技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ポリイミドの基礎 (合成・構造・物性) & 高性能化・機能化設計への応用

ポリイミドの基礎 (合成・構造・物性) & 高性能化・機能化設計への応用

~おさえておきたい構造・設計、加工性 (可溶性・熱可塑性・熱硬化性) 、ハイブリッド化、機能化・応用のための設計ノウハウ~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2014年12月18日(木) 13時00分16時30分

受講対象者

  • ポリイミドの応用製品に関連する技術者、開発者、研究者
    • ガス分離膜
    • 電子材料
    • 光学材料
    • 宇宙材料
    • 燃料電池 など

修得知識

  • スーパーエンプラ (耐熱性樹脂) のなかでのポリイミドの位置づけと特長
  • ポリイミドの合成方法
  • ポリイミドの構造と物性の関係
  • 加工性 (可溶性・熱可塑性・熱硬化性)
  • 熱硬化性と無機化合物とのハイブリッド化
  • 機能化に展開する高分子設計の考え方と実際の開発事例
    • ガス分離膜
    • 電子材料 (低誘電率、感光性)
    • 光学材料
    • 宇宙材料
    • 燃料電池電解質膜など

プログラム

 ポリイミドの合成・構造・物性・加工法の基礎から、優れた耐熱性や力学的性質を発現させる高性能化や電子材料、光学材料、分離膜材料などの機能化への応用展開などへのポリイミドの高分子設計について講義する。

  1. ポリイミドの基礎
    1. 序論
      1. ポリイミドの開発の歴史
      2. ポリイミドの分類
      3. モノマーの例 (工業的に入手可能な製品)
        • 芳香族、脂環族テトラカルボン酸2無水物
        • 芳香族、脂環族ジアミン
      4. 加工方法
        • フィルム化
    2. ポリイミドの合成
    3. ポリイミドの構造と物性
      1. 耐熱性と力学的性質
      2. 分子間 (内) 相互作用
  2. ポリイミドの高性能化・機能化への応用
    1. ポリイミドの高性能化設計
      1. 力学的性質
      2. 熱的性質
    2. ポリイミドの機能化材料設計
      1. 可溶性
      2. 熱可塑性
      3. 熱硬化性
      4. 有機ポリイミド-無機ハイブリッド材料
      5. 透明光学材料
      6. 電子材料
        • 低誘電率材料
        • 感光性
      7. ガス分離膜
      8. 宇宙材料
      9. 低熱線膨張係数材料
      10. 断熱用多孔材
    • 質疑応用・名刺交換

講師

会場

東京流通センター

2F 第3会議室

東京都 大田区 平和島6-1-1
東京流通センターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 20,000円(税別) / 21,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/1/8 エポキシ樹脂のフィルム化と接着性の向上、分析・評価 オンライン
2026/1/9 粘度、粘弾性の測定法とデータの読み方、活用例 オンライン
2026/1/9 チクソ性の基礎、制御、測定・評価と実用系への活用方法 オンライン
2026/1/13 二軸スクリュ押出機を用いたリアクティブプロセシング技術の基礎から応用へ オンライン
2026/1/13 架橋技術によるポリマーの性能向上と物性・特性改良方法 オンライン
2026/1/13 プラスチック用添加剤の適切な使い方と選定のポイント オンライン
2026/1/13 フィルム延伸技術と延伸過程における構造発現・評価 オンライン
2026/1/13 廃棄殻を活用した樹脂、フィラーの開発とその特性、応用 オンライン
2026/1/14 高感度化フォトレジスト材料の合成・設計・開発技術 オンライン
2026/1/14 ブリードアウト不良の原因と対策 オンライン
2026/1/14 プラスチック用添加剤の適切な使い方と選定のポイント オンライン
2026/1/15 プラスチック成形、樹脂/フィラー分散、フィルム製膜におけるAI、データサイエンスの活用、DX化/IoTへの展望 オンライン
2026/1/15 高分子絶縁体の基礎と高分子の絶縁劣化メカニズムとその対策 オンライン
2026/1/15 エポキシ樹脂 2日間総合セミナー オンライン
2026/1/15 炭素繊維強化プラスチック (CFRP) を基礎から徹底解説 東京都 オンライン
2026/1/15 分子シミュレーションによる高分子材料の内部構造と変形・破壊の解析 オンライン
2026/1/16 高分子・ポリマー材料の合成、重合反応の基礎、プロセスと工業化・実用化のための総合知識 オンライン
2026/1/16 基材への塗布層の形成、コーティング液の塗布技術 オンライン
2026/1/16 高分子微粒子の合成、粒径制御とその中空化 オンライン
2026/1/16 分子シミュレーションによる高分子材料の内部構造と変形・破壊の解析 オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/6/30 ウェブハンドリング、Roll to Rollを利用した生産技術とトラブル対策
2024/12/27 次世代高速・高周波伝送部材の開発動向
2024/7/31 ポリウレタンの材料設計、環境負荷低減と応用事例
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/28 ハイドロゲルの特性と作製および医療材料への応用
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2023/10/31 エポキシ樹脂の配合設計と高機能化
2023/7/31 熱可塑性エラストマーの特性と選定技術
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/3/31 バイオマス材料の開発と応用
2023/1/31 液晶ポリマー (LCP) の物性と成形技術および高性能化
2023/1/6 バイオプラスチックの高機能化
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2022/8/31 ポリイミドの高機能設計と応用技術
2022/5/31 樹脂/フィラー複合材料の界面制御と評価
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発