技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ホログラム技術の基礎および車載用ヘッドアップディスプレイ (HUD) への応用

ホログラム技術の基礎および車載用ヘッドアップディスプレイ (HUD) への応用

~ホログラム技術の基礎、記録材料、開発状況、実⽤化の課題、今後の展望など~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、ホログラフィ技術の基本原理、記録材料および特に最近、エレクトロニクスメーカーを中心に実用化研究が盛んである車載用ヘッドアップディスプレイへの応用の可能性、および技術課題と今後の展望について詳細に解説いたします。

開催日

  • 2020年4月20日(月) 12時30分 16時30分

修得知識

  • ホログラムの基本技術
  • ホログラム材料
  • 光学設計技術
  • ヘッドアップディスプレイシステムの基本構成
  • ヘッドアップディスプレイシステムの実装技術
  • ホログラム技術の様々な応用製品の開発状況

プログラム

 近年、AR/VR技術がさまざまな産業分野に展開されるに伴い、ホログラム技術を絡めたヘッドアップディスプレイ (HUD) やヘッドマウントディスプレイ (HMD) の開発が盛んになってきている。ホログラム技術の歴史は70年以上もあるが、コヒーレンスの良いレーザー光源の出現によって1960 年代に本格的な実用研究がスタートした。当初はグラフィックアートに代表される立体像を記録した製品が中心で、一般的にはこれらのアート作品を通してホログラフィック技術は受け入られてきた経緯がある。70年を超える開発の歴史を経て、POS スキャナーやセキュリティなどの用途を生み出し、最近ではソニー製のスマートアイグラスや米国デジレンズ社の導光板を始めとするホログラム光学素子 (HOE) の応用研究が急激に進展しつつある。
 本セミナーでは、ホログラム技術の基本原理や特徴などを紹介し、これらの技術を応⽤したHUDの開発状況および実⽤化の課題、今後の展望について解説する。

  1. ホログラム技術の基礎
    1. ホログラフィとは
    2. 記録再⽣の基本原理と特徴
    3. ホログラム作製技術
  2. ホログラム記録材料
    1. 材料に求められる性能
    2. 代表的な記録材料
    3. 実⽤化に向けた材料開発課題
  3. HUD実⽤化の意義
    1. ⾞載ディスプレイの課題
    2. HUDシステムの有効性と市場動向
    3. ⾞載HUDの制約条件と技術課題
  4. ホログラムHUDの光学設計と⾞載実装
    1. HUDの基本構成と仕様
    2. ホログラムHUD特徴と実装課題
    3. HOEの光学設計技術
  5. HUDの開発トレンドと今後の展望
    1. HUDの最新開発動向
      • SID
      • IDW
      • CES
    2. 実⽤化に向けた課題
    3. 今後の展望
  6. まとめ
    • 質疑応答

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 会議室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

案内割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 84,000円(税別) / 92,400円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 126,000円(税別) / 138,600円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

関連する出版物

発行年月
2024/4/22 トプコングループ (CD-ROM版)
2024/4/22 トプコングループ
2023/6/14 車載用リチウムイオン電池リサイクル : 技術・ビジネス・法制度
2022/12/31 機械学習・ディープラーニングによる "異常検知" 技術と活用事例集
2022/12/21 メタバースを支えるディスプレイおよび部材の動向
2022/6/30 自動運転車に向けた電子機器・部品の開発と制御技術
2022/4/6 Society 5.0 時代を切り開くデバイス・部材・製造装置
2021/8/30 ディスプレイデバイスの世代交代と産業への衝撃
2021/6/30 VR/AR技術における感覚の提示、拡張技術と最新応用事例
2021/4/30 次世代ディスプレイと非接触デバイス
2021/3/31 スマートウィンドウの進化と実用化
2020/10/29 最新ディスプレイ技術トレンド 2020
2020/10/21 AR/VR/MRマイクロディスプレイ世界の最新業界レポート
2020/7/29 フラットパネルディスプレイ (FPD) を支える高機能材料と製造装置
2019/10/30 最新ディスプレイ技術トレンド 2019 (ebook)
2019/1/31 センサフュージョン技術の開発と応用事例
2018/11/30 EV・HEV向け電子部品、電装品開発とその最新事例
2018/10/5 車載用デバイスと構成部材の最新技術動向
2018/10/5 コネクティッド社会へ向けたディスプレイおよび高信頼性化技術の最新動向
2018/7/12 スマートウィンドウの基礎と応用