技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医療・ヘルスケア・感性計測用センサの小型化・高機能化と応用展開

医療・ヘルスケア・感性計測用センサの小型化・高機能化と応用展開

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、センサの検出原理や基礎技術から解説し、MEMS技術を用いた小型化、高性能化のための最新の事例について詳解いたします。

開催日

  • 2018年5月23日(水) 10時30分 16時30分

プログラム

 超少子高齢化の進展により、我が国では医療や福祉分野での課題が山積しています。医療費の増加を抑制するためには、身体の状態を日常的にモニタリングし、病気に陥る前の段階で予防医療措置により、健康寿命を増進することがカギとなります。また、過疎化の中で限られた医療資源を活かすためには、遠隔地からの医師による診断や相談、治療の発展や、ロボットによる介護・日常生活支援等が望まれます。これらの実現のためには、健康に関する様々な情報の収集や、人間の感覚に近い感性的な計測が可能なセンシング技術が不可欠です。
 そこで、本セミナーでは、このような用途に向けたセンサの検出原理や基礎技術について紹介するとともに、MEMS技術を用いた小型化、高性能化のための最新の事例について解説します。

  1. 医療・ヘルスケア・感性センサが求められる背景
    1. 超少子高齢化社会におけるヘルスケアの役割
    2. IoTとスマートヘルスケア・感性計測
    3. 医療・ヘルスケア・感性価値市場の現状と未来
  2. センシングデバイスの基礎
    1. センサとは
    2. 人間の五感とセンサ
    3. センシング技術の基礎
    4. 光センサとイメージセンシング
    5. マイクロフォンと聴覚センシング
    6. 温度センサ
    7. 磁気センサ
    8. 動き・力のセンシング
    9. 力、圧力センサ
    10. 変位・位置センサ
    11. 速度・加速度センサ
    12. 化学量センサと味覚・嗅覚
  3. 医療・ヘルスケアセンサにおける生体計測技術
    1. 生体情報の計測と実例
    2. 医療・福祉現場における計測
    3. 手術ロボットとセンサ
    4. 介護・介助ロボットにおけるセンシング
    5. 見守りセンサ
    6. 感性計測
    7. 人間の五感とその特徴
    8. 五感センサの現状と展望
    9. より高次な感覚とその情報化
  4. MEMSによる医療・ヘルスケアセンサの小型化・高機能化
    1. MEMSとは
    2. 身の回りのMEMSデバイス
    3. MEMS構造の作製
    4. MEMSを用いたヘルスケアセンサの小型化・高機能化事例
    5. 光・ひずみ複合MEMSセンサによる近接・接触計測
    6. MEMSセンサを用いた質感の定量化の試み
    7. 微細加工QCMを用いた呼気成分計測
    8. 静電容量型非接触液体電気特性計測センサ
    9. マイクロカンチレバーを用いた生体タンパク質検知バイオセンサ
    10. Ti微細加工による高生体適合性MEMSデバイス
    • 質疑応答

会場

江東区文化センター

3F 第3研修室

東京都 江東区 東陽四丁目11-3
江東区文化センターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/8 においセンサの開発動向と高感度化、応用事例 オンライン
2024/5/8 中東主要国の薬事規制比較と現地対応手法 オンライン
2024/5/9 無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション業務者教育コース (初級・入門 Aコース + 中・上級 Bコース) オンライン
2024/5/9 無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション業務者教育コース (初級・入門 Aコース + 中・上級 Bコース) オンライン
2024/5/9 滅菌バリデーションの深堀と見落としがちな滅菌バリデーションの留意点、最新米国FDA等EO環境問題と代替滅菌プログラム動向、無菌性保証とパラメトリックリリース (PIC/S ANNEX17) とその推奨 オンライン
2024/5/9 滅菌の基礎と滅菌バリデーション入門 オンライン
2024/5/9 ウェアラブル生体情報センシングと感覚フィードバックを組み合わせたサービス展開 オンライン
2024/5/13 欧州体外診断用医療機器規則 (IVDR) の要求事項と対応ノウハウ オンライン
2024/5/15 ユーザビリティエンジニアリング要点セミナー オンライン
2024/5/16 ISO 13485:2016が要求する医療機器サンプルサイズの根拠を伴う統計学的手法 (全2コース) オンライン
2024/5/16 誘電エラストマの最新技術 (基礎を含む) 及び最新応用事例について オンライン
2024/5/16 ISO 13485:2016が要求する医療機器サンプルサイズの根拠を伴う統計学的手法 (Aコース 基礎編) オンライン
2024/5/16 Computer Software Assuranceセミナー オンライン
2024/5/17 QMSR徹底解説 (初級講座) オンライン
2024/5/20 3Dセンサの測距原理とその応用 (2) 東京都 会場
2024/5/20 FMEAの必須知識と工程FMEAの実践手法 オンライン
2024/5/20 滅菌バリデーションの深堀と見落としがちな滅菌バリデーションの留意点、最新米国FDA等EO環境問題と代替滅菌プログラム動向、無菌性保証とパラメトリックリリース (PIC/S ANNEX17) とその推奨 オンライン
2024/5/20 GVP省令が求める「医療機器製造販売後安全管理業務」 オンライン
2024/5/21 基礎からわかる生体信号の計測と情報解析・データマイニングのコツ オンライン
2024/5/21 欧州体外診断用医療機器規則 (IVDR) の要求事項と対応ノウハウ オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/4/30 生体センシング技術の開発とヘルスケア、遠隔診断への応用
2023/6/30 生産プロセスにおけるIoT、ローカル5Gの活用
2022/12/31 機械学習・ディープラーニングによる "異常検知" 技術と活用事例集
2022/9/30 5G時代のデジタルヘルスとその事業化
2022/8/31 医療機器の設計開発における統計的手法とそのサンプルサイズ設定
2022/4/6 Society 5.0 時代を切り開くデバイス・部材・製造装置
2021/11/10 医療機器製造におけるバリデーション基礎講座
2021/10/18 医療機器の設計・開発時のサンプルサイズ設定と設定根拠
2021/10/15 医療機器のプロセスバリデーション (PV) と工程管理
2021/4/28 医療機器の保険適用戦略 (製本版 + ebook版)
2021/4/28 医療機器の保険適用戦略
2021/3/15 体温計 (CD-ROM版)
2021/3/15 体温計
2020/10/28 QMS/ISO関係をふまえた医療機器「プロセス」「滅菌」「包装」「ソフトウェア」バリデーションの進め方
2020/7/31 生体情報センシングと人の状態推定への応用
2020/4/30 生体情報計測による感情の可視化技術
2019/11/21 医療機器企業におけるリスクマネジメントセミナー (DVD)
2019/11/21 医療機器企業におけるリスクマネジメントセミナー (オンデマンド)
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/1/31 センサフュージョン技術の開発と応用事例