技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

樹脂の混練・分散におけるスクリュー制御と最適化 / 計算機シミュレーションによる混練・分散評価

樹脂の混練・分散におけるスクリュー制御と最適化 / 計算機シミュレーションによる混練・分散評価

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーは樹脂の混練・分散のセミナーを2テーマセットにしたコースです。
セット受講で特別割引にてご受講いただけます。
通常受講料 : 84,000円 → 割引受講料 63,000円

開催日

  • 2010年11月11日(木) 13時00分16時30分
  • 2010年11月17日(水) 13時00分16時30分

受講対象者

  • 混練のスクリュー制御を習得したい技術者
  • 樹脂混練の技術者
  • 混練、分散の評価担当者
  • シミュレーションによる混練、分散の評価を習得したい技術者

修得知識

  • プラスチックの混練の基礎
  • スクリュー制御の基礎
  • 混練の最適化のポイント
  • 表面処理と保全基準
  • 混練・分散の基礎
  • 樹脂の溶融混練の基礎
  • 混練・分散のシミュレーション手法
  • 混練・分散の評価方法

プログラム

2010年11月11日「押出機のスクリュ制御、混練・分散・コンパウンディング技術と最適化」

  1. 自動車の動向とプラスチック混練の動向
  2. 充填材、フィラーの傾向と分散
    1. フィラーの傾向
    2. フィラーのサイズと凝集力
  3. プラスチックの混練とは
    1. プラスチック混練過程
    2. プラスチック混練のメカニズム
    3. プラスチックのA.B.C
  4. VCMT (多様せん断混練理論) による形状制御と性能の向上
    1. モデル機による研究、評価
    2. 単軸押出・射出機用スクリューでの展開
    3. 二軸押出機での展開
  5. 二軸押出機での展開
    1. 高速・高押出への要求
    2. 二軸押出機での応用
    3. ローターセグメントとニーデイングの比較
    4. 大型混練装置への展開
  6. 表面処理と保全基準
    1. 表面処理の種類と摩擦係数
    2. スクリューの摩耗と保全基準
    • 質疑応答・名刺交換

2010年11月17日「樹脂の溶融混練理論の基礎と計算機シミュレーションによる混練・分散評価」

  1. 背景
    1. 混練機・押出機の概要
    2. 計算機シミュレーションの必要性
  2. 溶融混練部の混合・混練メカニズム
    1. 分配混合と分散混合
    2. 伸長流動の効果
    3. ポリマーブレンドを例として
    4. ポリマーコンポジットを例として
  3. 単軸スクリュ押出機内の溶融混練
    1. 溶融理論とミキシングスクリュの関係
    2. 新規装置
  4. 二軸混練機・二軸スクリュ押出機内の溶融混練
    1. 溶融混練理論と二軸混練機・スクリュ押出機の関係
    2. 溶融混練に付随する問題と対策
    3. 新規装置
  5. 実験による混練評価
    1. 評価実験の例
    2. 各種実験の利点と問題点
  6. 計算機シミュレーションによる混練評価
    1. 計算機シミュレーションの利点と問題点
    2. 分配混合指標とその考え方
    3. 分散混合指標とその考え方
    4. 各種指標の利点と問題点
    5. 評価例の紹介
  7. 今後の課題
    1. 溶融混練について
    2. 溶融混練以外のプロセスについて
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 長岡 猛
    長岡国際技術士事務所
    所長
  • 梶原 稔尚
    九州大学 大学院工学研究院 化学工学部門
    教授

会場

大田区産業プラザ PiO
  • 2010/11/11 東京・大田区蒲田 大田区産業プラザ (PiO) 6F C会議室
  • 2010/11/17 東京・大田区平和島 東京流通センター 2F 第1会議室
東京都 大田区 南蒲田1-20-20
大田区産業プラザ PiOの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 60,000円 (税別) / 63,000円 (税込)
複数名
: 53,000円 (税別) / 55,650円 (税込)

