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オーガニックコスメの原料選択と開発技術

オーガニックコスメの原料選択と開発技術

~認証マークはどれを選択するか? 原料の選定は? 品質安定性を保つには?~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2017年12月19日(火) 10時30分16時30分

修得知識

  • COSMOS認証取得までのプロセス
  • 原料選定の考え方
  • オーガニック原料の正しい取扱い方法
  • 処方作成時の注意点
  • オーガニック製品の製造管理
  • 世界のオーガニックコスメ認証の現状とそれぞれの認証団体の基準の相違
  • 認証マーク取得方法
  • 認証に関する今後の課題

プログラム

第1部 「COSMOS認証製品の原料選定とオーガニック化粧品の品質安定性を保つ技術」

(2017年12月19日 10:30~14:15)

 これまでの経験に基づきCOSMOS認証を受けるうえで化粧品開発における重要なポイント、陥りやすい失敗等の解説を行い、オーガニック化粧品業界の普及と今後の発展を目指す。

  1. COSMOS認証について
    1. COSMOS基準の概要
    2. COSMOSの原料規則
    3. COSMOS認証の製品化ルール
  2. COSMOS認証製品の原料選定と処方作成について
    1. オーガニックに関わる原料について
      1. 芳香水
      2. 植物油脂
      3. グリセリン
      4. 精油、エキス類
    2. 合成原料に代わる植物原料
    3. 製品における処方作成について
      1. シャンプー
      2. トリートメント
      3. 化粧水
      4. 乳液、クリーム
      5. 美容オイル
  3. オーガニック化粧品の品質安定性を保つ技術
    1. 保存期限を延ばす工夫
      1. 原料
      2. 製造方法
      3. 処方
    2. 防腐剤について
      1. 防腐システム
      2. 防腐剤の選択
      3. 注意点

第2部「世界のオーガニックコスメ認証基準の現状

~消費者に信頼されるオーガニックコスメ認証基準とは?~

(2017年12月19日 14:30~16:30)

 現在、オーガニック食品については、ほぼ世界統一的な認証基準があります。それはIFOAM (国際有機農業運動連盟) が作ったものがベースになっています。しかしオーガニックコスメについては、様々な基準があり、世界統一基準はまだありません。比較的、よく知られている世界のコスメ認証団体としては、エコサート (フランス) 、英国土壌協会 (イギリス) 、イチュア (イタリア) 、BDIH (ドイツ) 、ACO (オーストラリア) 、USDAオーガニック (アメリカ) などがありますが、それらの団体の認証コスメ基準は、それぞれ団体によってかなり異なる状況が長い間、続いてきました。
 2010年には、オーガニックコスメの世界統一基準を目指して、EUでコスメ認証機関「コスモス」が設立されました。「コスモス」は、EUで有名な5団体 (エコサート、英国土壌協会、イチュア、BDIH、コスメビオ) が協力して設立した団体です。すでに2017年から、「コスモス」の認証統一基準が実地されていますが、認証マークが統一されたものではないため、メーカーおよび消費者から非常にわかりにくいものになっています。また「コスモス」の基準では、いくつかの石油由来の合成成分も「使用可」となっており、その点は、消費者からの支持や理解を得にくく、今後の課題となっています。
 この講演では、「コスモス」のコスメ基準、USDAオーガニックのコスメ基準、そのほかのEUの認証団体の基準の違い、それらに加えて「日本オーガニックコスメ協会」のJOCA基準についてお話し、消費者から信頼される認証基準の在り方について概要します。

  1. 世界のオーガニックコスメ認証団体
    1. 世界で最初に有機食品基準を作った団体「IFOAM」
    2. 世界で最初にナチュラルコスメ基準を作った「BDIH」
    3. 「エコサート」 フランスの代表的な有機認証団体
    4. 「英国土壌協会」 英国の有機運動を促進
    5. 「イチュア」 イタリアの代表的な認証団体
    6. アメリカの公的な有機認証機関 「USDAオーガニック」
    7. 「ACO」 オーストリラリアの有機運動の核
    8. 「デメター」 ルドルフ・シュタイナーの自然農法を基本とする
  2. 「コスモス」はどのように設立されたのか?
    1. まだ世界統一基準がないオーガニックコスメ
    2. 「コスモス」基準のベースを作った団体とは?
      1. 「コスモス」設立の目的
      2. コスメ統一基準の実地
    3. 「コスモス」認定マークを日本で取得するには?
    4. 「コスモス認証」マークの表示
    5. 日本メーカーが「コスモス」マークを取得するには?
  3. 「コスモス」基準の概要
    1. 「コスモス」基準のベースを作った団体は?
    2. 「コスモス基準」で「使用可」になっている合成成分
      1. 「コスモス基準」で「使用可」の合成防腐剤
      2. 「コスモス基準」で「使用可」の合成界面活性剤
      3. そのほかの「コスモス基準」で「使用可」の合成成分
    3. 「コスモス」基準で、使われている合成成分の安全性
      1. 「コスモス」で使用可の合成成分と「旧表示指定成分」
      2. グリーンケミカルによる化粧品成分
      3. 植物原料の合成成分の安全性は確認されているのか?
  4. 日本は、オーガニックコスメ世界最先進国
    1. オーガニックコスメという言葉は日本で最初に登場
      1. 2001年の単行本「オーガニックコスメ」
      2. ドイツで世界初のナチュラルコスメ基準の実地
    2. 天然成分100%で化粧品を作ることは可能なのか?
      1. 天然成分100%のメイク用品を作ったのは日本が最初
      2. 実際に使われている天然成分の防腐剤
      3. 実際に使われている天然成分の界面活性剤
  5. 天然成分100%基準を目指すJOCA推奨品基準とは
    1. 消費者から本当に支持されるオーガニックコスメ基準とは
    2. 化粧品成分がわかる消費者を増やす活動がオーガニックコスメ普及につながる
      1. オーガニックコスメ講座
      2. 地域に根付いたオーガニックサロン
      3. オーガニックコスメ・ライター養成講座
    3. 天然成分100%のJOCA推奨品マークの基準
    4. JOCA推奨品マークを取得している31メーカー
  6. 日本から世界へ、天然100%コスメ基準を発信しよう
    1. 香港、台湾、韓国でのオーガニックコスメの普及と関心度
    2. オーガニックコスメの基準と製造法を日本から発信
    3. オーガニックコスメで日本の経済活性化
    4. 脱石油を促進するオーガニックコスメ
    5. 環境問題も解決する方向を示すオーガニックコスメ

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 研修室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

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