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ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と構造・物性制御

ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と構造・物性制御

~構造と力学物性の関係、構造解析手法、成形加工など~
オンライン 開催

視聴期間は2024年2月29日〜3月14日を予定しております。
お申し込みは2024年3月12日まで承ります。

概要

本セミナーでは、ポリマーアロイについて基礎から解説し、ポリマーアロイの構造、ポリマーアロイの成形加工、今後のポリマーアロイについて詳解いたします。
ポリマーアロイに関する幅広い知識が得られ、新規ポリマーアロイ材料を作るための材料設計に対する考え方を理解していただけます。

開催日

  • 2024年3月12日(火) 10時30分 2024年3月14日(木) 16時30分

修得知識

  • ポリマーアロイに関する幅広い知識
  • 新規ポリマーアロイ材料を作るための材料設計

プログラム

 高性能高分子材料を開発する方法として、2種類以上の高分子を複合化するポリマーアロイは非常に重要である。
 本講演では、まずポリマーアロイの定義について述べ、開発事例を紹介しながら歴史に触れる。そして、相溶性や熱力学といったポリマーアロイの物理について詳しく説明する。次にポリマーアロイにおいて最も重要である構造と力学物性の関係について述べ、顕微鏡法および散乱法を用いた構造解析、ポリマー同士の界面構造、相容化剤の種類や効果について説明する。さらに現在のポリマーアロイの開発ではなくてはならない方法であるリアクティブプロセッシングの構造制御に関して詳しく説明する。
 これらの知見を踏まえて、具体的な開発事例を通して、押出機を用いた新規ポリマーアロイの開発や特殊溶融混練について紹介し、その仕組みや構造制御に関して概説する。最後に今後のポリマーアロイの開発についても言及する。

  1. ポリマーアロイの基礎
    1. ポリマーアロイの定義
    2. ポリマーアロイの歴史
    3. 相溶性と相容性
    4. 相図と熱力学
  2. ポリマーアロイの構造
    1. 構造と力学物性
    2. 構造の解析手法
    3. ポリマーアロイの界面構造
    4. 相容化剤の種類・効果
    5. リアクティブプロセッシング
  3. ポリマーアロイの成形加工
    1. 溶融混練押出
    2. 高L/D二軸混練押出機とリアクティブプロセッシング
    3. 特殊溶融混錬機による新規ポリマーアロイの開発
  4. 今後のポリマーアロイ
    1. 超分子とポリマーアロイ
    2. 資源循環社会とポリマーアロイ

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
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  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2024年2月29日〜3月14日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルを配布予定です。
本セミナーは終了いたしました。

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