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生成AIを活用した医薬品特許戦略の新たな視点 (特許分析に基づく急務な対応)

生成AIを活用した医薬品特許戦略の新たな視点 (特許分析に基づく急務な対応)

~生成AIを活用した登録特許の事例分析 / どのような特許を取得すべきか (審査基準) / どのような発明に特許が付与されるのか (審査事例)~
オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2025年4月23日〜5月9日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2025年4月23日まで承ります。

概要

本セミナーでは、医薬品開発における医薬用途の特許戦略について説明し、今後の対応策について解説いたします。

開催日

  • 2025年4月14日(月) 13時00分 16時30分

修得知識

  • どのような特許を取得すべきか (審査基準)
    • 特許を受けるための要件
    • どの程度の進歩性が要求されるのか
    • どの程度の開示 (実施例) が要求されるのか
    • 広くて強い特許とはどのような特許か
    • 特許審査への対応について
  • どのような発明に特許が付与されるのか (審査事例)
    • 癌レベル算出装置 (進歩性)
    • 認知症レベル推定装置 (進歩性)
    • 糖度推定システム (記載要件)
    • 体重推定システム (記載要件)
    • 被験物質のアレルギー発症率の予測方法 (記載要件)
  • 生成AIを活用した医薬品開発の特許動向 (国内・外国)
  • 生成AIを活用した医薬品開発に関する特許実務
  • 質の高い最適な特許出願と権利化
  • 生成AIを活用した医薬品特許の活用方法
  • 特許活用を視野に入れた研究開発と特許実務
  • 生成AIを活用した医薬品開発の登録特許の最新事例

プログラム

 近年、生成AIの国際競争が激化する中、生成AIを活用した医薬品開発の導入が急務になっています。例えば、ドラッグリポジショニング、バーチャルスクリーニングを利用した基礎研究や、バーチャル治験、臨床試験予測などの臨床応用などが注目されています。生成AIを創薬研究に活用し、その研究成果を実用化するためには、特許の取得と活用が必要不可欠です。とくに、生成AIを活用した特許戦略ついて検討することにより、研究成果を事業活動に最大限に活かすことができます。ただし、AI創薬の特許戦略のリスクと留意事項に配慮することも重要です。
 本講演では、このような視点から、生成AIを活用した医薬品開発における特許戦略の新たな視点について説明し、今後の課題と対応策について解説します。

  1. 生成AIを活用した医薬品開発の現状と課題
    1. 生成AIによる創薬研究の現状
    2. 最近の動向と課題
      • ChatGPT-4
      • Apple GPT
      • Google Bard
      • Gemini
      • AlphaFold2など
  2. 生成AIを活用した医薬品開発の特許動向
    1. 生成AIを活用した基礎研究の特許動向
      • ドラッグリポジショニング (DR)
      • Virtual Screening
      • インシリコ創薬など
    2. 生成AIを活用した応用研究の特許動向
      • バーチャル治験
      • 臨床試験予測
      • 前臨床試験予測
      • Virtual Experimentsなど
    3. 創薬・診断技術に利用されるAI技術の特許動向
      • 二次元マッピング
      • パスウェイマップ
      • 重複差分解析
      • 多面的解析など
  3. 生成AIを活用した医薬品開発の特許出願戦略
    1. 特許出願のタイミング
      • 新規な標的物質
      • 医薬用途
      • DDS等の特許出願戦略
    2. 研究開発に必要な特許調査
      • 生成AIと創薬の融合領域の特許調査と留意点
    3. 製薬分野とAI関連分野との連携の在り方
      • 医工連携
      • 産学官連携など
  4. AI創薬の特許戦略のリスクと留意事項
    1. プライバシーの保護への対応
    2. 生成AIに関する専門人材の確保
    3. データの収集と活用の基盤整備
    4. 情報フォーマットの標準化
  5. どのような特許を取得すべきか (審査基準)
    1. 特許を受けるための要件
    2. どの程度の進歩性が要求されるのか
    3. どの程度の開示 (実施例) が要求されるのか
    4. 広くて強い特許とはどのような特許か
    5. 特許審査への対応について
      • 拒絶理由への対応方法
      • 拒絶査定を回避する方法など
  6. どのような発明に特許が付与されるのか (審査事例)
    1. 癌レベル算出装置 (進歩性)
    2. 認知症レベル推定装置 (進歩性)
    3. 糖度推定システム (記載要件)
    4. 体重推定システム (記載要件)
    5. 被験物質のアレルギー発症率の予測方法 (記載要件)
  7. 生成AIを活用した医薬品開発の登録特許の事例分析
    1. 登録クレームの最近の傾向
    2. 日米欧の登録クレームの比較
    3. 必要な実験データの開示の程度
    4. 発明の効果の主張・立証の方法
    5. 最適な特許明細書・クレームの提案
    • 質疑応答

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 34,400円 (税別) / 37,840円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,400円(税別) / 37,840円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

ライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • 「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は2025年4月23日〜5月9日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

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