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微細藻類・海洋微生物の燃料・素材等への応用と最新動向

微細藻類・海洋微生物の燃料・素材等への応用と最新動向

~脱炭素化に向けた利活用と技術課題もふまえて~
オンライン 開催

視聴期間は2024年6月17日〜24日を予定しております。
お申し込みは、2024年6月21日まで承ります。

概要

本セミナーでは、バイオ燃料、化学製品、医薬品、食品、化粧品など幅広い分野の応用に期待される微細藻類・海洋微生物について取り上げ、微細藻類・海洋微生物基礎知識から産業利用の現状、課題・問題点など最新動向を解説いたします。

開催日

  • 2024年6月21日(金) 10時30分 2024年6月24日(月) 16時30分

受講対象者

  • 微細藻類ビジネス (従属栄養種を含む) を検討している方
  • 微細藻類を取り扱っている技術者、開発者、研究者
  • 脱炭素化に向けた微細藻類の展開・課題を知りたい方

修得知識

  • 微細藻類を商材として実用化するための事業化計画の考え方
  • 微細藻類の今後の産業利用可能性

プログラム

 各種微細藻類の産業利用研究がブームになり、様々な公的資金や補助金が投入されているが、実際にすでに実用化されてビジネスになっている例はそれほど多くない。微細藻類の利用と産業利用の間に存在する様々なハードルと、それを克服して実用化した具体例について講義する。
 また、脱炭素化にむけても微細藻類の利用が注目されているが、実際に脱炭素化にむけて克服しなければならない技術的ハードルについても指摘する。

  1. はじめに
    1. 微細藻類の基礎知識
    2. 微細藻類ビジネスの現状
    3. 微細藻類ビジネスの問題点
    4. 研究材料としての微細藻類
      1. 微細藻類のメリット
      2. 微細藻類のデメリット
      3. 実用化に向けた技術的課題
      4. 脱炭素化にむけて克服しなければならない技術的ハードル
  2. 微細藻類の培養・生産プロセス技術
    1. 微細藻類の培養技術
      1. 微細藻類培養の基本プロセス
      2. スケールアップとそのポイント
    2. 微細藻類の成分回収・分離・抽出技術
      1. 微細藻類の成分回収・分離・抽出技術とそのポイント
  3. 各微細藻類の特徴・培養のポイントと実用化例
    1. ユーグレナ
      1. ユーグレナの生理生態学
      2. 培養の際のポイント
        • 生育条件
        • 水質・他の生物の影響
        • 特徴的な代謝
      3. ユーグレナの用途別機能及び有効成分と基本的な生産プロセス
        • 飼料
        • バイオプラスチック
        • ナノファイバー
      4. ユーグレナの従属栄養培養による脱炭素
    2. クロレラ
      1. クロレラの生理生態学
      2. 培養の際のポイント
        • 生育条件
        • 水質・他の生物の影響
        • 特徴的な代謝
      3. クロレラの用途別機能及び有効成分と基本的な生産プロセス
        • 飼料
        • 食品
      4. クロレラの産業利用に向けた課題とその克服事例
    3. ヘマトコッカス
      1. ヘマトコッカスの生理生態学
      2. 培養の際のポイント
        • 生育条件
        • 水質・他の生物の影響
      3. ヘマトコッカスの用途別機能及び有効成分と基本的な生産プロセス
        • 食品
        • 化粧品
      4. ヘマトコッカスの産業利用に向けた課題とその克服事例
    4. ラビリンチュラ
      1. ラビリンチュラの生理生態学
      2. 培養の際のポイント
        • 生育条件
        • 水質・他の生物の影響
        • 特徴的な代謝
      3. ラビリンチュラの用途別機能及び有効成分と基本的な生産プロセス
        • 食品
        • バイオ燃料
      4. ラビリンチュラの従属栄養培養による脱炭素
  4. 産業利用・脱炭素社会に向けた今後の活用展開
    1. ユーグレナ
      1. バイオ燃料
      2. バイオプラスチック
    2. ラビリンチュラ
      1. 飼料
      2. 食品
      3. 医薬品
      4. バイオ燃料
  5. 終わりに
    • 多様な微細藻類の産業利用にむけて – 必要性と技術課題 –
    • 質疑応答

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

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  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2024年6月17日〜24日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は別途、送付いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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