として透過型電子顕微鏡および、X線・中性子小角散乱法について解説するとともに、それら結果と高分子コンポジットが示す粘弾性特性の関係を説明する。

  1. 樹脂中のフィラーの分散・凝集状態と粘弾性の評価法
    1. 透過型電子顕微鏡
    2. X線・中性子小角散乱法
    3. 動的粘弾性測定
  2. 高分子コンポジットの粘弾性特性とフィラー分散・凝集
    1. フィラーが単独添加された例
    2. 異なる特性のフィラーが混合添加された例
    3. 高分子ブレンドにフィラーが添加された例
    4. その他の高分子コンポジットの例
  3. 高分子コンポジットの特性・機能の制御についての展望
    • 質疑応答

第2部 超音波スペクトロスコピー・パルスNMR法・沈降分析法などによるフィラーの実用分散性評価

(2025年10月20日 12:45〜14:45)

 フィラーは材料の物性や機能を向上させるために添加されるが、目標とする特性水準に到達するためには、マトリックス中のフィラー粒子の分散状態やマトリックス/フィラー界面を適切に評価する必要がある。
 本講では、フィラーの分散状態の直接および間接的評価法について解説する。

  1. 分散性の定義と分散性評価法 – 直接評価法と間接評価法 –
  2. 直接評価法
    1. 超音波スペクトロスコピーによる評価
    2. 遠心沈降分析法による評価
    3. パルスNMR法による評価
  3. 間接評価法ーハンセン分散性パラメータ・Hamaker定数・界面張力
    1. 沈降挙動から評価する手法
    2. パルスNMRによる緩和時間から評価する手法
    • 質疑応答

第3部 機器分析とインフォマティクスを組み合わせた樹脂/フィラー界面の構造解析技術

(2025年10月20日 15:00〜16:15)

 複合材料の機能を支配する要因として、樹脂/フィラー界面の接着状態がある。
 本講座では、界面接着に関わる、分子スケールの界面構造を解析する技術として、顕微赤外分光法とインフォマティクス (二次元相関法) を融合した手法について解説する。

  1. 複合材料の界面構造解析
    1. 樹脂/フィラー界面の化学構造
    2. 界面構造と物性との相関
  2. 顕微赤外分光法とインフォマティクスを融合した界面構造の解析技術
    1. 顕微赤外分光法
    2. 複合材料の界面相互作用の可視化
    3. 加熱による界面結合形成挙動の可視化
    4. 延伸時の界面近傍における高分子配向の可視化
    • 質疑応答

講師

  • 鳥飼 直也
    三重大学 大学院 工学研究科
    教授
  • 武田 真一
    武田コロイドテクノ・コンサルティング株式会社
    代表取締役
  • 渡邉 亮太
    国立研究開発法人 産業技術総合研究所 研究戦略本部 サーキュラーテクノロジー実装研究センター プラスチックマテリアルリサイクル研究チーム
    主任研究員

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 55,000円 (税別) / 60,500円 (税込)
複数名
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 50,000円(税別) / 55,000円(税込) で受講いただけます。
  • 5名様以降は、1名あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 60,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)
    • 4名様でお申し込みの場合 : 4名で 200,000円(税別) / 220,000円(税込)
    • 5名様でお申し込みの場合 : 5名で 230,000円(税別) / 253,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/5/12 ゴム材料における摩擦・摩耗現象の理解と制御・対処に必要な基礎知識 オンライン
2026/5/13 プラスチック用添加剤の基礎と選び方・使い方のポイント、その注意点 オンライン
2026/5/14 粉体・粒子を密充填するための粒子径分布、粒子形状、表面状態の制御 オンライン
2026/5/14 高分子材料のトライボロジー : トライボロジーの基礎から摩耗・摩擦低減技術の手法と特徴まで オンライン
2026/5/14 プラスチック強度設計の基礎知識 オンライン
2026/5/14 ブリードアウトの発生メカニズムと制御、測定法 オンライン
2026/5/14 高分子結晶機構・分析 / ポリマーの相溶性・相分離 (2日間) オンライン
2026/5/14 高分子結晶の成長機構、構造の特徴と各種分析法 オンライン
2026/5/15 高分子材料のトライボロジー : トライボロジーの基礎から摩耗・摩擦低減技術の手法と特徴まで オンライン
2026/5/15 プラスチック強度設計の基礎知識 オンライン
2026/5/15 プラスチック発泡体の製法、特性・機能性、評価、不良原因とその対策 オンライン
2026/5/15 5G/6G時代の高周波基板材料に求められる特性と材料設計・低誘電損失化技術 オンライン
2026/5/15 ポリマーにおける相溶性・相分離メカニズムと目的の物性を得るための構造制御および測定・評価 オンライン
2026/5/15 シリカ微粒子・合成シリカの基礎と分散・凝集の制御および表面改質 オンライン
2026/5/15 高分子の難燃化メカニズムと低誘電樹脂の難燃化技術 オンライン
2026/5/18 イオン交換樹脂の選定・運用、劣化・トラブル対策、応用のポイント オンライン
2026/5/18 ポリマー・高分子材料 (樹脂・ゴム材料) における変色劣化反応の機構とその防止技術 オンライン
2026/5/19 ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と構造・物性制御 オンライン
2026/5/19 ポリマーアロイの相溶性、構造解析、界面構造制御と新規ポリマーアロイの開発 オンライン
2026/5/19 チクソ性 (チキソ性) の基礎と評価および実用系への活用方法 オンライン

関連する出版物