技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

化粧品の微生物管理と防腐・抗菌性試験実施 基礎講座

化粧品の微生物管理と防腐・抗菌性試験実施 基礎講座

~品質管理、処方設計担当者のための基礎講座 / 防腐・抗菌性試験のポイント、製品開発と製造所における微生物汚染防止の考え方~
オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2024年12月16日〜25日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2024年12月23日まで承ります。

概要

本セミナーでは、微生物汚染の基礎から解説し、微生物汚染の起こりやすい状況と予測・対策、防腐・抗菌性評価、防腐・抗菌性試験のポイントについて詳解いたします。

開催日

  • 2024年12月13日(金) 12時30分 16時30分

受講対象者

  • 微生物の汚染対策が必要な製品の担当者、管理者
    • 化粧品
    • 医薬品
    • 食品 等

修得知識

  • 微生物の一般的な生育条件
  • 微生物汚染の起こりやすい状況と予測、対策
  • 微生物汚染、防腐・抗菌性評価
  • 防腐・抗菌性試験のポイント
  • 製品開発と製造所における微生物汚染防止の考え方

プログラム

 微生物の生育行動を考え、製品の微生物汚染の起こりやすい状況を把握し、その発生を予測する。微生物汚染、防腐・抗菌性評価について多方面の角度から考察を加え、製品開発、品質保証面に反映できるようにする。防腐・抗菌性試験のポイント、製品開発と製造所における微生物汚染防止の考え方を習得する。

  1. 微生物の一般的な生育条件
    1. 微生物の生育条件を考える。
      1. pH
      2. 温度
      3. 酸素 (空気)
      4. 水分 (湿度)
      5. 栄養源
      6. 塩濃度・糖濃度
    2. 微生物汚染を受けやすい製品かを考える。
    3. 製品の微生物汚染をコントロールできるか?
  2. 微生物試験法
    1. 培地の選択
    2. 培養条件の検討
    3. 殺菌
    4. 微生物の計数
    5. 製品汚染微生物の分離と特徴付け
      1. コロニー等の形態観察
      2. 製品汚染微生物の分離
    6. 微生物コレクションの作成と保存方法
  3. 防腐・抗菌性試験
    1. 試験微生物の選択
    2. 防腐・抗菌剤の有効濃度の予測
    3. 防腐・抗菌剤を含まない素地の抗菌力を考える。
    4. 防腐・抗菌剤の選択
      1. 防腐・抗菌剤の性質
      2. 化粧品に使用される防腐・抗菌剤の要件
      3. 製品中での抗菌活性の低下
      4. 防腐・抗菌剤の選定と配合量
      5. 配合上の留意点
  4. 製品の抗菌性を考える。
    1. 製品の機能、効能・効果と抗菌力
    2. 製品の安定性と抗菌力
    3. エマルションと防腐・殺菌剤
    4. ビーカースケールと製造スケール
    5. 防腐剤フリーのために
    6. 保存効力試験は自社で行うか、外注か。
  5. 製造所の微生物管理
    1. 微生物がどのくらい存在しているか、また、どこに多いか?
      1. 微生物計数条件
      2. 空中落下菌の状況
      3. 原料
      4. 製品
      5. 作業環境
    2. 製造所の微生物管理
    3. 衛生管理
    4. 作業従事者の意識
    5. GMPとISO … 標準化
  6. 品質保証
    1. 製品の物性と微生物安定性
    2. 微生物汚染製品のクレーム処理
    3. 製品の抗菌力と使用方法、容器の選択
  7. 微生物汚染防止のための社内ネットワーク
    • よりよい微生物管理を行うために

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルを配布予定です。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2024年12月16日〜25日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/22 中国NMPAの海外化粧品製造工場査察対策と最新NMPA規制情報 オンライン
2024/11/27 パウダー化粧品の処方設計のポイントと粉体物性の機器評価方法 オンライン
2024/11/28 化粧品OEM/ODMにおける品質管理・保証とトラブル防止のリスクアセスメント オンライン
2024/11/29 非無菌医薬品における微生物学的品質管理の必要レベルと微生物限度試験法実施事例 2024 オンライン
2024/11/29 化粧品広告において薬機法及び各種規制を厳守しながら商材を光らせるポイント オンライン
2024/12/4 ISO9001:2015から化粧品GMP、ISO22716への適応、および原料に関するEFfCI GMP、一次容器に関するISO15378の要求の理解 オンライン
2024/12/10 化粧品OEM/ODMにおける品質管理・保証とトラブル防止のリスクアセスメント オンライン
2024/12/10 アジア各国 (日本、中国、韓国、台湾、ASEAN) 及びEUの化粧品成分規制と輸出入可否判断のポイント オンライン
2024/12/12 微生物が作るヌメリ (バイオフィルム) の形成制御、防止・洗浄技術 オンライン
2024/12/13 化粧品広告において薬機法及び各種規制を厳守しながら商材を光らせるポイント オンライン
2024/12/17 アジア各国 (日本、中国、韓国、台湾、ASEAN) 及びEUの化粧品成分規制と輸出入可否判断のポイント オンライン
2024/12/18 滅菌製品および無菌医薬品における微生物試験の実務とバリデーションのポイント オンライン
2024/12/19 化粧品基準に基づく成分規制とスキンケア化粧品の成分特性を生かした処方設計・安定性確保 東京都 会場・オンライン
2024/12/20 アレニウス式加速試験におけるプロット作成と予測値の取扱い オンライン
2024/12/20 医薬部外品/化粧品の法規制動向把握と 規格設定および申請資料/別紙規格の作成方法 オンライン
2024/12/23 化粧品の微生物管理と防腐・抗菌性試験実施 基礎講座 オンライン
2024/12/25 化粧品・医薬部外品製造時の微生物制御及び適切な試験・評価技術 オンライン
2025/1/6 微生物が作るヌメリ (バイオフィルム) の形成制御、防止・洗浄技術 オンライン
2025/1/8 アレニウス式加速試験におけるプロット作成と予測値の取扱い オンライン
2025/1/8 医薬部外品/化粧品の法規制動向把握と 規格設定および申請資料/別紙規格の作成方法 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/4/26 微生物、動物/植物細胞を培養するバイオリアクター:設計とスケールアップの基礎
2022/11/30 バイオプロセスを用いた有用性物質生産技術
2022/11/14 抗菌素材 (CD-ROM版)
2022/11/14 抗菌素材
2022/7/22 微生物の取り扱いと微生物管理に関わる試験法
2021/12/24 動的粘弾性測定とそのデータ解釈事例
2021/3/31 抗菌・抗ウイルス性能の材料への付与、加工技術と評価
2016/9/9 抗菌剤・抗カビ剤・抗ウイルス剤の基礎と応用
2014/10/27 化粧品に求められる使用感の共有と感性価値の数値化・定量化
2014/7/15 化粧品13社〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/7/15 化粧品13社〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/5/15 美容液・化粧水 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/5/15 美容液・化粧水 技術開発実態分析調査報告書
2013/8/28 化粧品・医薬部外品およびその原料の安全性評価と規格・試験法設定
2013/1/28 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方
2012/7/4 薬事法・景品表示法 実践 戦略パック
2012/5/25 化粧品13社 技術開発実態分析調査報告書
2012/5/25 化粧品13社 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2010/3/1 シリコーン製品市場の徹底分析