技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

研究開発・技術部門が行う特許情報調査の基本とすすめ方、調査精度を高めるポイント

研究開発・技術部門が行う特許情報調査の基本とすすめ方、調査精度を高めるポイント

~特許情報調査における漏れの無い検索式の作成と実施のノウハウ~
オンライン 開催 演習付き デモ付き

視聴期間は2024年6月7日〜20日を予定しております。
お申し込みは2024年6月7日まで承ります。

概要

このセミナーでは、特許調査の基本から、調査精度を高めるポイントについて解説するとともに、競合他社が保有する障害となる特許を漏れなく把握する「競合他社調査」と、研究開発テーマに関連する特許を集めて見える化 (全体俯瞰) する「技術テーマ調査」のやり方について解説いたします。

開催日

  • 2024年6月7日(金) 10時30分 2024年6月20日(木) 16時30分

受講対象者

  • 特許情報を研究開発に活かしたい研究開発技術者
  • アイデア創出を行いたい研究開発技術者
  • 知的財産担当者

プログラム

 モノづくり企業が自社商品を手掛けるときに、特許に対するケアは必須です。事業を安全に進めるために、自社商品を特許で保護するとともに、競合他社の特許権への権利侵害を防ぐことが必要です。また、商品開発のヒントにもなる特許情報を研究開発活動にうまく活用しない手はありません。
 このセミナーでは、特許調査の基本から、調査精度を高めるポイントについて解説するとともに、競合他社が保有する障害となる特許を漏れなく把握する「競合他社調査」と、研究開発テーマに関連する特許を集めて見える化 (全体俯瞰) する「技術テーマ調査」のやり方について解説します。講義の中では、J-PlatPatに接続しながらのデモンストレーションや操作体験実習を交えながら進めていきます。

  1. 特許情報調査について
    1. 特許調査を漁業に例えると
    2. 情報検索の考え方
    3. 特許調査の種類と目的
  2. いろいろな特許調査のやり方
    1. 番号から調べる
    2. キーワードを使って調べる
    3. キーワードの類義語展開
    4. 特許分類について
      • デモ&体験実習1: PMGSで分類コードの内容を参照する
    5. キーワード検索と分類検索について
  3. 検索式の考え方について
    1. AND、OR、NOTで検索式を表す
    2. 検索概念の掛け合わせを表すベン図
  4. 特許調査の基本手順
    1. モデル事例の調査テーマの内容
    2. 調査テーマを検索概念で表現
    3. 予備検索
    4. 本検索式立案
      • デモ&体験実習2: J-PlatPatで多面的検索と検索式の統合
    5. スクリーニング
    6. 報告書の作成
  5. 審査経過の確認
    1. 生死状況の確認の各種パターン
      • デモ&体験実習3: 気になる特許の審査経過確認
  6. 特許検索の精度を高めるために
    1. 概念検索を活用する
    2. 芋づる式アプローチ
    3. 多面的な検索アプローチ
    4. 近接演算の活用
    5. 避けたいNOT検索
  7. 競合他社調査について
    1. 対象製品のどの部分を調べるのか
    2. 侵害特許調査では死滅特許は除外する
    3. 特許請求の範囲の読み解き方
    4. 問題特許への対策
    5. 無効化の可能性を検討する
  8. 技術テーマ調査について
    1. 調査結果を一覧表にまとめる
    2. 技術層別して技術体系化項目を検討する
    3. 技術系統分布図
    4. 時系列流れ図
    • 質疑応答

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 36,200円 (税別) / 39,820円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 36,200円(税別) / 39,820円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

アーカイブ配信セミナー

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は2024年6月7日〜20日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/9/4 外国への特許出願戦略とその要否判断、出願国決定の条件 オンライン
2024/9/4 コア技術の価値を再定義して真の新規事業を立ち上げる方法 オンライン
2024/9/5 知財インテリジェンス活動の社内展開、他部門との連携 オンライン
2024/9/5 強い特許クレームの書き方から他社特許発明の分析方法とその対応 オンライン
2024/9/5 自社の未来に備える研究開発ポートフォリオのマネジメントの全体像と具体的展開法 オンライン
2024/9/6 自社の強みを活かした開発マーケティング実践講座 オンライン
2024/9/9 パテントマップの作成とそれを用いた開発・知財・事業戦略の策定と実践方法 京都府 会場
2024/9/9 感性情報の計測・評価と製品開発への応用 オンライン
2024/9/10 技術・商品・事業それぞれのロードマップの作り方、統合化と活用法 オンライン
2024/9/10 英文契約書の読み方・書き方基礎講座 オンライン
2024/9/11 新規事業、新規R&Dテーマを社内で通すための経営層への説明・説得の仕方 オンライン
2024/9/11 レオロジーを特許・権利化するための基礎科学、測定技術、知財戦略 オンライン
2024/9/12 ロジカルでありながら自社が主体的に描くマクロ環境分析に基づく未来のニーズの予測法 オンライン
2024/9/12 新製品への生成AIの組み込み方、実装方法 オンライン
2024/9/12 IPランドスケープの基礎と応用 オンライン
2024/9/12 技術者・開発者がゼロから学べる知財の基礎からノウハウまで オンライン
2024/9/13 技術者・研究者のための新規事業創出と成功の具体的方法 オンライン
2024/9/13 企画成功へ導く新・マネジメント論 オンライン
2024/9/17 技術・商品・事業それぞれのロードマップの作り方、統合化と活用法 オンライン
2024/9/17 国内外のAI法規制と企業のAIリスク対策 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/4/15 テンセント (騰訊Tencent) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版) (CD-ROM版)
2024/4/15 テンセント (騰訊Tencent) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版)
2024/3/29 後発で勝つための研究・知財戦略と経営層への説明・説得の仕方
2024/3/11 アリババ (阿里巴巴 Alibaba) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版)
2024/3/11 アリババ (阿里巴巴 Alibaba) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版) (CD-ROM版)
2023/12/27 実験の自動化・自律化によるR&Dの効率化と運用方法
2023/10/31 出口戦略に基づく研究開発テーマの設定と事業化への繋げ方
2022/8/31 研究開発部門と他部門の壁の壊し方、協力体制の築き方
2022/7/29 費用対効果に基づく外国特許出願国の選び方・進め方
2022/4/28 研究開発部門へのDX導入によるR&Dの効率化、実験の短縮化
2022/4/4 軸受6社 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2022/4/4 軸受6社 技術開発実態分析調査報告書
2022/2/28 With・Afterコロナで生まれた新しい潜在・将来ニーズの発掘と新製品開発への応用
2021/10/29 “未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方
2021/8/31 研究開発の "見える化" によるR&Dテーマ評価、進捗管理と進め方
2021/3/31 研究開発テーマの評価と中止/撤退判断の仕方
2021/3/31 経営・事業戦略に貢献する知財価値評価と効果的な活用法
2020/10/30 研究開発者のモチベーションの高め方と実践事例
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/1 軸受の保持器 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)