技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

経皮吸収の基礎と評価方法

経皮吸収の基礎と評価方法

~in vitro評価/イメージング評価の実際・試験デザインのコツ~
オンライン 開催

視聴期間は2024年7月5日〜19日を予定しております。
お申し込みは2024年7月5日まで承ります。

概要

本セミナーでは、経皮吸収分野における医薬品 (外用剤) と化粧品の違いを述べ、経皮吸収の基礎とその評価法についてわかりやすく解説いたします。

開催日

  • 2024年7月5日(金) 13時00分 2024年7月19日(金) 16時30分

修得知識

  • 経皮吸収の基礎
  • 経皮吸収の必要性
  • 経皮吸収の実験と解析方法
  • 三次元皮膚モデルを用いた評価法
  • ヒト摘出皮膚を用いた評価法

プログラム

 有効成分の経皮吸収性は基剤と皮膚の状態に依存するため、成分や基剤の物理化学的特性、皮膚の構造を理解しなければならない。また、試験法や試験ツールもいろいろ存在するため、製品の開発段階や目的にあった試験条件の設定が重要となる。
 本セミナーでは、経皮吸収の第一歩として基礎を学びたい方に、経皮吸収の考え方や評価法について、写真や動画も使いわかりやすく解説する。

  1. はじめに
    1. 経皮吸収とは
    2. 経皮吸収技術・評価の必要性
    3. 医薬品外用剤と化粧品の違い
  2. 経皮吸収の基礎
    1. 皮膚の構造
    2. 成分の経皮吸収経路
    3. 経皮吸収の評価指標
    4. 経皮吸収に関する各種の評価パラメータ
    5. 皮膚透過速度と皮膚中濃度
    6. 経皮吸収に影響を与える要因
      • 薬物物性
      • 皮膚状態
      • 吸収促進剤
      • 外部エネルギーを利用した皮膚透過促進
      • 基剤の影響
      • 活量の概念
      • 活量を考えた製剤設計の例
  3. In vitroにおける経皮吸収試験・評価
    1. 一般的な経皮吸収評価の流れ
      1. 試験条件の設定
        • 皮膚膜の選択
        • レシーバー液の選択
        • 適用方法
      2. 試験実施
        • フランツセルへの設置
        • レシーバー液のサンプリング
      3. 測定
        • 定量と観察
      4. 解析
        • 累積透過量の算出方法
        • 透過パラメータ算出
        • 累積透過量・皮膚中量から得る情報
    2. 皮膚モデルを用いた評価の流れ・評価例
    3. ヒト摘出皮膚を用いた評価の流れ・評価例
    4. 皮膚モデルとヒト摘出皮膚の違い
    5. イメージング評価
      • 蛍光物質を用いた評価とその注意点
      • リポソームを用いた浸透評価例
      • 分析機器を用いた評価
  4. In vivo (ヒト・動物) における経皮吸収試験・評価
    1. 血中濃度測定による評価
    2. テープストリッピングによる評価
  5. 最後に
    1. 海外ガイドラインの比較
    • 質疑応答

講師

  • 吉田 大介
    ニッコールグループ 日光ケミカルズ株式会社 薬剤開発部
    部長

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 32,400円 (税別) / 35,640円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 32,400円(税別) / 35,640円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

アーカイブ配信セミナー

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は2024年7月5日〜19日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
本セミナーは終了いたしました。

関連する出版物

発行年月
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し
2014/11/27 3極対応リスクマネジメントプラン策定とEU-GVPが求める記載事項/国内との相違点
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/10/27 化粧品に求められる使用感の共有と感性価値の数値化・定量化
2014/7/30 高薬理活性医薬品・封じ込めQ&A集
2014/7/15 化粧品13社〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/7/15 化粧品13社〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書
2014/5/15 美容液・化粧水 技術開発実態分析調査報告書
2014/5/15 美容液・化粧水 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2013/9/2 原薬・中間体製造プロセスにおける課題と対策
2013/8/28 化粧品・医薬部外品およびその原料の安全性評価と規格・試験法設定
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/31 在宅でのCDTM(共同薬物治療管理)の実践と薬局・薬剤師の次世代モデル