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ウレタン材料の基礎と構造分析

ウレタン材料の基礎と構造分析

~溶媒に不溶なウレタン材料を分析するには~
東京都 開催 会場 開催
本セミナーは、申し込みの受け付けを終了いたしました。

概要

本セミナーでは、ウレタン材料について基礎から解説し、適切な分析方法を選択できるように解説いたします。

開催日

  • 2025年10月10日(金) 12時30分16時30分

受講対象者

  • ウレタン材料に関連する技術者、開発者、研究者

修得知識

  • ウレタンの材料全般に関する基礎知識
  • ウレタン材料の原材料の分析法とその化学構造
  • 難溶解性の架橋ウレタンの分析法
  • ウレタン材料のキャラクタリゼーション方法

プログラム

 ウレタン材料は自動車・電子材料・塗料・接着剤など多方面に使用されており、ウレタン材料を使いこなすためには、その化学構造を知ることが重要である。
 本セミナーでは、化学構造を分析するための基本となる構成成分 (イソシアネート・ポリオール・副資材) の概要、ならびにそれぞれの詳細な分析方法を紹介する。フォームのような架橋構造を有するウレタン材料は直接分析することが難しいため、化学分解を中心とした前処理技術が重要であり、長年の経験を交えて、適切な分析方法を選択できるように解説する。ウレタン材料の分析に携わる方に必須の内容である。「ポリウレタンを上手に使うための合成・構造制御・トラブル対策及び応用技術」 (2020年10月末刊) に執筆した内容を中心に詳しく解説する。

  1. ウレタン材料の概要と用途
  2. ウレタン材料の原料
    1. イソシアネート
    2. ポリオール
    3. 副資材
  3. ウレタン製品の概要
    1. フォーム
      • 軟質
      • 硬質
    2. エラストマー、その他
      • 塗料
      • 接着剤
      • シーラントなど
  4. ウレタン材料の構造分析
    1. 分析手法
    2. 原料の構造解析
      • ポリオール
        • エーテル系
        • エステル系
      • イソシアネート
        • 芳香族系
        • 脂肪族系
      • 副資材
        • 触媒
        • 発泡剤
        • 鎖延長剤
        • 整泡剤など
    3. 製品 (硬化物) の構造解析
      • フォーム・エラストマーの組成解析
      • 溶解・膨潤状態での解析
      • 化学分解法
      • 熱分解法
      • その他
      • キャラクタリゼーション
      • フォームの解析
      • 熱的挙動の解析
      • 相分離 (ハード/ソフトセグメント) の解析
      • その他
  5. まとめと質疑

会場

江東区産業会館

第2会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
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