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バイオ製品生産シフトを目指した微生物スクリーニング

バイオ製品生産シフトを目指した微生物スクリーニング

オンライン 開催

開催日

  • 2022年8月31日(水) 10時30分16時30分

プログラム

第1部 未知・未利用・難培養微生物資源の開拓と利活用

(2022年8月31日 10:30〜13:00)

 地球環境中には膨大かつ多様な微生物が棲息しており、その多くが (>99%) が未だ培養されたことない未知の生物であることが明らかにされています。こうした未知微生物は学術的価値はもとより、未利用微生物遺伝子資源として産業面でも大きな可能性を秘めています。
 本講演では、未知・未利用・未培養微生物を活きたまま”培養”して新たな生命機能を探る、という我々のこれまでの取組みを紹介するとともに、未知微生物遺伝子資源の価値とそれらを開拓するための今後の課題についてお話しします。

  1. 未知微生物とは何か
    • 環境中の微生物の数、多様性
    • 環境中の微生物はどれだけ培養されてきたのか
    • 培養可能が人類にもたらしてきた恩恵
    • 未知微生物を培養する意義
  2. 未知微生物遺伝子資源を開拓するためのアプローチ
    • 環境ゲノム情報解析によるアプローチ
    • 未知微生物を”培養”して調べるアプローチ
    • 古典的培養法の改良
    • 微生物間共生に着目した方法
    • 植物-微生物共生に着目した方法
    • 現位置培養法・環境模擬培養法
  3. 未知微生物遺伝子資源のバイオ産業への利活用
    • メディカルバイオ分野の取組み事例
    • アグリバイオ分野の取組み事例
    • グリーンバイオ分野の取組み事例
  4. 改めて未知の微生物を”培養” (開拓) する意義とは?
    • 学術的意義 (未知微生物の驚くべき多彩な能力と可能性)
    • 産業応用の可能性 (未知微生物資源への産業ニーズの可能性)
    • 質疑応答

第2部 バイオものづくり時代を支える微生物探索ミリオンスクリーニングのインパクト

(2022年8月31日 14:00〜16:30)

 石油から生物資源を原料としたバイオものつくりへと世界が大変革している。日本の強みは、発酵産業で培ってきた微生物の探索・育種の技術である。人類は、いまだに微生物の0.02%しか培養することができていない。
 本発表では、いかにして微生物を培養するか、膨大な検体数100 – 1000万検体を安価・迅速に活性・機能でスクリーニングするミリオンスクリーニングのシステムを紹介する。環境微生物の探索・自社の菌株育種のどちらにも対応するシステムは、バイオ産業の研究スピードを変えるインパクトをもたらす。

  1. なぜ、いま、微生物スクリーニングなのか?
    1. 微生物スクリーニングの歴史
      • 微生物研究初期
      • ゲノム時代
    2. ポストゲノム時代、微生物スクリーニングの意義
      • メタゲノムの限界
      • ゲノム編集の限界
    3. 次世代微生物スクリーニング
      • 世界動向
      • 国内動向
  2. ミリオンスクリーニング
    1. 要素技術
      • 培養
      • 選択
      • 単離
    2. 環境微生物
      • 培養
      • 選抜
    3. 企業育種株
      • 非組み替え株
      • スマートセル (組み替え株)
    4. 今後の展開
      • ミリオンスクリーニングのインパクト
      • 日本の微生物スクリーニングを支える仕組み
    • 質疑応答

講師

  • 玉木 秀幸
    国立研究開発法人 産業技術総合研究所 生命工学領域 生物プロセス研究部門
    副部門長
  • 小笠原 渉
    長岡技術科学大学 技術科学イノベーション専攻
    教授

主催

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  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
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  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信セミナーについて

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本セミナーは終了いたしました。

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