技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

プラスチック・ゴムの表面処理技術と接着性向上のための実務ポイント

プラスチック・ゴムの表面処理技術と接着性向上のための実務ポイント

~コロナ / プラズマ / 火炎 / UV / シラン処理とXPS解析まで~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、接着の基礎から解説し、プラスチック・ゴムがくっつかない理由を、表面エネルギー・濡れ性・官能基の基礎から体系的に解説いたします。
また、主要な表面処理法の効果と使い分け、XPSによる原因解析のポイントまでわかりやすく解説いたします。

開催日

  • 2026年6月4日(木) 10時30分16時30分

受講対象者

  • プラスチック・ゴム材料を扱う研究者・技術者
  • 異種材料の接着・ラミネートに課題を抱えている技術者
  • 電子部品・自動車部品における樹脂接着の担当者、管理者
  • 表面改質・表面処理技術を理解したい方
  • 接着トラブル (剥離・密着不良) の原因究明に取り組む方

修得知識

  • 接着の基礎
  • 表面処理の基礎
  • 官能基の存在と接着力
  • 各表面処理法のメリット、デメリットと適切な選定
    • コロナ処理
    • 低圧プラズマ処理
    • 大気プラズマ処理
    • 火炎処理
    • 紫外線処理
    • シランカップリング剤処理
    • イソシアネート処理
    • グラフト処理など
  • 表面処理と接着力の関係

プログラム

 最近ではプラスチックやゴムが単独で用いられることは少なくなっている。例えば、食品包装関係では、水を透過させないこと、酸素を透過させないこと、かなりの引亀裂き強度を持たせることなどの要求項目を満たすために、ラミネートフィルムが用いられている。あるいは自動車部品などでは金属とプラスチックの複合物が一般的である。また、電子基板では必ず絶縁体であるプラチック基板の上に銅線等の電子回路が形成されている。これらの目的達成のためには、異種材料間での接着が必須の条件である。
 ところが、プラスチックやゴムの多くは極性が小さく、接着剤を用いても十分な接着力が得られない場合がほとんどである。ここにプラスチックやゴムの表面処理が必要になってくる必然性がある。
 本セミナーではコロナ処理、低圧プラズマ処理、大気圧プラズマ処理、火炎処理、紫外線処理、シランカップリング剤処理等の諸方法について詳しく解説する。また、表面のキャラクタリゼーションの主な方法であるX線光電子分析法 (XPS) についても詳しく解説する。

  1. 表面と接着
    1. 接触角とYoung式
    2. ぬれと表面張力
    3. ぬれと官能基
    4. 官能基の極性
  2. 接着の基本
    1. 分子間力
    2. 化学結合力
    3. 凹凸効果
  3. 接着強度
    1. 接着の条件
    2. 接着強度
    3. 水分効果
    4. 表面脆弱層 (WBL)
  4. 表面処理
    1. 表面処理の基礎
    2. コロナ放電処理
    3. 低圧プラズマ処理
    4. 大気圧プラズマ処理
    5. 紫外線処理
    6. 火炎処理
    7. シランカップリング剤処理
    8. グラフト化処理
  5. 表面処理に伴う分子構造の変化
    1. 空気雰囲気
    2. 不活性ガス雰囲気
  6. 表面処理後のキャラクタリゼーション
    1. X線光電子分光法 (XPS)
    2. 全反射赤外分光法 (ATR)
    3. 原子間力顕微鏡法 (AFM)
  7. 実例
    1. LDPEとPETの接着
    2. 芳香族ポリイミドフィルムと銅箔の接着
    3. PVAc の表面処理

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/10/30 PVA (ポリビニルアルコール) の構造、物性と機能化、応用展開 オンライン
2026/10/30 ポリウレタン系コーティング材料の構造・物性と選定・塗膜形成のポイント オンライン
2026/10/30 混迷するプラスチック・繊維問題にどう挑むか? オンライン
2026/11/2 高分子材料の劣化現象 徹底理解 オンライン
2026/11/2 ポリウレタン系コーティング材料の構造・物性と選定・塗膜形成のポイント オンライン
2026/11/5 押出混練機内の樹脂挙動と混練評価、最適化技術 オンライン
2026/11/5 透明ポリイミドの設計とその機能化 オンライン
2026/11/6 酸化防止剤・HALS・UVAの適切な選定・使用法と高分子劣化対策 オンライン
2026/11/9 めっき技術の基礎と密着性向上・トラブル対策 オンライン
2026/11/9 粉体の基礎と微粒子コーティング・表面改質技術 オンライン
2026/11/10 粉体の基礎と微粒子コーティング・表面改質技術 オンライン
2026/11/11 機械材料の選択と変更に潜む落とし穴とリスク管理 オンライン
2026/11/11 摩擦・摩耗の基本的な考え方と高分子、樹脂、プラスチック材料への活かし方 オンライン
2026/11/13 塗料・塗装・塗膜の基礎 (含:ライン工程) と塗装外観の欠陥現象の発生メカニズムとその対策 東京都 会場
2026/11/13 車載用プラスチックの要求特性と最新活用動向 オンライン
2026/11/13 架橋高分子の合成、反応メカニズムと研究の最新動向 オンライン
2026/11/16 UV硬化樹脂の硬化不良・トラブルの種類と対策、硬化物性・密着性の評価 オンライン
2026/11/16 無機ナノフィラーのポリマーへの分散・複合化技術 オンライン
2026/11/16 透明ポリイミドの設計とその機能化 オンライン
2026/11/17 高分子材料の設計・加工における副資材/異種材の使いこなし オンライン

関連する出版物