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洗浄度評価技術と残存表面汚れの定量評価手法

洗浄度評価技術と残存表面汚れの定量評価手法

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、洗浄度や残存表面汚れを評価する手法の開発と、環境負荷を低減するような水系洗浄方法の開発について、実例を交えて詳解いたします。

開催日

  • 2011年7月22日(金) 12時30分 16時30分

受講対象者

  • 精密洗浄が必要な製品の技術者
    • 精密機器
    • 半導体
    • 電気・電子機器
    • 電子部品
    • 電子材料
    • 電池
    • MEMS
    • 光学材料、光学部品
    • ディスプレイ
    • 金属部品 など
  • 生産技術や洗浄技術に携わる技術者
  • 洗浄技術に関わる技術

修得知識

  • 精密洗浄の基礎
  • 機器による測定
  • 洗浄度評価に関する研究事例
  • 洗浄評価実験
  • 環境負荷低減水系洗浄方法

プログラム

 フロン、トリクロロエタンの使用禁止に伴い、各企業において水系または炭化水素系などの代替洗浄への転換が図られてきた。しかし、転換後において、洗浄工程の制御に困難をきたしている企業もある。
 一方、電子部品や機械部品においても、半導体洗浄レベルの清浄度が要求される事例が増えてきている。しかし、部品供給企業における洗浄度の評価は、外観や目視判定によるものが多く、残存汚染物量の定量的な把握がなされていないのが現状である。
 代替洗浄への転換に伴って発生する洗浄不良を解決し、高い要求清浄度を達成可能な適切な洗浄を行うためには、まず被洗浄物の洗浄度を把握することから始まり、生産現場でも利用可能な、定量的な洗浄度の評価方法を確立し、洗浄プロセスの構築を図ることが必要である。精密洗浄レベルでの被洗浄物の汚れを定量測定するには、FT-IRやXPSといった分析機器が必要であるため、その結果を洗浄条件に反映させるには手間と時間がかかっていた。そこで、生産現場で容易に定量測定できる洗浄評価法の開発を試みた。
 今回は評価法の開発と、環境負荷を低減するような水系洗浄方法の開発について説明を行う。更に実例を交えて講演を行う予定である。

  1. 概要
  2. 現場的測定法
    1. 簡易的評価法~目視判定
    2. 定量的評価法
  3. 機器による測定法
    1. 粒子の計測及び同定
    2. 有機物質測定
    3. 無機物質測定
  4. 洗浄度評価に関する研究事例
    1. 水ぬれ性と残存汚染量の相関
    2. 水晶振動子を用いた洗浄プロセス評価
    3. 新規洗浄度評価装置の開発
  5. 洗浄評価実験事例紹介
  6. 環境負荷低減水系洗浄方法の開発
  7. まとめ
  8. 質疑応答・名刺交換・個別相談

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9階 会議室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 47,250円 (税込)
複数名
: 47,600円 (税別) / 49,980円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき47,250円 (税込)
    • 2名同時にお申し込みいただいた場合、2人目は無料 (2名で49,980円)
    • 案内登録をされない方は、1名につき49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

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