技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

全固体電池の基礎と最新動向

全固体電池の基礎と最新動向

~界面を中心として~
オンライン 開催

視聴期間は2024年7月25日〜8月1日を予定しております。
お申し込みは2024年7月30日まで承ります。

概要

本セミナーでは、全固体電池の開発を取り巻く現状と、キーポイントとなる固体電解質および電池内部の界面で生じる現象についてわかりやすく解説いたします。

配信期間

  • 2024年7月30日(火) 13時00分2024年8月1日(木) 16時30分

お申し込みの締切日

  • 2024年7月30日(火) 13時00分

受講対象者

  • 電気化学デバイスの研究開発に携わる方
    • 全固体電池
    • 燃料電池 等
  • 二次電池への新規参入を検討されている企画部門の方
  • 二次電池や全固体電池について情報を集めたい方

修得知識

  • 全固体電池のメリット・デメリット、現状と課題に
  • 固体電解質の基礎と応用
  • 固体電解質の界面・表面の分析と構造

プログラム

 過去10年の間、二次電池特にリチウムイオン電池の用途は急拡大し、ウェアラブル端末から電気自動車に至るまで、身の回りの様々な製品に利用されています。多方面への展開により電池の性能は向上し、それにより電気製品の性能も向上しています。二次電池の用途が広がる中で、リチウムイオン電池を越える新たな二次電池の研究・開発も進められています。中でも、固体電解質を用いた全固体電池は、カーボンニュートラル社会の実現や、IoT社会の発展を支える新たな二次電池として注目を集めています。全固体電池では、構成する全ての部材が固体となるために、利点もある一方で、新たな課題も生じています。
 本セミナーでは、全固体電池の開発を取り巻く現状と、全固体電池開発のキーポイントとなる固体電解質および電池内部の界面で生じる現象について基礎からわかりやすく解説します。

  1. ポストリチウムイオン電池と全固体電池
    1. ポストリチウムイオン電池と全固体電池への期待
    2. 全固体電池の構造と特徴
      1. 小型用途:チップ型全固体電池
      2. 大型用途:バルク型全固体電池
  2. 固体電解質の基礎と特徴
    1. 結晶欠陥
    2. 拡散とイオン伝導,イオン導電率
    3. 粒界,界面
      1. 空間電荷層
      2. 界面反応層
    4. 主な固体電解質とその特徴
    5. 固体電解質の合成と焼結
    6. 固体電解質の評価
      1. 構造
      2. イオン伝導性
      3. 電気化学安定性
  3. 全固体電池の課題と取組み例〜酸化物系全固体電池を中心として〜
    1. 合剤電極内部の分極要因
    2. 活物質・電解質の界面接合
    3. 電池内部の計測・評価
  4. 国内外の研究動向
    1. バルク型全固体電池
      1. 合剤電極
      2. 金属リチウム負極
    2. チップ型全固体電池
    3. 全固体リチウム – 硫黄電池
  5. まとめ
    • 質疑応答

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2024年7月25日〜8月1日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/12/5 EUバッテリー規則の最新技術動向と対応策 オンライン
2025/12/11 レオインピーダンスによる電池材料・機能性材料のその場解析 オンライン
2025/12/16 AEM (アニオン交換膜) 型水電解の基礎、要素材料・要素技術および最新動向と今後の展望 オンライン
2025/12/16 全固体電池における技術・研究開発の現状と今後の動向 オンライン
2025/12/17 全固体電池における技術・研究開発の現状と今後の動向 オンライン
2025/12/25 水素エネルギー・アンモニア燃料の最新動向と今後日本企業がとるべき事業戦略 東京都 会場・オンライン
2026/1/8 水素エネルギー・アンモニア燃料の最新動向と今後日本企業がとるべき事業戦略 オンライン
2026/1/14 EV用リチウムイオン電池のリユース・リサイクル技術の動向と課題、今後の展望 オンライン
2026/1/20 全固体電池の世界動向とフッ化物電池の最前線 オンライン
2026/1/21 リチウムイオン電池用バインダーの開発動向と今後の要求特性 オンライン
2026/1/27 SOFC (固体酸化物形燃料電池) の開発動向と劣化メカニズムの解明 オンライン
2026/1/30 リチウムイオン電池用バインダーの開発動向と今後の要求特性 オンライン
2026/1/30 EV用リチウムイオン電池のリユース・リサイクル技術の動向と課題、今後の展望 オンライン
2026/2/10 リチウムイオン電池の負極材料技術 オンライン

関連する出版物

発行年月
2018/8/1 全固体リチウムイオン電池の展望
2018/7/31 全固体電池の基礎理論と開発最前線
2018/2/26 再生可能エネルギーと大型蓄電システムの技術と市場
2018/2/23 2018年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2017/11/30 次世代電池用電極材料の高エネルギー密度、高出力化
2017/8/25 2017年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2017/5/25 EVに最適なバッテリーマネジメント技術と市場
2017/4/21 2017年版 蓄電池・キャパシタ市場の実態と将来展望
2017/2/28 全固体電池のイオン伝導性向上技術と材料、製造プロセスの開発
2017/2/24 2017年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2016/8/26 2016年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2016/2/26 2016年版 車載用・産業用蓄電池市場の実態と将来展望
2015/8/17 バッテリー関連技術〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2015/8/17 バッテリー関連技術〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2015/6/30 導電性フィラー、導電助剤の分散性向上、評価、応用
2015/6/26 2015年版 蓄電池・キャパシタ市場の実態と将来展望
2015/6/26 2015年版 民生機器用蓄電池市場の実態と将来展望
2015/5/29 2015年版 水素燃料市場・関連技術の実態と将来展望
2015/2/27 2015年版 車載用・産業用蓄電池市場の実態と将来展望
2015/1/30 2015年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望