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高分子・複合材料の熱膨張メカニズムと低膨張化

高分子・複合材料の熱膨張メカニズムと低膨張化

~寸法の歪み、応力集中、複合材や異種材料接合部の「剥がれ」の発生メカニズム / 添加剤や熱膨張調整剤、共重合体やブレンドの利用、冷却や加熱制御などの低膨張技術~
オンライン 開催 個別相談付き

概要

本セミナーでは、熱膨張・熱収縮挙動の基礎から計測・評価まで、制御技術の実例を踏まえて詳解いたします。

開催日

  • 2025年5月12日(月) 10時30分 15時30分

受講対象者

  • 複合材料・高分子材料を扱う技術者
  • 熱膨張について基礎から学びたい方

修得知識

  • 寸法の歪み、応力集中、複合材や異種材料接合部の「剥がれ」の発生メカニズム
  • 添加剤や熱膨張調整剤、共重合体やブレンドの利用、冷却や加熱制御などの低膨張技術

プログラム

 熱膨張挙動は物質の最も基本的な物性の1つであり、密度に関連する全ての物性に影響を及ぼす。それゆえ、学術的な面からだけでなく工業的にも大変重要である。特に、どのような材料においてもさまざまな温度環境下での使用に際し、材料の熱膨張係数の低減が大きな課題であることから、熱膨張機構を踏まえた上で材料への応用展開を図る必要がある。
 本セミナーでは、なぜ熱膨張するのかといった熱膨張機構の基礎から種々の材料における熱膨張挙動の特徴について概説する。そして、低熱膨張材料を設計する場合の指針となることを趣旨とする。

  1. 熱膨張の基礎
    1. 熱膨張の原理
      • 物質はどのように熱膨張するのか
    2. 高分子の熱膨張
      • 高分子は他の物質と同じ原理で膨張するのか
    3. 自由体積とは?
      • 定義、測定法と熱膨張とのかかわり
    4. 高分子の熱膨張機構
      • 熱膨張機構を基にした抑制原理
    5. 熱膨張挙動とその他の物性との関係
      • 屈折率など
  2. 熱膨張測定の基礎
    1. 線膨張係数
      • 定義と測定法
    2. 体膨張係数
      • PVT挙動
  3. 種々の材料の熱膨張挙動と熱膨張係数
    1. 各種高分子
      • 膨張係数の特徴
    2. 繊維
      • 負の熱膨張係数
    3. 高分子系複合材料
      • 複合則と複合例
  4. 材料の低線膨張化
    1. 成形加工とPVT挙動
      • 成形加工プロセスとのかかわり
    2. プレス延伸法
      • 汎用樹脂及び透明樹脂の低線膨張化
    • 質疑応答

講師

  • 扇澤 敏明
    東京科学大学 物質理工学院
    副学長, 教授

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
  • 5名様以降は、1名あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
    • 4名様でお申し込みの場合 : 4名で 180,000円(税別) / 198,000円(税込)
    • 5名様でお申し込みの場合 : 5名で 210,000円(税別) / 231,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
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  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
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