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ラジカル重合の基礎とリビング重合・材料設計への応用

ラジカル重合の基礎とリビング重合・材料設計への応用

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、50年にわたり重合研究に携わってきた講師が、重合の基礎から高分子構造制御・機能材料設計への展開までを体系的に解説いたします。

開催日

  • 2025年12月4日(木) 12時30分16時30分

修得知識

  • 重合の基礎知識
  • ラジカル重合の新概念
  • リビングラジカル重合の基礎と具体例
  • 直面する課題の克服

プログラム

 ラジカル重合はビニルポリマーの80%以上を製造する重要な反応である。特に近年、基礎データおよび基本概念の見直しが進むとともに、従来は困難であった分子量の制御がリビング重合で可能となった。
 本セミナーでは、ラジカル重合の研究、技術指導を50年余り行ってきた講師が、基礎から最新の情報、技術手法について解説する。はじめて学ぶ方から、実際に課題に直面している技術者・研究者までを対象に、ラジカル重合及びリビング重合の基礎から課題、応用までを具体的にわかりやすく紹介する。

  1. 重合の基礎
    1. 基本用語
    2. 重合の分類
    3. 素反応
    4. 重合速度と分子量の解析
    5. 重合操作法
  2. 単独重合
    1. 重合に適するモノマーの特徴
    2. 開始剤の種類と選び方
    3. 成長反応。反成長反応
    4. 停止反応。停止機構の変革
    5. 連鎖移動反応。機能化連鎖移動
    6. 禁止反応。酸素とキノン
  3. 共重合
    1. 共重合の種類と特徴
    2. 重合の解析。反応性比とQ-e値
    3. モノマーの構造と反応性
  4. リビングラジカル重合
    1. これまでの分子量制御法
    2. 分類と特徴
    3. リビングラジカル重合の原理
    4. リビング重合の具体例と課題
    5. リビング重合の新展開
    • 質疑応答

講師

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

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「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

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