開催趣旨

 樹脂・フィラーを混ぜて練る、2種類以上の樹脂をブレンドするといた材料をねらい通りに混練することは非常に困難であり、苦心しておられると思います。スクリュ内部での現象の為、なにが起こっているのか把握するこも困難であります。
 本セミナーは樹脂、高分子、有機物、フィラー等を上手く混ぜたい、不具合を解決したい、混練を基礎から学びたいといった方々の業務に直結する、ヒントを得ていただく場にしていただきたく企画しました。
 条件・配合の設定方法、理想的な混合物、分散状態を得る、混練技術の現状把握等、新しい混練技術の開発等製品の良し悪しを左右する重要なプロセスでのポイントが理解に役立つと思われます。
 「分散・混練操作」「スクリュ制御と最適化」「評価方法」の3つのテーマで構成し、講師は豊富な知識、ご経験をお持ちの方々にお願いしております。多数の皆様のご参加をお待ちしております。

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/8/26 微粒子・ナノ粒子の分散安定化における溶解度パラメータ (SP値・HSP値) の利用法と応用事例 オンライン
2025/8/26 ポリマーブレンド・アロイの基礎と評価方法 オンライン
2025/8/26 二軸押出機のスクリューデザイン 超入門 オンライン
2025/8/27 攪拌プロセスの予測・計算の進め方、その応用 オンライン
2025/8/28 ポリマーアロイ・ブレンドの基礎とモルフォロジー・物性の制御 オンライン
2025/8/29 スラリー中の粒子分散制御及び評価の要点 オンライン
2025/8/29 二軸押出混練におけるスクリューデザインと混練技術 オンライン
2025/8/29 ポリマーブレンド・アロイの基礎と評価方法 オンライン
2025/9/3 シリカの分散・凝集制御とフィラーとして使いこなす活用術 オンライン
2025/9/5 粉体装置・設備の基本・エンジニアリングとトラブル対策 オンライン
2025/9/5 高分子材料へのフィラーのコンパウンド技術およびナノコンポジット化技術、その特性・分散性制御と機能性付与 オンライン
2025/9/5 押出機内の樹脂挙動および混練の基礎と最適化 オンライン
2025/9/5 シリカの分散・凝集制御とフィラーとして使いこなす活用術 オンライン
2025/9/10 微粒子・ナノ粒子の分散安定化における溶解度パラメータ (SP値・HSP値) の利用法と応用事例 オンライン
2025/9/11 化粧品粉体の基礎と表面処理 オンライン
2025/9/11 微粒子最密充填のための粒度分布・粒子形状・表面状態制御 オンライン
2025/9/12 化粧品粉体の基礎と表面処理 オンライン
2025/9/12 微粒子最密充填のための粒度分布・粒子形状・表面状態制御 オンライン
2025/9/16 ナノ粒子分散系コーティング膜の各種評価テクニックとその応用 オンライン
2025/9/17 高分子材料へのフィラーのコンパウンド技術およびナノコンポジット化技術、その特性・分散性制御と機能性付与 オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/7/14 粉体混合技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/7/14 粉体混合技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2024/11/20 押出機混練
2024/8/30 塗工液の調製、安定化とコーティング技術
2023/8/31 分散剤の選定法と効果的な使用法
2021/10/29 金属ナノ粒子、微粒子の合成、調製と最新応用技術
2021/2/16 ポリマーアロイ/ブレンドにおける相溶性・分散条件の最適設計、評価応用の最新技術
2020/1/31 溶解度パラメータ (SP値・HSP値) の求め方と微粒子の分散安定化への活用術
2018/12/27 押出成形の条件設定とトラブル対策
2018/2/28 顔料分散の基礎講座
2016/11/29 二軸押出機
2016/8/31 ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と物性制御ノウハウ
2014/8/25 粉砕・分散技術の基礎と応用・トラブルシューティング
2014/4/30 微粒子最密充填のための粒度分布・粒子形状・表面状態制御
2013/8/28 化粧品・医薬部外品およびその原料の安全性評価と規格・試験法設定
2013/8/20 導電性ポリマー技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/8/20 導電性ポリマー技術 技術開発実態分析調査報告書
2013/7/25 正しい分散剤の選定・使用方法と、分散体の塗布性を上げる添加剤技術
2011/12/22 植物由来ポリマー・複合材料の開発
2009/6/30 液中ナノ粒子の分散・凝集特性とその評価